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【オリジナル】シータN・EXT-ReVo【スタートデッキ改造】

こんにちは。Shecterowです。

デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、今月発売のスタートデッキは購入しますか?

はじめに

コロコロコミックでのフラゲで《竜界電融 N・EXT》の情報が判明された当時、正直《禁断竜王 Vol-Val-8》に意識を持っていかれてこのカードの考察を進める気になりませんでした。

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しかし、往年の【N・エクス】を再現したようなその効果は明らかに強く、どうにか強いデッキを作ることができないかと考えていました。

はじめは、デッキ全体をディスタスやディスペクターで固めることで、マナのアンタップを安定させようと考えていました。しかしそれだとフィニッシュにを《竜界電融 N・EXT》もしくはそれ以上のファッティを複数体展開しなければならず、安定性も速度も担保できませんでした。

そこで次に目をつけたのが、マナのアンタップとアタックトリガーでの手札補充の両方と相性の良いキリフダッシュギミックでした。《情熱英雄 モモキング》なんかは、《竜界電融 N・EXT》とあわせて耐性持ちによるジャスキルを仕掛けに行くことができます。

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しかし、このカード自体多色の多い現環境ではS・トリガーによってあっさりやられてしまうことも多く、なにより天門が流行っている環境で、ややお遅めのジャスキルしか勝ち筋が無いのは弱いのでは無いかと考えました。
ここまでマナを伸ばすのであれば、防御不能な過剰打点や連続攻撃で押し切ってしまおうということです。

最終的には、キリフダッシュコストが重い代わりに、革命チェンジと組み合わせて除去札を無視しながら連続攻撃を決められる《勝熱百覇 モモキングReVo》を採用した型に落ち着き、そのためにディスタスやディスペクターの枠が減ってしまったために《獅子王の遺跡》による過剰ブーストを視野にいれたデッキを作成しました。

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デッキレシピ

レシピN-EXT

メインデッキ 40
《無頼 ブロンズ-1》× 4
《Dis ノメノン》× 4
《獅子王の遺跡》× 4
《妖精 アジサイ-2》× 4
《電磁 アクアン-2》× 4
《猛菌 キューティ-2》× 2
《熱血 バトクロス-1》× 2
《仙祖電融 テラスネスク》× 4
《竜界電融 N・EXT》× 4
《情熱百覇 モモキングReVo》× 4
《武闘世代 カツキングJr.》× 4

構築した時点でのデッキ価格は最安値で2520円です。(トレカカク調べ)
スタートデッキ4箱と合わせても10000円以内で組めるので、初心者、復帰勢におすすめです。

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各カード採用理由

《無頼 ブロンズ-1》× 4

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自然単色マナであり、《Dis ノメノン》とは異なり確実に序盤にリソースを伸ばせるディスタスです。ササゲールも《竜界電融 N・EXT》+《情熱百覇 モモキングReVo》のムーブにおける、マナのディスタス / ディスペクターの要求枚数を減らすことができます。
今の時代では強いカードではありませんが、最低限動きに関与できるディスタスなので最大枚数採用しています。

《Dis ノメノン》× 4

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3コストで相手の小型を踏みながらリソースを伸ばすことができ、ディスタスであることを神しなくても相当強いカードです。
汎用的な効果を持ったディスタスが少ないことからも、最大枚数の採用以外ありえませんぞ。

《獅子王の遺跡》× 4

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《竜界電融 N・EXT》+《情熱百覇 モモキングReVo》のビッグムーブを可能にするためにも大量のマナを確保しておくことに損はないので、種族を持たないですが最大枚数採用しています。
《竜界電融 N・EXT》で起こしたマナを含めて8マナが確保できるようにグースとをしましょう。

《妖精 アジサイ-2》× 4

アジサイ

このデッキにおいては《獅子王の遺跡》や《ウマキン☆プロジェクト》よりも価値の高いカードです。マナと手札を増やせる効果は言うまでもなく強力ですが、ササゲールを加味すると《竜界電融 N・EXT》+《情熱百覇 モモキングReVo》のムーブをディスタス / ディスペクターを計5枚含めた8マナ用意するだけで行えるようになります。
また、《仙祖電融 テラスネスク》を4コストで出せるだけでも強力です。
非常に優秀なカードなので最大枚数採用しています。

《電磁 アクアン-2》× 4

電磁 アクアン-2 R 水/火/自然文明 (5)
クリーチャー:サイバーロード/ディスタス 3000
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から水、火、自然のカードを1枚ずつ手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。
ササゲール2(ディスペクターを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)

このデッキでは全てのカードが手札に加えられる範囲に入っています。
ササゲール単体性能では《ドンドン火噴くナウ》や《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》と比較すると弱いですが、ササゲール持ちのディスタスということでこのデッキではそれらよりもこちらに軍牌が上がります。
大量のリソースを確保できるので最大枚数採用していますが、3枚でもいいかもしれません。

《猛菌 キューティ-2》× 2
《熱血 バトクロス-1》× 2

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水単色、火単色のカードがなかったためそれぞれ2枚ずつ採用しました。
これら2種類ともディスタスかつ、手打ちも考慮できる重さのS・トリガーであり、ササゲールにより後続につながると言うことで選びました。

《仙祖電融 テラスネスク》× 4

テラス

巷ではツインパクトカードと合わせてコスト5以上でも踏み倒す動きが研究されているようでしたが、このデッキでは堅実に《獅子王の遺跡》や《妖精 アジサイ-2》を打つために採用しています。ササゲールにより4コスト未満で出した場合はさらにコスパが上がります。
《竜界電融 N・EXT》以外にもディスペクターを採用することで序盤のササゲール持ちから中盤の動きがスムーズになると考え、その中盤の動きとして他のカードとのシナジーの強いこのカードを最大枚数採用しました。

《竜界電融 N・EXT》× 4

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cipでマナのディスタスとディスペクターをアンタップし、アタックトリガーで任意で手札交換を行えるため、キリフダッシュと非常に相性の良いカードです。このデッキでキリフダッシュ8に繋げるには、

"マナの総数" - "キリフダッシュ8" >  "《竜界電融 N・EXT》の7コスト" - ササゲール総数* - "マナのディスタスとディスペクターの枚数" >= 8
(色の関係上ササゲールは4まで)

になるようにマナを稼ぐ必要がありますが、それさえ満たして仕舞えば後述の2枚によりほぼS・トリガーの効かない動きを行うことができるので、
その始点になるこのカードは最大枚数採用です。

《情熱百覇 モモキングReVo》× 4

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《竜界電融 N・EXT》により起きたマナでのキリフダッシュを狙います。
キリフダ ReVoによるマナブーストとマナ回収能力で革命チェンジ持ちを手札に加えつつ、マナを全てアンタップすることができます。
そして攻撃時に革命チェンジすることで、チェンジ先がシールドをブレイク->手札に戻ったこのカードで再びキリフダッシュ...と行うことで、手札の革命チェンジ持ちの数だけキリフダッシュにより、S・トリガーによる除去やタップのタイミング後に出てくることができます。
革命チェンジ持ちではなく2枚目以降のこのカードでも同じ動きが可能なため最大枚数採用しています。

《武闘世代 カツキングJr.》× 4

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上述の《情熱百覇 モモキングReVo》とのコンボができる革命チェンジ先として最大枚数採用しています。
ファイナル革命持ちは他にもたくさん候補がいますが、このカードはcipの効果ブレイクによって相手のブロッカーに攻撃を阻まれてもキリフダッシュに繋ぐことができます。
ブロッカー対策としては、《百族の長 プチョヘンザ》や《ボルシャック・サイバーエクス》も挙げらるので、好きなものを採用するといいと思います。

不採用カード・採用候補カードについて

《百族の長 プチョヘンザ》

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ファイナル革命とタップインによってブロッカーに対してより強くなることができます。
しかし、デッキ内の全てのクリーチャーがこのカードによるファイナル革命の範囲内であり、打点を減らしてします可能性もあるので今回は《武闘世代 カツキングJr.》を優先して採用しました。

《紅封混成 バルガ・アリタ》

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《仙祖電融 テラスネスク》との選択です。こちらは《電磁 アクアン-2》と《猛菌 キューティ-2》も踏み倒し範囲に収まっていますが、
安定した踏み倒しを行えないため、確実にアドバンテージが取れる《仙祖電融 テラスネスク》を採用しました。

《ドンドン火噴くナウ》

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色も合う優秀なカードですが、デッキのディスタス / ディスペクター比率を高めたいために不採用としました。
採用する場合は《獅子王の遺跡》と選択かと思います。

動かし方

基本的には序盤からcip持ちのディスタスや《獅子王の遺跡》などでリソースを伸ばしつつ、相手のメタクリーチャーは《Dis ノメノン》で処理しながら

"マナの総数" - "キリフダッシュ8" >  "《竜界電融 N・EXT》の7コスト" - ササゲール総数* - "マナのディスタスとディスペクターの枚数" >= 8
(色の関係上ササゲールは4まで)

となるマナ域を目指します。

1. 上記のマナ域を達成した後は《竜界電融 N・EXT》を召喚し攻撃。(パーツが揃っていなければ攻撃時の効果を自身に発動)
2. 《竜界電融 N・EXT》の効果で置きたマナから《情熱百覇 モモキングReVo》をキリフダッシュ。
3. 《情熱百覇 モモキングReVo》の切札ReVoで《武闘世代 カツキングJr.》や2枚目の《情熱百覇 モモキングReVo》を手札に加える。
4. 《情熱百覇 モモキングReVo》の攻撃時に《武闘世代 カツキングJr.》に革命チェンジ、効果ブレイクに反応して攻撃後に《情熱百覇 モモキングReVo》をキリフダッシュ。(切札ReVoで後続を確保)
5.  《武闘世代 カツキングJr.》がなければ《情熱百覇 モモキングReVo》をキリフダッシュ。(切札ReVoで後続を確保)

上記の動きを勝つかリソースが切れるまで行います。

おわりに

スタートデッキの改造というよりReVoチェンジのギミックを《竜界電融 N・EXT》でも行えるようにしただけですが、
《竜界電融 N・EXT》ならではの強みをうまく活かせたと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。


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