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「ムーミン谷の仲間たち」を読む

金曜日に翻訳家Nちゃんとの月1回のリモート勉強会があるので、今回の課題図書(本の感想などを話します)「ムーミン谷の仲間たち」トーベ・ヤンソン著を読みました。
なんでこの本が課題図書になったのかは確か・・・。
前回の勉強会でNちゃんが最近「オズの魔法使い」を読んで、こんな話やったんや! と驚いたと言っていた。確かに題名だけは知っているけど、内容わかってない童話結構あるなぁ~って話になり、童話が課題図書になったのだ。でもなんでムーミンになったのかがわからない。

9つの短編からなるこの本を読んで、これを子供が読むのかと驚いた。
「ニョロニョロのひみつ」という話で、突然家族に何も言わずムーミンパパがいなくなった。それをムーミンママはそのうち帰ってくるでしょうと、どんとしている。その時にママが言う。「みんなおたがいに人のことは心配しないことにしてる。こうすれば、誰だってきがとがめないし、ありったけの自由がえられる」と。
うわっ! 凄い。私もこのくらいの大きな気持ちになりたい。人を自由にしてあげれる精神性ええな。で、これを子供達が読むのか。凄いな。

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