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うねり取り実践 - 売買記録 2024-09

この記事では、私が実践しているうねり取りの売買記録を共有したいと思います。
自分の記録のためと多少とも同様の取引をしている方の参考になればと思っています。

うねり取りを始めたきっかけ

うねり取りを始めたきっかけは、林 輝太郎さんや立花義正さんの書籍を拝読したことです。
特に、立花義正さんの以下の書籍は、著者の人生での苦難・経験が赤裸々に記載されており単純な読み物としても面白かったですが、特にうねり取りのやり方について実践的な記載にとても感銘しました。

うねり取りの方法について

うねり取りの売買道具には、「場帖」、「玉帖」、「グラフ」があります。
私はまだ実践しながら勉強をしてる段階なので、玉帖はつけていません。
場帖とグラフだけでの実践です。
うねり取り対象としてフォローしているのは、帝人3401と東レ3402のみです。
なお、2023年1月より場帖をつけていますが、最初は2023年9月より分割売買の勉強・実践のため少ない株数での売買を始めました。

「場帖」
日々の株価を手書きで記録していきます。
目的は価格をフォローして変動感覚をつけること。
特定の株価の価格推移のリズムを把握し、売り買いのタイミングを判断します。

「グラフ」
場帖に記録された価格を手書きでグラフ化します。
これは、株価のうねりをビジュアル化し、3ヶ月、6か月などの中長期での価格の上げ下げ方向の変化を捉えるために利用します。
プロは1m x 1mの方眼紙を使いますが、私はスペースの問題もあり28cm x 40cm方眼紙で代替しています。

選定銘柄について

東レを対象を選定した理由は素材メーカーであり事業基盤がしっかりしていることとうねりにてきした株価の上下の動きが適度にあると思ったからです。

月足チャート

月足チャートでは、2018中期から株価がコロナの下げを除くと600円から800円前後を推移しています。


日足チャート

日足チャートで2023中以降を確認すると、700円~800円のレンジをほどよく上下に波を打っています。
700円前後で拾い、800円前後で売却すれば2~3ヶ月単位でうまく行きそうな感じです。

東レ3402の売買記録

2024年9月までの売買の記録は以下のとおりです。

売買ポイントと残玉

2/9 -  前日の大きな下げにより700円を割ったので買い
2/16 - 2/15日終値が676円となり、2/9の買値686円より下げため追加の買い
4/24 - もみ合い中 700低めの内に増玉。
6/7  - 800円を3回ほど超えたので1玉のみ様子見の売り
8/6 - 8/5の日経大幅下落直後に買い追加
9/26 - 800円を余裕で超えてきたのですべての玉を売却

ふりかえりと反省点

今年のこれまでの東レの株価の動きでは、理想的な売買タイミングは
2月 買い
5月 売り
8月 買い
9月 売り
となり、ちょうど2~3ヶ月単位のうねりが取れる感じになる。
私の売買での反省点は、

  • ポジションを保持する期間が長すぎ
    日柄を常に意識し、3ヶ月or6か月前後のタイミングで早めの手じまいを心掛けるべき
    5月に800円を前後した際、800円を超える金額にこだわり、タイミングを逃した。

これで一旦東レについては区切りにして、今後の様子をみた上で売りからうねりを取っていく予定です。
なお、当面は分割売買の練習が一番の目的で実践しています。
これまでは、等分割でしたが、不等分割売買も少しずつトライしてみたいと思います。1-2-3など増玉を徐々に増やしていくやつですね。
買いまたは売りの平均値をより有利に持っていくことができるので楽しみです。
別の記事でまたご紹介できたらと思いますが、うねり取りは最低でも6か月程度で一区切りになるため、次の記事には来年以降になると思います。

最後に

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