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【中小企業のDX】DXするためには自社の正しい情報の流れを把握すること

2月20日に記事を書いて以来時間があきましたが、その間にもいろいろなことがあありました。
実際にDXへの取り組みを始めたいという会社様にお会いして、話を聞いて、解決に向けて取り組んでいこうとする「決断」を目の当たりにしました。

世の中には、DX=何か利益が増える、とか、誰かが何かをしてくれる。というような他力本願的な風潮があるように感じています。
中小企業の経営者にDXって聞いたことありますか? その答えはほぼ9割が聞いたことはある。しかし、自社でのDXについてはイメージあるか? への問いは、ほとんどが、「イメージなし」。

DX関係のアドバイスを行うことを普段しています。
・自社のことを何か変化させたい。
・効率の悪いことがあるのではないか?
このような意識を持ったお客様は、必ず前に進みます。
一方、
・よくわからないけど、言われたからDXへの取り組みをやってみよう
このような場合は、私たちは、誰のためにこのDXへの取り組みをアドバイスしようとしているのかわからなくなる、そんな残念な結果になります。

要するに、自社には改善できることがあるのではないか?
それを改善すれば、業務が簡素化されたり、情報が見たい時に見れたりするのではないか? そう思っている経営者の会社でなければ絶対に成功しないし、中途半端に関わらないほうがいい。

自社のDXを進めるには、今経営者が、自分が経営する上で必要な情報が、いつでもタイムリーに見れているか?
例えばお金の情報であれば、今日時点の売上はいくらか。10日時点での請求金額はいくらか。その入金日である月末にはいくら入ってくる予定になっているか。今日の社員の行動はどこで、何をしようとしているのか。今日午前中に訪問したお客様先でどんな話を、誰にしているのか。その結果は、受注?失注?継続?
継続の場合は、次回はいつ?
失注の場合の失注の理由は、金額?タイミング?機能?

このような情報がすぐに把握できる状況になっていること。

そのために、社内の情報の流れを可視化すること。
可視化の結果、改善ポイントはどこか。
その際にネックになることの多くは、「紙」の介在。
要するに、「紙」が出てくるところは、改善ポイントになりやすいということ。

業務を書き出すのに便利な方法が、マインドマップや、業務フローを書き出すソフト。ソフト名で言うと、MicrosoftVisoなどがそれに当てはまると思う。

業務フローの書き出しは、「データ」目線で、その手法として、紙なのかPDFなのか、そのデータはどのように、届けられるか。
紙の部分はデータになったらどうなるか?をイメージして書き出すことが重要だと考えます。


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