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プラ3Dプリンター最新情報について考えてみる


次期3Dプリンターについて

2024年6月
私(社長)「3Dプリンターを増設しよう」
ということで、現在のプラ3Dプリンター事情を調べてみる。

前提条件

  • FFF方式

フィラメント溶解製法 (FFF) とは、プリンターが熱可塑性樹脂のフィラメント材料を連続的に押し出すことで造形する 3D プリント技術です。フィラメント フリーフォーム製造とも呼ばれます。リール状のプラスチック フィラメントが、加熱されたヘッドを通して、粘着性と可鍛性のある状態で供給されます。

熱溶解積層法 (FDM) とフィラメント溶解製法 (FFF) - AUTODESK社 Webサイト
  • 最小積層ピッチが0.1mm以下であること

  • 当社の既存の3Dプリンターよりも、以下のいずれかで優位であること

    • 造形サイズ

    • 造形スピード

ChatGPT先生に聞いてみる

3Dプリンターの選定と評価は指示をしたものの、私の方でもリサーチしてみる。しかし、そんなに調べる時間もない。
「そうだ!ChatGPT先生に聞いてみよう」

プロンプト

FDM方式の業務用樹脂3Dプリンターに関する最新の記事をソースを添えて教えて下さい。またそこから読み取れるトレンドについて教えて下さい。また、機種については以下の情報も添えてください。
・発売時期
・造形サイズ
・最小積層ピッチ

ChatGPT 4o へのプロンプト

ChatGPT 4o先生が教えてくれたこと

最新のFDM方式業務用樹脂3Dプリンターに関する情報

以下に、最新のFDM方式業務用樹脂3Dプリンターに関する情報をソース付きで提供します。また、トレンドや機種の詳細もまとめました。

1. Stratasys F3300

  • 発売時期: 2024年

  • 造形サイズ: 305 x 305 x 305 mm

  • 最小積層ピッチ: 50ミクロン

  • 特徴:

    • 高精度と迅速なプリント速度

    • 自動キャリブレーション機能

    • 機械の監視機能とエクストルーダーの冗長性

    • 労働需要の削減と稼働時間の最適化

    • 高性能材料の使用可能

2. Elegoo OrangeStorm Giga

  • 発売時期: 2023年11月

  • 造形サイズ: 800 x 800 x 1000 mm

  • 最小積層ピッチ: 50ミクロン

  • 特徴:

    • 高性能プロセッサーと高温対応ノズル

    • 最大300mm/sのプリント速度

    • 省エネルギー機能と静音設計

    • 自動レベリングと高精度センサー

    • 4つのノズルで同時プリント可能

3. Mosaic Element HT

  • 発売時期: 2023年

  • 造形サイズ: 350 x 350 x 400 mm

  • 最小積層ピッチ: 20ミクロン

  • 特徴:

    • 500°C対応の高温エクストルーダー

    • 多材料対応とコアXY機構

    • 高精度と高信頼性

    • モジュール式材料供給システム

4. TRILAB AzteQ Industrial

  • 発売時期: 2024年

  • 造形サイズ: 300 x 300 x 400 mm

  • 最小積層ピッチ: 50ミクロン

  • 特徴:

    • デルタシステムによる高速な運動学

    • 取り外し可能なタッチパッドインターフェース

    • 幅広い接続オプション(USB、Ethernet、WiFi)

    • 高温対応のヒートベッド

    • 高い空間精度と滑らかな動き

トレンド

  1. 高温対応と多材料対応: 最新のFDM方式業務用3Dプリンターは、PEEKやUltemなどの高性能材料を使用できる高温対応エクストルーダーを備えていることが多いです。これにより、航空宇宙、自動車、医療分野での利用が拡大しています。

  2. 大型ビルドボリューム: 大型ビルドボリュームを持つプリンターの登場により、一体成形が可能となり、モデルの分割や組み立ての手間が省けるようになっています。これにより、効率的な生産が可能になります。

  3. 自動化と使い勝手の向上: 自動キャリブレーションやリモートモニタリング機能を備えたプリンターが増加し、操作の簡便化と生産性の向上が図られています。これにより、オペレーターの負担が軽減され、より安定した生産が実現します。

これらのトレンドは、業務用FDM 3Dプリンターの性能向上と用途拡大に寄与しており、さまざまな産業分野での活用が期待されています。

まとめ

効果的だったこと

  • 積層ピッチ50ミクロン(0.05 mm)で300 mmを超える大型造形が可能な機種が登場していたこと

期待が外れたこと

  • 高温対応と他材料対応
    当社の用途ではPEEK、Ultemといった高性能材料は必要としていないです。ABSが、よりきれいに、より早く、より大きく造形できることが期待していること。高性能材料が使えるようになったとしても、まだまだ造形は粗いでしょ?安定しないんでしょ?と想像しています

気になる3Dプリンター

Elegoo OrangeStorm Giga

今回の簡単リサーチからはこれです。

  • 最小積層ピッチ: 50ミクロン(0.05 mm)→ 合格!

  • 造形サイズ: 800 x 800 x 1000 mm → 合格!驚きの大きさ!

  • 造形スピード: 300mm/s → 合格!

  • その他特徴

    • 4つのノズルで同時プリント可能
      クレイジー!まさかの4つ同時プリント!?画期的すぎる!

00:50 からの Multi-Nozzle Printing がぶっ飛んでます!

こいつは気になる!

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