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【オリジナル】デアリ不死鳥モモキングダムX【新カード】

こんにちは。Shecterowです。

デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、《禁断英雄 モモキングダムX》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

本日、デュエマ公式twitterから、次弾キングマスターの《禁断英雄 モモキングダムX》が正式に発表されました。

モモキングダム

自分のレクスターズが出たときに構成枚数を増やし、6枚で構成されたときに全体パワー低下を放つことができますが、それまでは攻撃することができないという、構成枚数が増えるか減るかの違いはありますが、メインデッキに入れることができる《伝説の禁断 ドキンダムX》のような効果をしています。

巷では、《タイク・タイソンズ》によるJチェンジにより耐性持ち3打点を叩きつけたりする方法が注目されているようですが、私は構成枚数が動的に変化することと、全体パワー低下効果に着目しました。

まず、構成枚数が動的に変化することによって《爆流忍法 不死鳥の術》との相性が非常に良く、下に"表向き"で置かれたクリーチャーを狙って踏み倒すことができたり、
すでに下に5枚重ねて構成枚数が6枚になっている《禁断英雄 モモキングダムX》から、下のカードを抜きつつレクスターズを出すことで、再び全体パワー低下を放つことができます。

全体パワー低下は現環境に多いEXライフやスター進化による耐性を貫通することができ、相手ターンにS・トリガーでレクスターズを出すことによってカウンターを仕掛けることもできます。

今回は、以上のギミックを重視したデッキを組んでみたので紹介します。

デッキレシピ

レシピモモキン

メインデッキ 40
《禁断英雄 モモキングダムX》× 4
《無限皇帝の顕現》× 4
《虚∞龍 ゲンムエンペラー》× 3
《モエル・モヒッチ》× 3
《モモキング -始丸-》× 4
《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》× 4
《王来英雄 モモキングRX》× 4
《キャンべロ〈レッゾ.Star〉》× 4
《爆流忍法 不死鳥の術》× 4
《轟壊!切札MAX》× 3
《絶望と反魂と滅殺の決断》× 2
《生命と大地と轟破の決断》× 1

構築した時点でのデッキ価格は最安値で16730円です。(トレカカク調べ)
ですが、その大半を2種類のパーフェクト呪文が占めているので、そこを他の踏み倒しS・トリガーなどと入れ替えることでさらに安く組むことが可能です。

スクリーンショット 2021-09-05 18.12.29


各カード採用理由

《禁断英雄 モモキングダムX》× 4

モモキングダム

今回のコンセプトカードです。
禁断スター進化の挙動については正式裁定が出ていませんが、おそらく
このクリーチャーを他のクリーチャーの上に重ねずに出してから、デッキの上から非進化レクスターズが出るまで捲り、それをこのクリーチャーの下に置くものだと思われます。
また、禁断スター進化の中身は「出たとき」で始まりますが、スター進化自体が効果ではなくカードの持つ特性で始まるため、おそらく《地封龍 ギャイア》などの効果には引っかからないと思っています。

テキストから勘違いしやすいですが、このカードのしたのカードが5枚になったときに構成枚数が6枚になり、攻撃ができるようになります。

効果としては「はじめに」の項で説明したとおり、全体パワー低下を放つことが環境的にも強く、なるべく2ターン目には展開したいため最大枚数採用しています。

《無限皇帝の顕現》× 4

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《禁断英雄 モモキングダムX》は、対象耐性を持っているとはいえ案外簡単に除去されてしまうことも多かったので、場に出し直せるように最大枚数採用しました。
また、《禁断英雄 モモキングダムX》が引けていなくても2ターン目に墓地を肥やすことができ、腐りません。
しかし、《禁断英雄 モモキングダムX》専用の蘇生札となってしまうため、他の候補カードとの差し替えも十分あり得ます。

《虚∞龍 ゲンムエンペラー》× 3

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《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増やす、スター進化クリーチャーのサーチ、スター進化クリーチャーの進化元、《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》や《絶望と反魂と滅殺の決断》の蘇生先の確保と様々な役割を1枚でこなすカードです。
除去されなければシンカパワーによってパワー低下を放つ効果も非常に強力です。

優秀なカードですが、ライブラリアウトしやすい効果であり、類似効果の《モモキング -始丸-》と異なり侵略につながらないということから3枚のみの採用としています。

《モエル・モヒッチ》× 3

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基本的に小型メタクリーチャーの除去として採用されるこのカードですが、このデッキでは《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増やすために召喚するついでに小型クリーチャーを処理できるということで積極的に召喚する機会も多く、《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》から蘇生して山札を削らないため3枚採用しています。

《モモキング -始丸-》× 4

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《虚∞龍 ゲンムエンペラー》と同様の役割に加え、《キャンべロ〈レッゾ.Star〉》への侵略元をも兼ね備えるカードです。
この1枚で《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を2枚増やせる可能性もあり、プレイしたい場面も多いと考え、最大枚数採用しています。

《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》× 4

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《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増やしたり、《禁断英雄 モモキングダムX》を蘇生したりできます。
蘇生対象であるコスト4以下に強制で山札を削るカードが多いため、山札が少ない時は基本的に《モエル・モヒッチ》を蘇生します。

《王来英雄 モモキングRX》× 4

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進化してもしなくても強いということは【リースRX閃】でも証明済みであり、《爆流忍法 不死鳥の術》で出す筆頭候補であり、最大枚数採用しています。
《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》の蘇生先を準備しながら進化できたり、相手の盾を割るリスクを回避しながら《キャンべロ〈レッゾ.Star〉》を着地させることができます。

《キャンべロ〈レッゾ.Star〉》× 4

レッゾスター

次の相手のターンの展開を阻害することで、詰めだけでなく《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増やす過程に出すことで安心してターンを返せるようにする役割も持っています。
このデッキ唯一の侵略持ちカードであり、早期に《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増やすためにも必須のカードなので最大枚数採用しています。

《爆流忍法 不死鳥の術》× 4

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《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を増減させて全体パワー低下を複数回放つことができます。
そうでなくとも、他のスター進化クリーチャーの下にあるカードを出しなおすことでcipを再利用したり打点を増やすことができます。
コンセプトカードのため最大枚数採用しています。

《轟壊!切札MAX》× 3

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単純に除去と踏み倒しをモードで選べることや、火/自然のクリーチャーがいれば除去してからの展開ができるということで優秀なカードですが、
S・トリガーでクリーチャーを踏み倒し、《禁断英雄 モモキングダムX》の全体パワー低下によるカウンターを狙うこともできます。
マナからの踏み倒しということで《生命と大地と轟破の決断》と若干役割が被っていることから、3枚の採用としています。

《絶望と反魂と滅殺の決断》× 2

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《禁断英雄 モモキングダムX》や《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》を蘇生することができ、パワー低下やセルフハンデスのモードも非常に強力です。このデッキでは《モモキング -始丸-》や《虚∞龍 ゲンムエンペラー》の効果で墓地が増えやすく、中盤以降に墓地利用がしやすいこのカードも2枚採用しました。

《生命と大地と轟破の決断》× 1

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マナに置いておくだけで2枚の踏み倒しを予約することができるため採用しています。
《王来英雄 モモキングRX》やスター進化クリーチャーを出すために使用します。
殿堂カードのため1枚のみの採用です。

不採用カード・採用候補カードについて

無龍 〈デッゾ.Star〉

無龍 <デッゾ.Star> SR 闇文明 (5)
スター進化クリーチャー:マスター・ドラゴンZ/ソニック・コマンド/レクスターズ 8000
G・ストライク
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
侵略:闇のコスト4以上のレクスターズ(自分の闇のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、コストが異なるクリーチャーを好きな数、自分の墓地から手札に戻す。

《モモキング -始丸-》や《虚∞龍 ゲンムエンペラー》によって増えた墓地をそのままリソースに変換して、更なる侵略を行いやすくすることができます。
しかし、《阿修羅ムカデ〈デスシラズ.Star〉》などの他の闇のレクスターズとはあまり相性がよくないため、今回は採用しませんでした。

《サマー・オジサマー / ムーン・オジサマー》

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S・トリガーによる蘇生で小型のレクスターズを2枚蘇生することによって《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数を2枚増やすことができます。
S・トリガーが少ないと感じた場合は採用も十分にあり得るカードだと思います。

動かし方

可能な限り2ターン目もしくは3ターン目に《禁断英雄 モモキングダムX》を召喚し、
その後はマナカーブに沿ってレクスターズを展開していくだけです。

《禁断英雄 モモキングダムX》の召喚時の時点で構成枚数が2枚になっているので、5ターン目までに4体のレクスターズを出すことを目指します。

《禁断英雄 モモキングダムX》の構成枚数が6枚になって全体パワー低下を放ち終えたら、《キャンべロ〈レッゾ.Star〉》を絡めてダイレクトアタックを狙いにいくか、《爆流忍法 不死鳥の術》でふたたびのパワー低下を狙いながらさらに展開していきます。

おわりに

コロコロ・コミックで発表されてしばらく経ちますが、正直いまだにこのカードの上手い使い方を思いつけていません。

ですが、禁断スター進化や2コストにしてパワー99999の3打点と、面白いカードであることは間違い無いので、今後も研究を続けていきたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

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