見出し画像

【アドバンス】ラッカテラスネスク・ダイナボルト

こんにちは。Shecterowです。

デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、《仙祖電融 テラスネスク》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

《仙祖電融 テラスネスク》は、最新のスタートデッキ 「DMSD-19 キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」にて新規収録された中コストディスペクターです。

画像1

発売前はテキストから《劇場戦艦 カァテンコヲル》のように、ツインパクトの片面のコストを参照してもう一方の面を使えるのではないかと話題に上がっていました。

しかし、いざ発売されてみると以下のように、ツインパクトカードの場合も使用する側のコストが4以下でなければならないという裁定が下りました。

これにより一気に話題に上がることもなくなったこのカードですが、単純にコスト4以下のカードでも《奇天烈 シャッフ》、《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》、《ファイナル・ストップ》、《Dの牢閣 メメント守神宮》など多くの優秀なカードを踏み倒すことができます。
それに加え、EXライフ、ブロッカー、ジャストダイバーと、3つの優秀なワード能力も持っているため、派手なコンボを狙わなくとも十分活躍してくれるのではないかと考え、デッキを構築してみました。

デッキレシピ

画像2

メインデッキ 40
《爆龍覇 リンクウッド / 「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》× 3
《T・T・T》× 4
《Dの牢閣 メメント守神宮》× 1
《奇天烈 シャッフ》× 2
《ファイナル・ストップ》× 2
《ドラゴンズ・サイン》× 4
《最終龍覇 ロージア》× 4
《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2
《”乱振”舞神 G・W・D》× 3
《「蒼刀の輝将」》× 4
《傾国美女 ファムファタァル》× 2
《仙祖電融 テラスネスク》× 4
《爆龍皇 ダイナボルト》× 4
《時の法皇 ミラダンテXII》× 1

超次元ゾーン 8
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル / 聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》× 1
《無敵剣 プロト・ギガハート / 最強龍 オウギンガ・ゼロ》× 1
《爆熱剣 バトライ刃 / 爆熱天守 バトライ閣 / 爆熱DX バトライ武神》× 1
《将龍剣 ガイアール / 猛烈将軍 ガイバーン》× 1
《真理銃 エビデンス / 龍素王 Q.E.D.》× 1
《銀河剣 プロトハート / 星龍解 ガイギンガ・ソウル》× 1
《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》× 2

構築した時点でのデッキ価格は最安値で15711円です。(トレカカク調べ)

メインデッキのカードは非常に安く組むことができますが、超次元の《将龍剣 ガイアール / 猛烈将軍 ガイバーン》や《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》が少し高く、特に《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》はドラグハートを採用する理由でもあるので頑張って揃えましょう。

スクリーンショット 2021-09-16 14.18.11

各カード採用理由 - メインデッキ

《爆龍覇 リンクウッド / 「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》× 3

画像4

基本的には呪文面を目当てに採用しています。
《仙祖電融 テラスネスク》から踏み倒し、そちらに《銀河大剣 ガイハート》を装備させることでジャストダイバーにより安全に龍解を狙えます。
盤面にクリーチャーがいなければ腐ってしまうので3枚のみの採用としています。

《T・T・T》× 4

画像5

3ドロー、3タップ、軽減+SA付与の3つのモードから選べますが、このデッキでは3ドロー効果しかほぼ使いません。
3ドローによって《ドラゴンズ・サイン》+《爆龍皇 ダイナボルト》という手札消費の激しいコンボを成立させやすくなります。
手札補充として非常に優秀なカードなので最大枚数採用しています。

《Dの牢閣 メメント守神宮》× 1

画像6

《仙祖電融 テラスネスク》の効果で踏み倒すことができ、全体ブロッカー付与とオールタップによりビート対面で複数ターン稼ぐことができるカードです。
《ドラゴンズ・サイン》を阻害してくる《希望のジョー星》を貼るだけで処理することもできます。
殿堂カードなので1枚のみの採用です。

《奇天烈 シャッフ》× 2

画像7

《仙祖電融 テラスネスク》や《爆龍皇 ダイナボルト》で踏み倒すことができ、ビート・コントロール両対面に対して非常に強力なロックをかけることができます。
さまざまな対面に刺さる反面、詰めの段階では複数のコスト帯を止めたいことも多く、《ファイナル・ストップ》と2枚ずつの採用としています。
このカードを使用する際の注意点などは下記動画が非常にわかりやすく、おすすめです。

《ファイナル・ストップ》× 2

画像8

《仙祖電融 テラスネスク》で踏み倒すことができます。
《奇天烈 シャッフ》よりも腐る場面が多い反面、確実に全ての呪文を止めることができるので、止めたい呪文のコストがバラけている相手に対して重宝します。
《奇天烈 シャッフ》と枠を共有して、2枚ずつの採用です。

《ドラゴンズ・サイン》× 4

画像9

手打ちで《爆龍皇 ダイナボルト》の早期踏み倒しを狙うために採用しましたが、防御S・トリガーとしても優秀なカードです。
踏み倒し先が《最終龍覇 ロージア》と《爆龍皇 ダイナボルト》の計8枚あるので、このカードも最大枚数採用しています。

《最終龍覇 ロージア》× 4

画像10

《爆龍皇 ダイナボルト》から踏み倒して《銀河大剣 ガイハート》を装備して殴りに行くのが主な仕事です。
《時の法皇 ミラダンテXII》の革命チェンジ元にもなります。
《爆龍皇 ダイナボルト》や《ドラゴンズ・サイン》の踏み倒し先としても、S・トリガーとしても優秀なカードなので最大枚数採用しています。

《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2

画像11

呪文面を、小型のコスト踏み倒しメタや《希望のジョー星》などのフィールドを処理するために採用しました。
クリーチャー面もウィニーを一掃でき、《爆龍皇 ダイナボルト》による踏み倒し範囲に収まっています。
クリーチャーの処理ならば《”乱振”舞神 G・W・D》で十分なことも多いため2枚のみの採用としています。

《”乱振”舞神 G・W・D》× 3

画像12

B・A・D2により4コストで召喚しつつ最大2面除去+2ドローを行うことができるカードです。
自前でSAを持っているので《爆龍皇 ダイナボルト》から踏み倒してアタッカーとして活躍させることもできます。
《モモキング -旅丸-》を相打ちながら処理することができるという部分を評価し、3枚採用しています。

《「蒼刀の輝将」》× 4

画像13

ギャラクシールドにより、割られなければ3コストで2ドローしつつ中サイズのクリーチャーを残すことができます。シールドに置かれただけで1ドローできるため、割られても損害は少ないです。
ギャラクシーGOは召喚扱いのため多くのコスト踏み倒しメタをすり抜けることができ、《とこしえの超人》が立てられていた場合でも1ブーストになるためむしろアドバンテージになり得ます。
《T・T・T》とともに序盤の手札補充の要として最大枚数採用しています。

《傾国美女 ファムファタァル》× 2

画像14

《爆龍皇 ダイナボルト》によって《奇天烈 シャッフ》とともに踏み倒してSAを付与するのが主な役割ですが、
3ターン目に《「蒼刀の輝将」》のギャラクシールド、4ターン目にこのカードをビビッドローで召喚と繋ぐと、5打点を形成することができ、序盤の動きが弱い相手に対して圧力をかけることができます。
自分の場に2体~3体のクリーチャーが並んでいればそのままダイレクトアタックまで決め切れるようになるので、どうしても踏み倒しメタがきつい時のサブフィニッシャーとしても活躍します。
とはいえあくまでサブプランなので、2枚のみの採用です。

《仙祖電融 テラスネスク》× 4

画像1

今回のコンセプトです。コスト4以下のカードを使うことができますが、最も狙いたい動きは《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》を使用することで《銀河大剣 ガイハート》を装備することです。
また、このカードで《奇天烈 シャッフ》や《ファイナル・ストップ》を踏み倒しつつ、《傾国美女 ファムファタァル》によってSAを付与することで、ジャストダイバーにより比較的安全にフィニッシュしに行くことができます。
コンセプトなので最大枚数採用しています。

《爆龍皇 ダイナボルト》× 4

画像16

ほとんどがコスト6以下のクリーチャーであり、全体的に打点形成がそれほど得意ではないデッキなので採用しました。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《「正義星帝」鬼羅.Star》などと比較してコストが重く、踏み倒し以外の能力も持たないですが、
爆発力は凄まじく、容易に即死打点を形成することができます。
攻撃の要のカードであるため、最大枚数採用しています。

《時の法皇 ミラダンテXII》× 1

画像17

《最終龍覇 ロージア》や《爆龍皇 ダイナボルト》から革命チェンジしつつ、《ドラゴンズ・サイン》でチェンジ元をリキャストしたり、《ファイナル・ストップ》で呪文とクリーチャー両方のロックを仕掛けに行くことができます。
殿堂カードのため1枚のみの採用であり、このカードに依存したフィニッシュは狙いにくくなりましたが、依然強力なカードなので積み得だと思ってます。

各カード採用理由 - 超次元ゾーン

正直な話、《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》さえあれば成立します。ただ、それ以外のカードも入れておけば局所的に活躍するかもしれないので採用しています。

《革命槍 ジャンヌ・ミゼル / 聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》× 1

画像18

画像19

クリーチャー面が防御札として非常に優秀なため採用しました。
《アルカディアス・モモキング》などによるタップインを逆手に取って《最終龍覇 ロージア》に装備、龍解を狙います。

《無敵剣 プロト・ギガハート / 最強龍 オウギンガ・ゼロ》× 1

画像20

画像21

耐性を付与することができますが、他によっぽどすることがない時以外は使用しません。

《爆熱剣 バトライ刃 / 爆熱天守 バトライ閣 / 爆熱DX バトライ武神》× 1

画像22

画像23

画像24

S・トリガーによって《最終龍覇 ロージア》が出てきた時に装備させておくと、次のターンにワンチャン踏み倒しができますが、デッキのドラゴンやヒューマノイドの比率が高くないので、踏み倒せたらラッキー程度に考えておきましょう。
6コストあり、他にすることがない時に《最終龍覇 ロージア》や《仙祖電融 テラスネスク》+《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》で装備することでターン終了時にフォートレス面に龍解、
次のターンの《爆龍皇 ダイナボルト》からのドラゴン踏み倒しでクリーチャー面に龍解して3打点になることができます。

《将龍剣 ガイアール / 猛烈将軍 ガイバーン》× 1

画像25

画像26

S・トリガーで《最終龍覇 ロージア》が出た時に、ウィニーを1体処理することができます。
龍解は絶望的です。

《真理銃 エビデンス / 龍素王 Q.E.D.》× 1

画像27

画像28

とりあえず1ドローすることができるので腐りづらく、《銀河大剣 ガイハート》を装備する必要がない場合は基本的にこのカードを装備します。
《T・T・T》のコスト軽減効果を使用して《仙祖電融 テラスネスク》を召喚、《T・T・T》か《奇天烈 シャッフ》を踏み倒すことによって一応龍解することができます。
クリーチャー面は各ターン最初のクリーチャー及び呪文を任意で0コストにすることができ、呪文に対するアンタッチャブルも持っているため、龍解さえできれば次のターン以降の流れを掴みやすくなります。

《銀河剣 プロトハート / 星龍解 ガイギンガ・ソウル》× 1

画像29

画像30

《最終龍覇 ロージア》で2回ブロックしたり、《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》を手打ちして《奇天烈 シャッフ》に装備して2回攻撃を付与したりと、要所要所で活躍してくれるカードです。

《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》× 2

画像31

画像32

《最終龍覇 ロージア》や《仙祖電融 テラスネスク》にSAを付与しつつ、龍解することで擬似アンタッチャブルのアタッカーとして活躍してくれます。
ほとんどの場合1枚で十分ですが、《爆龍皇 ダイナボルト》によって《最終龍覇 ロージア》+《仙祖電融 テラスネスク》で踏み倒した場合など、稀に2体のクリーチャーにそれぞれ装備させたい場面もあるので2枚採用しています。

採用候補カード・不採用カードについて

《イグゾースト・Ⅱ・フォー》

画像33

《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》、《T・T・T》、《ファイナル・ストップ》を踏み倒すことができ、ついでに相手のクリーチャーにプリン効果を与えることができます。
十分に採用圏内ですが、このカードの召喚後に呪文を使わずにせめて行くことも多々ということもあり、不採用としました。

《龍装艦 チェンジザ / 六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~》

画像34

クリーチャー面は、潤沢なリソースを確保しつつ呪文を踏み倒すことができ、《T・T・T》によるSA付与で《時の法皇 ミラダンテXII》へと即座に革命チェンジすることもできます。
また、呪文面もビートや【ヘブンズ・ゲート】対面で八面六臂の活躍をしてくれます。

使用感的には《仙祖電融 テラスネスク》と同等で、そちらと異なり耐性を持たないことから不採用としましたが、呪文面を《仙祖電融 テラスネスク》で踏み倒すことができるということもあり、他の6コストのカードの枠をいくつかこのカードに差し替えてもいいかもしれません。

《アルカディアス・モモキング》

画像35

進化元の火文明や光文明のクリーチャーが多く、《爆龍皇 ダイナボルト》からの踏み倒しにも対応していますが、非進化クリーチャーを2体踏み倒した方が打点を稼ぎやすく、呪文メタとしては《ファイナル・ストップ》や《奇天烈 シャッフ》と比較して環境的な刺さりが悪いため不採用としています。

しかし、《銀河大剣 ガイハート》を装備したクリーチャーから進化することで安全に龍解を行いつつジャスキルを狙えたり、《仙祖電融 テラスネスク》からジャストダイバーを引き継ぐことで突破困難な状況を作り出すことができたりと、単純な相性は非常に良いため、《傾国美女 ファムファタァル》あたりと差し替えて確定枠にしてもいいかもしれません。

動かし方

序盤は《T・T・T》や《「蒼刀の輝将」》、《”乱振”舞神 G・W・D》を使って手札を補充します。

5コスト時点で可能ならば《ドラゴンズ・サイン》で《爆龍皇 ダイナボルト》を踏み倒し、さらにそこから《仙祖電融 テラスネスク》をはじめとしたクリーチャーをばら撒きます。

メタがきつい時や、若干事故り気味の【赤緑ボルシャック】のようなビッグマナと対面した時は《爆龍皇 ダイナボルト》に依存せずに、《傾国美女 ファムファタァル》による奇襲を仕掛けて早めに相手のシールドを割り切ることを意識することで勝ちの目が濃くなります。

【5cコントロール】や【ヘブンズ・ゲート】のように、S・トリガーを踏み抜くとそこから流れを持っていかれるような対面には《奇天烈 シャッフ》や《ファイナル・ストップ》の使用が必要不可欠なので、かならずそれらを絡めたフィニッシュを意識します。

おわりに

スタートデッキに入っていて、8枚も余っていた《仙祖電融 テラスネスク》の使用方法について模索してみました。

コスト4以下の踏み倒しということで、《Dis ノメノン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》、《母なる星域》あたりとも相性が良く、《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》による踏み倒しにも対応しているので、
無限に遊べるようなカードだと感じています。


以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?