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那覇市小禄の戦後の農地消滅の謎が....

以前から気になっていた鏡水だいこん(かがんじだいこん)が消えた理由ですが、ようやく納得する答えが見つかりました。
何と戦後小禄地域の農地の多くは米軍に収容されていた。
現在の自衛隊基地になっている鏡水が鏡水だいこんの一大産地で、
戦前は年間70万本生産されていて、那覇市の市民の食生活を支えていたっらしいです。
残念ながら、現在は豊見城に農地を持つ小禄地区の農家さんが生産を
つないでいます。JA高良さんで2月に行われる「共進会」に出品されていますし、即売会も同日行われています。

※沖縄県の取材記事
https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kohokoryu/kense/publicity/kohoshi/kohoshi/back/2014/documents/churashima461_6.pdf

※2009年に私が取材したブログ記事
https://tomiton.ti-da.net/e2368012.html
( 残念ながら、だいこんの花小禄店は2020年閉店しました。)

※カガンジデークニーの歴史が分かる記事
http://aka-gan.com/works/worship/194.html

カガンジデークニーは煮物に適した島大根です。
味がよく染みこむ上に、煮崩れしません。
島大根は沖縄各地で少しづつ復活していますが、食べることが
できる飲食店を増やしていきたいですね。
沖縄の伝統的な食文化である「琉球料理」の継承に向けた沖縄県の取り組みもあります。

※沖縄の伝統的な食文化普及推進計画
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/bunka-sports/bunka/syokubunka.html
※YouTubeチャンネル
沖縄の伝統的な食文化沖縄食文化保存・普及・継承事業
https://www.youtube.com/channel/UCOis-U9jO8gKQZiB9OWUXOg

小禄地区のレストランや食堂で食べれるようになると家庭の食卓に上る
ことにもつながりますし、小禄地区の小中学校の学校給食で食べるように
なると徐々に復活していくのではないでしょうか。



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