【作詞】Vertigo【めまい】

真新しいアスファルトの
水溜まりにうつる晴れ間
霧雨をまとった風車と煙突の群れ
雨上がりの気配を嫌って
ひとりアクセルを踏み込んだ

眩暈がするような道のり
帰り路を失くして
閉じこもったままの心なら
何処にでも行ける
誰にでも笑える

真っ白になった空の
雲の上にお日様
霧雨に抱かれた遠い町並み
雨上がりの陽射しを嫌って
ひとりアクセルを踏み込んだ

眩暈を覚えたばかりの日々
帰り道はもうない
閉じこもったままの心なら
何処にでも行ける
誰とでも笑える

クラクラと燃える陽炎の向こうへ
真っすぐねじれた短い旅の終わり
夢の産まれる海の底から
雲の消える空を見上げて

真新しいアスファルトの
水溜まりに浮かぶ青い空
霧雨の名残だけが懐かしい夏
雨上がりの記憶をたどって
ひとりアクセルを踏み込んだ

メラメラと灼けた足跡の行く先
空っぽの詰まった忘れ物のプレゼント
クラクラと燃える陽炎の向こうへ
真っすぐねじれた短い旅の終わり
夢の産まれる海の底から
雲の消える空を見上げて


スペイン語で「めまい」という意味の言葉です
雨上がりに常滑市の古い道路を走っていた時に思いついた言葉を元に書きました
真新しいアスファルトの水溜まりに雨上がりの青空がうつってる
って、とてもいい情景で好きなんです

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