【オリジナル】4cターボロマノグリラ【未発売カード】
こんにちは。Shecterowです。 デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。
突然ですが皆さん、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》というカードをご存知でしょうか?
はじめに
先日、コロコロコミックにて以下のカードが発表されました。
零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)
クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000
EXライフ
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。
このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。
《邪眼王 ロマノフⅠ世》と《「無情」の極 シャングリラ》の接続ディスペクターであり、両者に由来する効果を少しずつ受け継いでおり、決して弱くはないこのカードですが、11というあまりにも重すぎるコストと、同じ接続ディスペクターの《砕慄接続 グレイトフル・ベン》という非常に強力なライバルの存在から、発表からしばらく経っても具体的な使い方が思いつきませんでした。
今回は、このカードを維持することで毎ターンの踏み倒しや攻撃ロック効果を有効に使うことに重きをおいたビッグマナ主体のデッキに一旦落ち着いたので紹介しようと思います。
デッキレシピ
※《零獄接続王 ロマノグリラ0世》は公式twitterやデュエチューブでの発表がまだのため、カード画像はありません。
メインデッキ 40
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》× 4
《天災 デドダム》× 4
《魂晶 リゲル-2》× 2
《獅子王の遺跡》× 4
《ウマキン☆プロジェクト》× 3
《ドンド・ラフーイ / ネオン・ジオング》× 3
《ドンドン水撒くナウ》× 2
《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》× 4
《悪魔龍 ダークマスターズ》× 2
《怒流牙 サイゾウミスト》× 3
《獰猛なる大地》× 1
《龍装者 ジスタジオ》× 2
《光神龍スペル・デル・フィン》× 1
《地封龍 ギャイア》× 2
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》× 3
構築した時点での未発売カードを除いたデッキ価格は最安値で29420円です。(トレカカク調べ)
《地封龍 ギャイア》や《ウマキン☆プロジェクト》などの高額カードをはじめ、《天災 デドダム》や《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》などの決して安いとは言えないカードを多数採用しているため、デッキ価格も割と高めになっています。
しかし、《天災 デドダム》や《ウマキン☆プロジェクト》などの序盤から中盤にかけて使用するリソースカードに関しては代用候補がいくつか存在し、《地封龍 ギャイア》に関しても基本的にフィニッシュ時のロックとしての採用なので必須ではないと思います。
各カード採用理由
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》× 4
このデッキ自体が1ターンに何アクションもとることを前提としておらず、さまざまなデッキに刺さりやすいメタカードとして採用しました。特に《零獄接続王 ロマノグリラ0世》のロックが無意味なループデッキに対して強いため最大枚数採用しています。
現環境だと軽量カード指定除去が多いため簡単に処理されることも多々ありますが、キャントリップがついているため完全なアド損にはなりにくいです。
後述の《獅子王の遺跡》のバリューを底上げするためにも、環境に合わせて他のメタカードとの入れ替えが検討できる枠です。
《天災 デドダム》× 4
最強の初動カードです。何にでも入ります。
このデッキでは後述の《獅子王の遺跡》を打てるかどうかが非常に大切なため、そのカードを手札に引きこみつつ次のターンに多色マナ武装4を確実に決めるために重宝します。
また、ライブラリアウトしやすいことに目を瞑れば、終盤でもこのカードのプレイ + αの動きをすることが容易であり、非常に強力なカードであるため最大枚数採用しています。
《魂晶 リゲル-2》× 2
《月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル》と同様の回収能力を持ち、マッハファイターによるメタクリーチャーの除去も可能です。ササゲールにより《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を2コスト軽く出せますが、それでも重いので基本的には上記2つの効果をメインとして使用します。
複数枚抱えたいカードと言うわけでもないため2枚のみの採用としています。
《獅子王の遺跡》× 4
たった1枚で4 -> 8 という脅威のマナカーブを実現してくれるカードです。デッキの中枢のカードが非常に重く、最優先でプレイしたいカードのため最大枚数採用しています。
このカードのマナ武装を満たしやすくするためにデッキ全体の多色比率をもう少し上げてもいいかもしれません。(多色25くらい)
《ウマキン☆プロジェクト》× 3
4ターン目に使っても、6マナ以上ある時にバズレンダを使用しても強力なリソース獲得カードです。多色であり、終盤に打点として活躍するという点から3枚採用しています。
マナ加速としては《天災 デドダム》や《獅子王の遺跡》の方が打ちたいため、割り切って他のカードに枠を割いてもいいかもしれません。
《ドンド・ラフーイ / ネオン・ジオング》× 3
クリーチャー面は《零獄接続王 ロマノグリラ0世》により何度でも使える選ばせ除去として使え、呪文面で《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を早期に踏み倒すことができます。主に呪文面を目当てとして、《獰猛なる大地》と合わせて4枚になるように、3枚採用しています。
コスト的な得はないですが、《龍装者 ジスタジオ》も展開しつつマナ送りを回避できるので相性が良いです。
《ドンドン水撒くナウ》× 2
手打ちでもそれなりに強く、防御S・トリガーとしても除去を行いつつ《怒流牙 サイゾウミスト》をマナから回収したりと、1枚で2面以上止めることも可能です。
優秀なカードですが、手打ちでは他に役割が被るカードが多いので2枚のみの採用としています。
《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》× 4
クリーチャー面は《零獄接続王 ロマノグリラ0世》を出すまでの時間稼ぎや、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》のアタックトリガーで出して除去を牽制したりでき、呪文面はS・トリガーとしても強く、手打ちで相手のクリーチャーを寝かしながら、前のターンに出した《零獄接続王 ロマノグリラ0世》の攻撃先を作り出したりもできます。
両面とも非常に優秀で、スター進化やEXライフなどの耐性持ちクリーチャーにたいしてフリーズが有効な処理となるため、最大枚数採用しています。
《悪魔龍 ダークマスターズ》× 2
《メヂカラ・コバルト・カイザー》と同様、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》着地までの時間稼ぎや、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》からの踏み倒し先として使用します。
大型ピーピングハンデスということで、使えば使うほど次の同名カードのバリューが下がるため2枚だけの採用としています。
《怒流牙 サイゾウミスト》× 3
《獅子王の遺跡》とニンジャ・ストライク7の相性が非常に良く、デッキの守りの要として採用しています。cipの山札回復効果も、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》による蘇生対象はいなくなってしまいますが、山札を掘り進めることが得意なこのデッキとの相性は良いです。マナ基盤としても優秀なため3枚採用しています。
《獰猛なる大地》× 1
使用用途は《ネオン・ジオング》と同様ですが、こちらは出したクリーチャー以外をマナに送ることで《地封龍 ギャイア》や《光神龍スペル・デル・フィン》を出すことができたり、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》のEXライフを維持したり、
あらかじめ出したクリーチャーのcipを再利用するためにマナに戻したりできます。
また、相手のクリーチャーを不要なクリーチャーに変換することや、《地封龍 ギャイア》と合わせてただの除去としても使用することができます。
総じて《ネオン・ジオング》よりも幅が広いカードですが、殿堂カードであるため1枚のみの採用としています。
《龍装者 ジスタジオ》× 2
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》から踏み倒すことで強固な耐性を付与することができます。非常に広い範囲からの除去ら守ることができ、《地封龍 ギャイア》や《零獄接続王 ロマノグリラ0世》との相性が良いため2枚採用しています。
《光神龍スペル・デル・フィン》× 1
呪文を封じることができ、相手の手札に呪文が3枚以上あれば《龍装者 ジスタジオ》による耐性付与の対象になります。現環境ではこのクリーチャーで止めたい呪文のほとんどは展開系の呪文であり、ロックとしては《地封龍 ギャイア》だけでも十分だと考え、1枚のみの採用としています。
《地封龍 ギャイア》× 2
1ターンに1回のマナ召喚を許可する能力も、相手のcip持ちのロックもいずれも強力なカードです。《零獄接続王 ロマノグリラ0世》から展開して詰めに行くために2枚採用しています。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》× 3
零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)
クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000
EXライフ
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。
このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。
マッハファイターで相手のクリーチャーを処理しつつ、マナゾーンの枚数以下のコストを持つクリーチャーを踏み倒しでき、タップしていれば攻撃をロックすることができます。
踏み倒し能力は墓地とマナからそれぞれ1枚ずつまで出すことができますが、その分マナを貯めなければならないため、基本的にはどちらかから1体出す効果と割り切った方が良いと思います。
ほとんどの場合、このクリーチャーを出したターンにとどめまで持っていくことはできないため、踏み倒し先は妨害によってターンが返ってきそうなものを選んでいます。
コンセプトであり、展開の起点にもしているため3枚作用しています。
不採用カード・採用候補カードについて
《ツネキン☆ゲームス》
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》との選択です。4コストと重いためマナ加速カードとコストが被ってしまいますが、除去+コスト踏み倒しメタにより間に合えば【ドギラゴン閃】や【赤単我我我】に対して強く出ることができます。
また、多色なので《獅子王の遺跡》とも相性が良いです。
《神秘の石柱》
《天災 デドダム》のように、マナの色を調整しながら4ターン目の《獅子王の遺跡》の3ブーストに繋げやすくするカードです。3コストのブーストの中では優秀な方だと思いますが、《天災 デドダム》と比較すると見劣りしてしまうため今回は不採用としています。
《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》
かあわあああいいいい
《悪魔神ドルバロム》
だいぶロマンよりですが、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》の効果で、あらかじめ出しておいた《悪魔龍 ダークマスターズ》から進化することができます。
動かし方
ますは4ターン目の《獅子王の遺跡》を打つことを目標とします。
スムーズに動くことができれば5ターン目には8マナで《ネオン・ジオング》か《獰猛なる大地》により《零獄接続王 ロマノグリラ0世》の着地が狙えますが、そうでなくとも《メヂカラ・コバルト・カイザー》や《悪魔龍 ダークマスターズ》のワンクッションを挟むことでその後の展開を有利にすすめることができるので、これらの動きを狙います。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》からの展開先としては、耐性を付与できる《龍装者 ジスタジオ》か、ピーピングハンデスにより除去札を叩き落とせる《悪魔龍 ダークマスターズ》を優先し、その後《零獄接続王 ロマノグリラ0世》で盾を殴らなければならないタイミングで《光神龍スペル・デル・フィン》や《地封龍 ギャイア》を展開します。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》の攻撃ロック効果により、相手にターンを返してもワンショットされることはそうそうないので、盾を殴りながら展開し、数ターンかけて削り切るというプレイングもありです。
おわりに
冒頭でも述べましたが、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》はぱっと見使いにくそうですが、派手なことをしようとしなければそれなりに強いカードなんじゃないかなと思いました。
また、自身の踏み倒せる幅の広さからさまざまなカードと組み合わせることができ、《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》と《究極銀河 ユニバース》の同時踏み倒しなど、まだまだやってみたいことはいくつかあるので、他のデッキも組んでみようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おわりです。
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