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【オリジナル】シータt白弾幕シュートディスペクター【新カード】

こんにちは。Shecterowです。
デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。


突然ですが皆さん、《偶発と弾幕の要塞》というカードをご存知でしょうか?

はじめに

《偶発と弾幕の要塞》は、効果で山札を捲り、最初に出たクリーチャーのパワーを参照して全体除去を放つという豪快な効果を持った呪文です。

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古くから、デッキの中身を高パワーのクリーチャーで染めつつ、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》による山札回復によって何度も《偶発と弾幕の要塞》を使用してコントロールする【悠久弾幕】というデッキタイプのキーカードとして使われてきました。

近年は目立った活躍のないこのデッキタイプですが、王来編に入ってから明らかにコスト論をオーバーしたパワーを持つクリーチャーが増え、
中でも特に、99999という圧倒的数値を持つ上に効果によって相手ターン中に《偶発と弾幕の要塞》を唱えることのできる《禁時混成王 ドキンダンテXXII》や、
やや劣るがそれでも他の追随を許さない54321という数値と、単体で圧殺できるほどのカードパワーを持つ《禁断竜王 Vol-Val-8》の登場によって、《偶発と弾幕の要塞》の出力が底上げされ、
それらがいずれもドラゴンであるため《ドラグシュート・チャージャー》による能動的な制圧も可能になったことで、
現代でもある程度戦うことができるようになったのではないかと思い、構築してみました。

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デッキレシピ

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メインデッキ 40
《一極両得 マクノカ&ヌクノカ》× 4
《ガチンコ・ルーレット》× 4
《ドンドン火噴くナウ》× 4
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》× 4
《偶発と弾幕の要塞》× 4
《S・S・S》× 3
《ドラグシュート・チャージャー》× 4
《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》× 2
《禁断竜王 Vol-Val-8》× 4
《禁時混成王 ドキンダンテXXII》× 4
《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》× 3

構築した時点でのデッキ価格は最安値で6870円です。(トレカカク調べ)

最安値で構築すれば非常に安く済みますが、デッキを何度もシャッフルする都合上型番をバラけさせた方が盾落ちの予測がつきやすいため、可能な限りバラけさせた方が良いです。

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各カード採用理由

《一極両得 マクノカ&ヌクノカ》× 4

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初動マナブーストかつ中盤以降のマナ回収札です。
《黒豆だんしゃく / 白米男しゃく》とは異なりクリーチャー面がついていないため《偶発と弾幕の要塞》による火力を下げず、
マナブーストかマナ回収かをモードで選ぶため悪戯に山札を減らさずに済みます。
初動枠として最大枚数採用です。

《ガチンコ・ルーレット》× 4

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ガチンコ・ジャッジに勝てば手札を減らさずにマナブーストができ、負けてもデメリットなくマナブーストができます。
【シータRX閃】のように、3ターン目にこのカードを使い、手札に戻ってきたこのカードをマナチャージすることで5コストの動きをスムーズに行うことができます。
初動枠として最大枚数採用です。

《ドンドン火噴くナウ》× 4

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手打ちでもS・トリガーとしても強く、確実にリソースを伸ばすことができます。
特に減らす理由もないので最大枚数採用しています。

《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》× 4

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《偶発と弾幕の要塞》を相手の攻撃時に打つことで全体除去を放つことができます。
《希望のジョー星》以外はほとんどD2フィールドが採用されない環境なので、張り替えられることが少なく、継続的にリソースを稼ぐことができます。
S・トリガーとしても優秀なため最大枚数採用しています。

《偶発と弾幕の要塞》× 4

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コンセプトです。このデッキではクリーチャーの最低パワーラインが 15000なので、ほとんどのクリーチャーを焼き払うことができます。
手打ちも十分に狙えるコスト帯な上に、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》や《禁時混成王 ドキンダンテXXII》によって相手ターンに唱えることもできます。
また、《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が捲れることで山札回復をすることができるので何度も打つことが可能です。
コンセプトなので最大枚数採用です。

《S・S・S》× 3

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色は合いませんが、デッキ単位で《アルカディアス・モモキング》が重すぎたため、相手ターン中にS・トリガーや《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》のDスイッチで処理するために採用しました。
それ以外でもオールタップにより1ターン稼ぐことができるので非常に優秀で、《禁時混成王 ドキンダンテXXII》を素出しする場合の光マナも担ってくれます。
枠の都合上3枚のみ採用しています。

《ドラグシュート・チャージャー》× 4

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本来、《偶発と弾幕の要塞》を使用したデッキは相手の攻撃を耐えて返すというコンセプトの都合上能動的に動くことができませんでした。
しかし、今回はこのカードを採用することによってカードパワーの高いディスペクター達を展開し、能動的に制圧しに行くことができるようになりました。
射出先は全てディスペクターなので、EXライフによってターン終了時の自壊を回避することができます。
踏み倒し先を11枚採用しているので、8割以上の確率で成功しますが、仮に失敗してもチャージャーによって7->9の動きに繋ぐことができます。
自発的に動く際のキーカードなので最大枚数採用しています。

《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》× 2

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【悠久弾幕】における《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》のように、《偶発と弾幕の要塞》で捲れた際に、捲ったカードもろともまとめて山札に戻すことができます。
《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》と異なり山札の下に置くため、再シャッフルするかそこまで捲り直すかしなければ再利用はできませんが、そちらと異なりクリーチャーではないため《偶発と弾幕の要塞》の出力を下げずに済み、S・トリガーや手打ちによって即座に山札を回復することができます。
最低限1枚山札に眠っていてくれれば良いので、2枚採用しています。

《禁断竜王 Vol-Val-8》× 4

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54321という高パワーを持ち、このデッキではEXターンの獲得は難しいですが、ジャストダイバーによる耐性やアタックトリガーでの手札補充など、EXターン獲得を無視してもハイスペックなカードです。
《ドラグシュート・チャージャー》によってとりあえず出しておけば、2ターンに渡って生き残り、ほぼ確実に相手の盾を割り切ることができ、手札補充によって後続のクリーチャーや《ドラグシュート・チャージャー》をサーチしてくることでその後のプランも立てやすいです。
《偶発と弾幕の要塞》および《ドラグシュート・チャージャー》との相性が良いカードとして最大枚数採用しています。

《禁時混成王 ドキンダンテXXII》× 4

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単体のカードパワーでは《禁断竜王 Vol-Val-8》に劣りますが、
そちらをも上回るパワー99999と、相手ターンに呪文を打てる能力によって、《偶発と弾幕の要塞》との相性が非常に良い1枚です。
cipの相手のクリーチャーの効果を無視する能力も、《ドラグシュート・チャージャー》のSA付与と非常に相性が良く、制圧からフィニッシュまで様々な活躍をしてくれるカードです。
《ドラグシュート・チャージャー》から最も優先して踏み倒したいカードなので最大枚数採用しています。

《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》× 3

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上記2枚のキングマスター達には劣りますが、それでも及第点のパワー15000を持ち、優秀なcipと継続的な手札補充能力を持っています。
上記2枚だけでは《ドラグシュート・チャージャー》のヒット率があまりにも低く、
確率を底上げするために3枚採用しました。

不採用カード・採用候補カードについて

《革命の鉄拳》
《天守閣 龍王武陣》

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《偶発と弾幕の要塞》と同様捲れたクリーチャーのパワーを参照して除去を放てるカードです。
コストも軽く、革命0トリガーやS・トリガーによって他のサポートなしに防御札として使用することができ、悪戯に墓地を肥やすこともありませんが、
捲る枚数や除去対象が《偶発と弾幕の要塞》と比べて少ないため今回は不採用としました。
これらを採用する場合はまた別のデッキとして構築した方が良いと思います。

動かし方

まずは3コストのブーストから入り、ビート対面では《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の設置を、コントロール対面では《ドラグシュート・チャージャー》からの《禁時混成王 ドキンダンテXXII》の射出を目指します。

その後はどちらも、相手のアクションに対して《偶発と弾幕の要塞》での全体除去で対応しながら大型のディスペクターを展開して行き、カードパワーによって圧殺します。

おわりに


ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。


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