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【オリジナル】シータバジュラスター2nd閃【カツキング抜き】

こんにちは。Shecterowです。
デュエル・マスターズ (デュエマ)のカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

先日、デュエル・マスターズ公式Youtubeチャンネル「デュエチューブ」にて、以下のカードが発表されました。

メテヲシャワァ <バジュラ.Star> VR 水/火文明 (6)
スター進化クリーチャー:フェニックス/アーマード・ドラゴン/レクスターズ 12000
スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを3枚引く。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーをコストの合計が自分の手札の枚数以下になるよう2体まで選び、破壊する。

《超竜バジュラ》の力を継承したスター進化のようですが、そちらに由来するランデス能力はなく、cipのドローとアタックトリガーの除去能力を持っています。
単体性能としては《マニフェスト <マルコ.Star>》と共通する部分が多いですが、そちらと比較するとコストが重く、正直使いにくそうな印象でした。

今回は、このクリーチャーを《王来英雄 モモキングRX》から出すことによって合計5枚ドローしつつ3打点を押し付けることができるという点に着目してデッキを作成してみました。

デッキレシピ

デッキレシピ

メインデッキ 40
《Dis ノメノン》× 4
《ゴリガン砕車 ゴルドーザ / ダイナマウス・スクラッパー》× 3
《ツネキン☆ゲームス》× 3
《”龍装”チュリス》× 4
《龍装者 バルチュリス》× 4

《奇天烈 シャッフ》× 2
《王来英雄 モモキングRX》× 4
《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》× 4
《生命と大地と轟破の決断》× 1
《超竜バジュラ》× 1
《天災超邪 クロスファイア 2nd》× 3
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》× 4
《蒼き団長 ドギラゴン剣》× 1
《単騎連射 マグナム》× 1
《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1

構築した時点での未発売カードを除いたデッキ価格は、最安値で17605円です。(トレカカク調べ)
《生命と大地と轟破の決断》と《超竜バジュラ》の2種類は少し高いですが、その他の基本の動きをする部分は比較的安く集めることができ、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を採用していないため、同型のデッキよりはかなり安く組むことができると思います。

スクリーンショット 2021-08-29 1.53.04

各カード採用理由

《Dis ノメノン》× 4

ノメノン

相手のメタクリーチャーを処理しながらリソースを伸ばすことができます。通常の【シータRX閃】と同様、《"龍装"チュリス》+ 革命チェンジの流れに対する相手のメタクリーチャーの設置を裏目にさせることができます。
ジャストダイバーにより場に残りやすく、《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》を素出しするプランを取る時の進化元としても使えます。
《"龍装"チュリス》との2択を押し付けたいので最大枚数採用しています。

《ゴリガン砕車 ゴルドーザ / ダイナマウス・スクラッパー》× 3

ゴルドーザ

《大爆龍 ダイナボルト》の登場によりそちらに株を奪われることの多くなったカードですが、ドラゴンであることを活かせないのであればツインパクトおよびラスト・バーストの存在によりこちらに軍配があがります。
単純にアタッカーとして優秀であり、呪文面で大抵のメタクリーチャーを処理できるという点から3枚採用していますが、色のバランスを見た上で他のカードとの差し替えも十分にあり得ます。

《ツネキン☆ゲームス》× 3

ツネキン

いくつか存在するメタカードの枠としての採用です。
このカードの強みは、cipのバウンスで除去やアタックキャンセルができるということと、ターン指定がないためS・トリガーによる踏み倒しでも相手のマナが伸び切るまでなら封じれること、デッキ全体で不足しがちな水/自然文明であるという点です。また、間に合いさえすれば《我我我ガイアール・ブランド》の召喚も止めることができます。
メタクリーチャー枠としての採用なので、環境やデッキバランスを見て他の採用候補メタクリーチャーとの差し替えも検討できます。

《”龍装”チュリス》× 4

ドルガン

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》への革命チェンジ元としての採用です。《Dis ノメノン》との2択を押し付けるために最大枚数採用しています。

《龍装者 バルチュリス》× 4

バルチュリス

《ゴリガン砕車 ゴルドーザ》による2回攻撃から出して《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジしたり、《天災超邪 クロスファイア 2nd》+《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》の攻撃で盾を5枚割り切りつつ出してダイレクトアタックを決めたりと、突破力を高めてくれるカードです。
また、《Dis ノメノン》からスタートした場合は普通に召喚して革命チェンジ元になることもザラです。
最近の【シータRX閃】では不採用になっていることが多いですが、このデッキでは《王来英雄 モモキングRX》と《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》によるドローにより大量の手札を抱えやすいので最大枚数採用しています。


《奇天烈 シャッフ》× 2

シャッフ

相手のデッキタイプ次第では非常に強固なロックをしてくれるカードです。苦手な【ラッカ天門】のようなデッキに強烈に刺さるので採用しています。あくまでも妨害手段であり、自分の動きを強くするカードではないため、2枚のみの採用としています。

《王来英雄 モモキングRX》× 4

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普通に召喚して手札交換付きの2打点としても、自身の効果で《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》に進化しても、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジしても強いカードです。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》のファイナル革命で最も出したいカードでもあり、何枚でもプレイしたいカードなので最大枚数採用しています。
cipの手札交換が強制のため、ライブラリアウトにだけは注意が必要です。

《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》× 4

メテヲシャワァのコピー

今回のコンセプトです。《王来英雄 モモキングRX》から進化して3打点 + 最低でもコスト5以下になるようにクリーチャーを除去することができます。
また、ターン開始時の1ドロー + 《王来英雄 モモキングRX》による2ドロー + このカードによる3ドローで合計6枚引くことができ、《天災超邪 クロスファイア 2nd》のG0条件を満たすことができます。
このデッキでは《王来英雄 モモキングRX》と合わせてリソース獲得手段の要でもあるので最大枚数採用しています。

《生命と大地と轟破の決断》× 1

ネイチャー

主にマナから出す効果を使用します。《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》より上のカード全ておよび後述の《単騎連射 マグナム》が踏み倒し対象に入っており、中盤にメタクリーチャーを立て直したり、フィニッシュに必要なカードを展開したりと幅広く活躍してくれるため採用しています。
殿堂カードなので1枚採用です。

《超竜バジュラ》× 1

バジュラ

《王来英雄 モモキングRX》から進化して2枚ランデスできます。しかし大抵の場合盾を3枚もブレイクしてしまうため、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》や展開系のS・トリガーであっけなく返されてしまうことも多々あります。
殿堂カードでもあり、使い所を見誤らなければ強力なカードであることに間違いはないので1枚採用していますが、他のカードに差し替えても良いと思います。

《天災超邪 クロスファイア 2nd》× 3

クロスファイア2nd

《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》の項でも述べたように、そちらの展開からついでのようにG0で召喚することができます。奇襲性が高く、《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》をプレイする時には引きこみたいカードですが、それ以外のプランを取った時にはほとんど召喚することはできず、
同名カード複数体の展開もできないため3枚のみの採用としています。

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》× 4

ノヴァ

《Dis ノメノン》、《ツネキン☆ゲームス》、《王来英雄 モモキングRX》の3種類が踏み倒し範囲に収まっていますが、それらを展開できなくても《”龍装”チュリス》や《龍装者 バルチュリス》を3打点に化けさせるというだけで強力な1枚です。
3ターン目の《”龍装”チュリス》から動く際にこのカードか《蒼き団長 ドギラゴン剣》は必須なため最大枚数採用しています。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》× 1

バスター

おおよそ《蒼き守護神 ドギラゴン閃》と同様ですが、こちらはファイナル革命がほぼ不発にならない代わりに返しのターンでの防御手段を持たないため、きちんとフィニッシュし切れる状況で使いたいカードです。
時代を築いたカードであり言うまでもなく強力ですが殿堂カードなので1枚採用です。

《単騎連射 マグナム》× 1

単騎

とくに他のカードとのシナジーはないですが、S・トリガー獣や展開系のS・トリガー呪文、ニンジャ・ストライクや革命0トリガー獣など、あらゆるクリーチャーによる防御手段を封じることができます。
殿堂カードなので1枚採用です。

《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1

ディール

クリーチャー面はいざと言う時に大量バウンスすることができ、呪文面はフィニッシュにおける《奇天烈 シャッフ》や《単騎連射 マグナム》の互換として使うことができます。総じて強力なカードであり、殿堂カードなので1枚採用しています。

不採用カード・採用候補カードについて

《フェアリーの火の子祭》

火の子

通常の【シータRX閃】では定番パーツですが、このデッキでは《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を採用しておらず、5コストの動きがそちらよりも弱いので不採用としました。しかし、現在のレシピだと自然のカードがやや少ないため、《ゴリガン砕車 ゴルドーザ / ダイナマウス・スクラッパー》あたりとの差し替えもあり得るかと思います。

《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》

カツキング

言わずもがな強力なカードで、こちらも通常の【シータRX閃】では定番パーツですが、このデッキのコンセプトである《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》 + 《天災超邪 クロスファイア 2nd》+ 《龍装者 バルチュリス》の動きを採用した結果枠がなくなり、不採用としました。
このカードを採用するのであれば、上記のコンセプトは抜いて通常の【シータRX閃】として組んだ方が纏まりが良いです。

《アルカディアス・モモキング》

アルモモ

《王来英雄 モモキングRX》からの進化先としてセットで採用されることが多いカードですが、最近はこのカードによる影響を受けない光文明を含む呪文が多く採用されているので、刺さりづらくなりました。
とはいえ、そもそもそれらの呪文が増えた要因がこのカードの流行であり、このカード自身環境を作り出すほどのパワーカードでは間違いないので。通りが良い環境であれば十分に採用を検討できます。

動かし方

最も通したい動きは3ターン目の《”龍装”チュリス》からの《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き団長 ドギラゴン剣》への革命チェンジなので、まずはそこを狙います。
その動きを止めるために《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などでメタを張ってきたら、《Dis ノメノン》で処理しながらリソースを伸ばします。
盤面の取り合いをしながら5マナ以上に伸びたら、隙を見て《王来英雄 モモキングRX》+《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》+《天災超邪 クロスファイア 2nd》+《龍装者 バルチュリス》によるジャスキルを狙います。
《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》さえ立てることができれば、3ドローとアタックトリガーによる継続的な除去により、アドバンテージを稼ぐことができるので、6コストでの素出しも視野に入れます。

おわりに

基本の動きが【シータRX閃】とそう変わらず、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を不採用にしているためそのサーチ効果によるプレイングミスが発生しづらく、
《生命と大地と轟破の決断》と《超竜バジュラ》を不要とするならば安く組める(《メテヲシャワァ 〈バジュラ.Star〉》もおそらく300円前後)ので、初心者にもオススメできるデッキが組めたかと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

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