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事業部門でDXに関するビジネス動画をつくってみた

こんにちは!ユニリタDXアクセラレーショングループです。

今年の夏は暑かったですね!どこへ行っても35度を超えるような暑さでした。夜も暑かったですが、私にとっては夏祭りが一服の清涼剤になりました。制限が解除されてからはじめての夏祭りでしたが、やっぱりイベントは楽しいですね!このようなイベントがだんだんと復活してきて、うれしい限りです。また、イベントにいくことで、お店の方々とお話したり、時には知らない人とイベントという共通の話題で盛り上がったりと、人とのふれあいって大事だなって思いました。


さて、今回は「事業部門でDXに関するビジネス動画をつくってみた」と題しまして、コロナ禍の中で事業部門が試行錯誤したプロモーションの中の「動画」についてお話をしていきたいと思います。
以前までの記事はすこし堅くなりすぎていましたので、もうすこしやわらかい感じで書いていければと思います!

なぜ動画をつくり始めたのか?


以前の記事でも話をしましたが、コロナ禍の中、お客様へ情報を届ける手段としては、デジタルプロモーションの活用が一番良いだろう!という仮説を立てて始めました。
もちろん、イチからプロモーションをはじめるのでも良かったんですが、まずは、社内ではどのようなプロモーションを実施しているかを調べてみました。
コーポレートサイト、サテライトサイト、ブログ・・・などなどさまざまなプロモーションを実施していましたが、私たちはYouTubeに着目しました。なぜかというと、ユニリタはYouTubeチャンネルを既にもっていたのですが、あまり活用されていませんでした。
そこで、「動画をよく見る方」といった今までアプローチできてなかった新しいターゲットに情報を発信できる貴重な機会であると捉え、動画コンテンツをつくる決断をしました。また、2020年当初は、YouTubeをビジネスに活用する企業がちらほら増えてきて、活用する良い機会でもあると考えました!

どうやって動画をつくっていったの?

次は、事業部門のメンバーがどうやって動画をつくっていったのかをお話したいと思います!

パワーポイントを活用して動画をつくった

最初に、パワーポイントを活用して動画をつくりました。動画をつくるにあたり、まず情報収集からということでビジネス系の動画をいろいろと見たのですが、パワーポイント+音声で動画をつくったり、自分と後ろのディスプレイを用意してディスプレイにパワーポイント表示して動画を流すというスタイルのものがあり、自分が見ていても内容が入ってくるわかりやすい動画でした。
これであれば、私たちはお客様への提案や社内発表の場でパワーポイントを利用していましたので、パワーポイントであればそれぞれのメンバーが無理なくつくっていけるだろうとということで、パワーポイントを活用して動画をつくることにしました。

コンテンツは課題ベースのアプローチに

私たち技術者は、自社の取り扱う製品やサービスを説明するのが得意です。ただ、デジタルマーケティングの中では、名前が知られていない製品やサービスの動画は、誰も見てはくれません。そこで、単なる製品カットではなく、課題・解決を焦点とした動画をつくることですこしでも見てもらえれば、と考えました。例えば、「働き方改革」、「生産性向上」、「テレワーク」といったキーワードから、課題に焦点を当てそれらに対する解決策やアドバイスを提供することにしました。また、見ていただける方は、IT業界ではない方も多くいるだろうということで、IT用語を専門外の人にもわかりやすく説明することを心掛けることにしました。

ナレーションはプロに依頼!

動画をつくりはじめた時期のナレーションは、①作成者自身の声を録音、②機械による音声を録音の2通りを採用しました。ただ、公開当初はそれほど再生数は伸びず、原因の1つがナレーションなのでは?という仮説を立てました。
確かに「作成者自身が録音」したものだと、プロではないので言い間違い(いわゆる「噛む」ですね)や聞き取りづらい部分があったり、マイクも本格的なものでないため、かすかな雑音が入ってしまいお世辞にも聞きやすいものではありませんでした。
また「機械音声での録音」についても、最近のソフトはだいぶ滑らかな音声になったといっても、イントネーションが違っていたり、人間が聞くとまだまだ音声の滑らかさは気になってしまうレベルでした。
そこで、プロの方にナレーションを頼んでみては?という話になりました。確かにプロにナレーションを頼めばクオリティーは向上しますが、プロの方が短い時間のナレーションや短納期での業務依頼を受けていただけるかが課題でした。いろいろ調査をしたところ、クラウドソーシング(インターネットを介して業務を依頼するビジネス形態のこと)でナレーションを依頼できることがわかりました。
早速依頼しましたが、さすがプロですね。私たちが録音しているものとは段違いのクオリティーでした!
つくっていただいたナレーションと自分たちがつくったスライドを合わせて、以前とは「すこし」クオリティーの高い動画をつくることができました。

ナレーションを依頼する際のちょっとした「コツ」

ナレーションの依頼は、ただ単に原稿を用意して読んでください!ということでは自分たちの希望するようなナレーションは作成されません。もちろん作業を依頼させていただく前にナレーターは、数種類の声のサンプルをご用意いただいており、その音声を確認して依頼をさせていただくことになります。
そこからもう少し具体的な内容で依頼することが必要です。具体例でお話すると、私たちがつくった動画にマンガをベースにした動画がありました。登場人物は2名おり、その2名についてこんな指示をしました。
 ・1名は社長、40代男性で落ち着いたトーンでのナレーション
 ・1名は若手男性社員、20代で明るいハキハキとしたトーンでのナレーション

ナレーションを入れた動画の1シーン

このようにお伝えすることで、自分たちの希望するナレーションに近づけることができます!皆さんもどこかでナレーションを依頼することがあれば、ぜひ参考にしてください。

オープニングとエンディングをつくる

動画をもっと見てもらえるように、オープニングとエンディングを工夫しました。自分たちがつくった動画に統一性を持たせるというのも1つの利点ですが、特にオープニングは動画を見ていただく方の興味を引く重要なポイントです。YouTubeの管理画面でもユーザーがどこまで動画を見てくれたか(視聴者維持率)が確認できますが、オープニングが長すぎてすぐ離脱されてしまうということもありましたので、なるべく短くすることで、中身を見てもらえるように改善をしました。小さな改善ですが、このような積み重ねが動画をつくるためには大事です。

おわりに

動画をつくるにあたっては、いろいろな試行錯誤や改善を行いました。ここではまだまだ書ききれない内容もありますので、次回も動画関連のお話ができればと思っております!
引き続き「ユニリタ DXAグループ」のnoteをよろしくお願いします!