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ミャンマーの伝統スカート ロンジー(Longyi)

ミャンマーに行くと、男性の9割がロンジーを履いてることに気づく。

そして、なんだか欲しくなってくる。

と、思っていたら、宿の主人が新品のロンジーを私にくれたのだ。

ロンジーは綿でできていて、大きな布地を筒状に縫い合わせただけの簡単なものだ。

男性は前で結び目を作って、おなかに挟み込むだけなので、動いていると緩んでくる。

バーミーズ男子は結び直すのをよく見かける。

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色は濃いめで、うすーいチェック柄が入っているものが多く、シャツと合わせてフォーマルな着こなしをしている。

お寺に参拝に行く時は、肩を出しては行けないし、裸足で寺の敷地に入らなければならない。(寺の入り口には靴預かり所があるところもある)

瞑想する時は、ロンジーを着用しなければならない。(上はTシャツでもシャツでもかまわないが、女性は白い帯を胸に巻くこと)

このロンジー、使っているとかなり便利なのだ。

ミャンマーでは大きなバケツに水を溜めて、桶ですくって水浴びをするのだが、ロンジーを着たまましたりする。

トイレに行く時もまくし上げれば良いし、長さも調節できるし、寒いときにはくるまって寝ることもできるし、作業する時や、チンロン(輪になってボールをリフティングする競技)をするときは、オムツのように動きやすくすることもできるし、とにかく涼しいのだ。

ミャンマーの伝統的な柄は、チェックではなくもっと複雑な柄なのだが、安くて日常で着るものは、インドぽい英国風のチェック柄が多い。


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