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【オリジナル】ラッカサファイア・ルシ天門【高額カード不採用】

こんにちは。Shecterowです。
デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、《サファイア・ウィズダム》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

《サファイア・ウィズダム》とは、DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」にて登場した進化エンジェル・コマンドです。
登場から長らく環境で使用されることはあまりありませんでしたが、超天篇において【白緑ファイブスター】が確立すると、そちらのフィニッシャーとして《聖霊王 アルファディオス》とともに採用されていました。
しかし、そのデッキの核となる《生命と大地と轟破の決断》が殿堂カードに指定されたことにより、【白緑ファイブスター】およびこのカードは環境から姿を消しました。

しかしDMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」において《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》という非常に相性の良い進化元が登場したことによって、今回そちらを軸にした《ヘブンズ・ゲート》デッキのフィニッシャーとして《サファイア・ウィズダム》を採用したデッキを組んでみました。

《サファイア・ウィズダム》は《ヘブンズ・ゲート》を創り出した本人である、《ヘブンズ・ゲート》は彼の居城の入り口であるという背景ストーリーからもこれらを組み合わせることができてとても嬉しいです。

デッキレシピ

デッキレシピ

メインデッキ 40
《「伝説のサイバーパワー!」》× 4
《T・T・T》× 4
《イグゾースト・Ⅱ・フォー》× 2
《神の試練》× 2
《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1
《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2
《ヘブンズ・ゲート》× 4
《龍装の悟り 天命 / ヘブン・デ・エンドレーサ》× 2
《紫天連結 ネバーシデンド》× 3
《ルシファー》× 4
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》× 4
《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》× 2
《星門の精霊 アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 4
《サファイア・ウィズダム》× 2

構築した時点でのデッキ価格は最安値で11982円です。(トレカカク調べ)
《龍風混成 ザーディクリカ》や《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》などを採用しておらず、比較的安価に組むことが可能です。

トレカカク: サファイア・ルシ天門

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各カード採用理由

《「伝説のサイバーパワー!」》× 4
《T・T・T》× 4

サイパワ

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3コストにしてデッキを3枚掘り進めることができます。《「伝説のサイバーパワー!」》よりも《T・T・T》の方が手札補充としてもその他のモードを加味しても強いので、基本的には後者を打ちたいところですが、《「伝説のサイバーパワー!」》も、ほかの競合と比べると優秀なので採用しています。
《「伝説のサイバーパワー!」》の手札コストには、後述の《イグゾースト・Ⅱ・フォー》や《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の存在からも呪文を充てるようにします。
他の【ラッカ天門】系統のレシピではこの枠が合わせて7枚になっていることも多いですが、3ターン目に確実にプレイしたいカードであるため8枠採用しています。

《イグゾースト・Ⅱ・フォー》× 2

イグ

cipで墓地からコスト4以下の呪文を打つ効果ももちろん強力ですが、維持することによって呪文を唱えるたびに相手のクリーチャー1体にプリン効果を与える効果により、スター進化やEXライフ持ちのクリーチャーを無力化することができます。
1ターンに複数の呪文を唱えればそれだけ多くのクリーチャーを足止めすることができ、盤面に触れづらいこのデッキとの相性が非常に良い1枚です。
2~3枚の採用が検討できるカードですが、枠の都合上2枚の採用としています。

《神の試練》× 2

神の試練

《龍風混成 ザーディクリカ》を採用していないためループはできませんが、ドローやEXライフによって山札が薄くなりがちなので、ライブラリアウト対策として採用しています。
1度成功してしまえばその後ライブラリアウトによって負けることはなくなり、さらにEXターンを得ることができるので、詰めきれなかった時の保険になります。
基本的に詰めの直前に1度使えば良いカードですが、ゲーム中盤で打っても手札補充として活躍することと、EXライフにより盾に埋まってしまうことが頻発するため2枚採用しています。

《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1

ディール

クリーチャー面は指定したコストのクリーチャーをバウンスでき、呪文面は指定したコストのクリーチャー及び呪文をロックします。
このデッキでは《サファイア・ウィズダム》の存在から、詰めに使う呪文というわけでもないですが、ゲーム中盤で適宜相手の動きを妨害することができるので非常に優秀です。
殿堂カードなので1枚採用です。

《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2

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最近追加されたカード指定除去です。この枠は《スチーム・ハエタタキ》や《“乱振”舞神 G・W・D》との選択ですが、最近また流行りつつある《DG・パルテノン》も処理できたり、何だかんだ【青魔道具】をメタれるこちらを採用しました。クリーチャー面を使うことはほとんどありませんが、ウィニーを一掃できるのでないよりはマシです。ただし、自身の《イグゾースト・Ⅱ・フォー》も火力範囲に入ってしまっていることだけは注意しましょう。
動きの中枢になるカードではないため2枚のみの採用としています。

《ヘブンズ・ゲート》× 4

ヘブンズ・ゲート

長年にわたり愛され続けているパワーカードです。《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の登場により環境にも復帰しました。ビート対面ではこのカードが盾に埋まっているかいないかで勝敗が決すると言っても過言ではありません。
基本的には手打ちで《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の複数展開を狙います。そちらの効果で墓地から回収したり、踏み倒しで打てたりするのでさらに他のブロッカーを展開していきましょう。
削る理由もないので最大枚数採用です。

《龍装の悟り 天命 / ヘブン・デ・エンドレーサ》× 2

天命

クリーチャー面は光のブロッカーで《ヘブンズ・ゲート》に対応しており、早期に出せば相手の動きを阻害しつつ自分の動きを強くすることができます。
呪文面はコストが1重くなった代わりに進化クリーチャーも選べるようになった《魂と記憶の盾》です。《地封龍 ギャイア》をはじめとする大型のメタクリーチャーに対する回答として採用しました。
活躍する場面はそれなりに多いですが、墓地に落ちていれば《イグゾースト・Ⅱ・フォー》の効果で唱えることも可能なので2枚のみの採用としています。

《紫天連結 ネバーシデンド》× 3

シデンド

耐性を保ちつつ2回ブロックができるので速攻系のデッキに対してはこのカード1枚だけで勝つことも可能です。また、4打点でもあるのでアタッカーとしても優秀です。
《サファイア・ウィズダム》とこのカードだけでジャスキルを狙うことができる=《ヘブンズ・ゲート》1枚分の展開で詰めにいけるということで多めに3枚採用しています。

《ルシファー》× 4

ルシファー

トリガーとしてはかつて最強とも謳われた《終末の時計 クロック》と同等で、そちらと異なり手打ちでも非常に強力な踏み倒し呪文です。
このデッキでは主に《サファイア・ウィズダム》と《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》を踏み倒すために採用していますが、その他全ての《ヘブンズ・ゲート》対応クリーチャーも踏み倒すことができます。
また、このカード自体《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果で踏み倒すことができるので8コストという重さも全く気になりません。
コンセプトとなるため最大枚数採用してます。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》× 4

ロマイオン

【ラッカ天門】というアーキタイプを生み出しただけあってそのカードパワーは凄まじく、呪文の回収と踏み倒しによりリソースを切らさずに立ち回ることができます。
《ヘブンズ・ゲート》を踏み倒すのももちろん強力ですが、このデッキでは《ルシファー》を唱えて《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》や《サファイア・ウィズダム》を踏みたおしてフィニッシュしに行くのが主な役目です。
このカードを出すことで中盤以降ぐんと有利になるため最大枚数採用しています。

《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》× 2

ドキンダンテ

相手の場のクリーチャー全ての効果を無視する効果と相手ターン中の相手のアクションに反応して呪文を打つことができる、非常に強力なカードですが、コストの重さから環境ではあまり使われていないカードです。
このデッキでは《ルシファー》を採用しているため無理なく着地させることができ、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果で打ちたい呪文を抱えやすくなったので採用しています。
特に手札が少ない時は《サファイア・ウィズダム》のロック効果が貧弱になるのでこちらを優先します。
フィニッシャーとしての性能も高く、返しのターンの保険もできることから2枚採用しています。

《星門の精霊 アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 4

アナル

クリーチャー面は生きる《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》であり、呪文面はトリガーがなくなり、踏み倒す枚数が1枚減った代わりにコストも1減った《ヘブンズ・ゲート》です。
どちらの効果もこのデッキと非常に相性が良く、特に呪文面は1ターン早く大型ブロッカーを展開できるという点が非常に優秀で、先行であれば今流行りの【赤緑ボルシャック】の9コストの動きよりも先に展開することができるようになります。
呪文面でクリーチャー面を踏み倒すことができ、複数枚引いても困らないことから、最大枚数の採用としています。

《サファイア・ウィズダム》× 2

ウィズダム

コンセプトです。自身の手札の枚数が多ければ多いほど強固になっていくロックを仕掛けることができます。
このデッキでは《紫天連結 ネバーシデンド》、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、《星門の精霊 アケルナル》および《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》の4種類から進化することができ、特に《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のアタックトリガーで《ルシファー》を唱えながらその上に乗ることが多いです。
《「伝説のサイバー・パワー!」》、《T・T・T》、《神の試練》によるドローや《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》による呪文の墓地回収によって比較的手札を抱えやすく、ロック効果も必然的に強力なものとすることができます。
コンセプトではありますが、デッキをガンガン掘ることができるので2枚のみの採用としています。

不採用カード・採用候補カードについて

《龍風混成 ザーディクリカ》
《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》

ザーディ

ネバー

非常に強力なカードではありますが、このデッキでは展開の軸として《ドラゴンズ・サイン》ではなく《ルシファー》を採用しており、《ルシファー》を効果で打つことができない《龍風混成 ザーディクリカ》およびほぼその射出機である《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》は不採用としました。

《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》

エモ

近年大出世したカードです。宣言した名称をもつクリーチャーの効果を無効化にすることで相手の展開を阻害したり、トリガーをケアしたりすることができますが、《サファイア・ウィズダム》と役割が被るために不採用としています。
複数立てることでアンタッチャブルを獲得できるので、採用する場合は最大枚数採用すべきだと思っています。

《オリオティス・ジャッジ》

オリジャ

《ガル・ラガンザーク》や《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》をまとめて山札下に送れ、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のEXライフを能動的に剥がして呪文を踏み倒すこともできます。
【青黒魔導具】に対して非常に優秀に働くため、2枚程度の採用も十分に検討できます。

動かし方

序盤は3コストのドローソースから《イグゾースト・Ⅱ・フォー》に繋ぎ、山札をどんどん掘っていきます。
増えた手札から《スターゲイズ・ゲート》もしくは《ヘブンズ・ゲート》を唱え、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を出し、さらにターンを跨いで継続的にいずれかの門を打ちながら打点を揃えていきます。
対面によって、相手が次のターンに動いてきそうなら《龍装の悟り 天命 / ヘブン・デ・エンドレーサ》を出すことで1ターン稼ぐことができたりします。
フィニッシュ時には、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》のアタックトリガーで《ルシファー》を唱え、《禁時混成王 ドキンダンテ ⅩⅩⅡ》もしくは《サファイア・ウィズダム》を出します。
前者は盤面に対して、後者は盤面以外に対しての制圧力が高いのでいずれか相性の良い方を選択します。

おわりに

1枚1000円以上のカードを一切使用することなく非常に高い出力と制圧力を持つデッキを組めたかと思います。

個人的には無いと思っていますが、冬の改訂で《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》や《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》が殿堂されそうという声もちらほら聞こえるので、
そうなったら《サファイア・ウィズダム》を採用するのもありなのかなーと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

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