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【オリジナル】ドロマー閃光のハサウェイ【天門】

こんにちは。Shecterowです。

デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。

突然ですが皆さん、《閃光の神官 ヴェルベット》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

《閃光の神官 ヴェルベット》は、DMR-09「エピソード3 レイジVSゴッド」で登場した光の重量級ブロッカーです。
私の知る限りでは環境で活躍した過去はなく、デフレ期であるエピソード3のカードということもあって非常に影の薄いカードです。

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しかし、その効果は《永遠のリュウセイ・カイザー》や《無修羅デジルムカデ》と同様の相手クリーチャーのタップインであり、《ヘブンズ・ゲート》に対応していることからも重さは気になりません。
また、種族にオラクルを持っているため、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》のアンタッチャブル獲得条件も満たしてくれます。

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今回は、この《閃光の神官 ヴェルベット》を主軸として、そのタップイン効果と相性のいいカードを搭載した【ヘブンズ・ゲート】を構築したので紹介します。

デッキレシピ

レシピ

メインデッキ 40
《オリオティス・ジャッジ》× 2
《コアクアンのおつかい》× 4
《天使と悪魔の墳墓》× 2
《デモンズ・ライト》× 3
《ヘブンズ・ゲート》× 4
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》× 3
《テック団の破壊Go!》× 4
《残虐覇王デスカール / ロスト・ソウル》× 2
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》× 3
《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 3
《闘門の精霊ウェルキウス》× 4
《閃光の神官 ヴェルベット》× 3
《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》× 1
《∞龍 ゲンムエンペラー》× 2

構築した時点でのデッキ価格は最安値で15945円です。(トレカカク調べ)
高額になりがちな【ヘブンズ・ゲート】の中では割と安く組めた方だと思います。

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各カード採用理由

《オリオティス・ジャッジ》× 2

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《ガル・ラガンザーク》や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に対して刺さり、特に前者はこのカードで魔導具ごと山札下に送ることで立て直しを困難にさせることができます。
刺さる対面では非常に強力ですが、基本後手に回るカードなので2枚のみの採用としています。

《コアクアンのおつかい》× 4

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《T・T・T》の登場で完全に型落ちしたこのカードですが、ドロマーカラーなら十分に採用の余地はあります。このデッキでは同名カードが捲れない限りは3ドローとなり、序盤のリソースの要となるため最大枚数採用しています。

《天使と悪魔の墳墓》× 2

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近年採用されているデッキがほとんどない分警戒されにくく、どんな対面でも活躍する可能性があるカードです。
1度打つと相手も警戒してくるため2枚目が腐りやすくなるという点から2枚のみの採用としています。

《デモンズ・ライト》× 3

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こちらも最近はあまり使われませんが、2ドローに加えてEXライフやスター進化などの耐性持ちにも有効なパワー低下による除去を放つことができます。
大型を仕留めるにはかなり手札を溜め込まなければなりませんが、序盤〜中盤にかけては6000程度のパワー低下でも十分なことが多いです。
マナカーブの都合上3枚の採用ですが、最大枚数にしてもいいかもしれません。

《ヘブンズ・ゲート》× 4

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対象となるクリーチャーを非常に多く採用しているため基本的に2体展開できます。
コンセプトなので最大枚数採用です。

《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》× 3

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宣言した名前を持つクリーチャーの能力を無視することで中盤から終盤にかけて妨害手段として活躍します。
また、条件を満たすことでアンタッチャブルを獲得でき、ダイレクトアタック要員としても重宝します。
複数体並べることで真価を発揮するカードですが、このデッキでは、同名カードだけでなく《閃光の神官 ヴェルベット》でもアンタッチャブルを獲得するので3枚のみの採用としています。

《テック団の破壊Go!》× 4

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最近の環境ではほとんど見なくなりましたが、それでも優秀な除去能力を持ち、色の合うS・トリガーとして採用しました。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果により自分のターンでも唱えやすくなりました。
なるべく盾に埋まっていて欲しいので最大枚数採用しています。

《残虐覇王デスカール / ロスト・ソウル》× 2

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《閃光の神官 ヴェルベット》のタップイン効果を嫌って抱え込んだ手札を、呪文面でまとめて落とすことができます。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果によって簡単に唱えることができるため2枚採用しました。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》× 3

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色は合いませんが、呪文回収と踏み倒し効果によってリソースを減らさずにさらに展開できるため、《ヘブンズ・ゲート》の効果で真っ先に立てたいカードです。
アタックトリガーが《閃光の神官 ヴェルベット》のタップイン効果と相性が良いです。
枠の都合上3枚の採用としていますが、最大枚数採用してもいいと思います。

《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 3

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クリーチャー面で過剰に搭載した光の大型ブロッカーを継続的に展開でき、呪文面は《ヘブンズ・ゲート》よりも1ターン早く展開することができます。
どちらの効果も腐ることはありませんが、展開以外の能力を持たず役割が被りがちなため3枚のみの採用としています。

《闘門の精霊ウェルキウス》× 4

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出た時と自分のクリーチャーがバトルに勝った時に1ドローとブロッカーの展開を行います。
《ヘブンズ・ゲート》や《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》と異なり文明指定がないため《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すことができます。
《閃光の神官 ヴェルベット》のタップイン能力によりバトルを誘発しやすく、1ドローがついているのも優秀なため最大枚数採用しています。

《閃光の神官 ヴェルベット》× 3

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コンセプトカードです。タップイン以外の効果は持ちませんが、それにより《龍騎旋竜 ボルシャック・バルガ》からの《地封龍 ギャイア》のような動きを止めることができ、他にも《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》や《闘門の精霊ウェルキウス》の効果発動のための殴り先も用意しやすいです。
複数枚展開しても無意味なので3枚のみの採用としています。

《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》× 1

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召喚時限定cipは持っていますが、そちらは基本的には使用しません。
《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》や《闘門の精霊ウェルキウス》によって横並びしたクリーチャーに除去耐性を付与するために採用しました。
磐石な盤面形成のためだけに採用しているため1枚挿しです。

《∞龍 ゲンムエンペラー》× 2

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《闘門の精霊ウェルキウス》の効果で出てくることができ、低コストのクリーチャー及び呪文を全て紙にすることができます。∞のパワーと∞ブレイカーによる攻撃性能も非常に高く、このカードとさまざまな耐性持ちのクリーチャー達で殴るだけで大体勝てます。
《闘門の精霊ウェルキウス》からしか繋がらないため2枚のみの採用です。

不採用カード・採用候補カードについて

《冥界を統べる新月のハーデス》

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エスケープ付与とオシオキムーンによる破壊効果を持っており、どちらも弱い効果ではないですが、受動的な使い方しかできず、耐性付与だけ見れば《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》のほうが優秀だと判断して不採用としました。

《生死の天秤》

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墓地のクリーチャーを回収する手段として採用圏内ですが、もう一つの効果のパワー低下が現環境だと非常に頼りない数値なので今回は採用しませんでした。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果で使い回しは容易なため2枚程度採用してもいいかもしれません。

動かし方

基本的に他の【ヘブンズ・ゲート】と同様に、
序盤は《コアクアンのおつかい》や《デモンズ・ライト》によって手札を増やし、
《スターゲイズ・ゲート》や《ヘブンズ・ゲート》が打てるマナ域に達したら大型のブロッカーを踏みたおして盤面を制圧していきます。
終盤は、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》で反撃の芽を摘みながら、形成した過剰打点で殴り切ります。

おわりに

勢いで構築してみたデッキですが、《天使と悪魔の墳墓》や《デモンズ・ライト》などの昔からドロマーカラーで採用されているようなカードが現環境でも割と使えそうだなと感じました。

《閃光の神官 ヴェルベット》も、カードパワーは他と比べて低いですが、タップイン自体は強力な効果なので既存の天門デッキに1~2枚挿しても面白いかもしれません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

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