見出し画像

道を極めるということ


15年以上通わせていただいているお茶屋さん祇園 多麻さんの
50周年と女将さん(おかあさん)が舞妓さんになって70周年の記念祝賀会が
京都ウエスティンホテルで行われました。
これまで新型コロナの影響で2回延期され3度目の正直で叶いました。

500人を超える古くからのお客さんや花街の関係者が集まり何度も泣きそうになるほどの感動溢れる素晴らしい祝宴となりました。

開宴は圧巻の「手打ち」

祇園芸妓さんによる 手打ち

開宴冒頭は祇園の芸妓さんによる「手打ち」が披露されました。
手打ちとは舞とは違い滅多に披露されない今では大変貴重なもので特別なお祝い、区切りの時に披露されるもので私は直近で観させてもらったのは今回が初めてでした。

普段行わない難しい曲を祇園中の芸妓さんが一糸乱れることなく演じられていく様に
祇園の大先輩へである多麻の女将さんリスペクトを感じました。

主賓挨拶は50年間通い続けたお客さん

ご挨拶いただいた方はお医者様で新人のことに先輩医師に紹介されて
その後50年間通い続ける方で昔のエピソードなど楽しくお話いただきました。(書けないのが残念です)
昔の女将さんの昔話や皇后両陛下が来られるような国際会議を一緒にされたエピソードなど教えていただきました。

乾杯は扇千影さん

もうすぐ90歳とは思えないほどの身のこなしで
舞台に上がり第一声から心打たれる言葉でおかあさんやお客さんにお祝いの言葉とまだまだ頑張れとのエールを送られました。

おかあさんの舞妓時代から知っているとのことで
「あの頃はあんなに可愛かったのにねー 今は肥えてしまって」と
70年近いお付き合いの深さがが見える和む乾杯になりました。

おかあさんも85歳を超えていてまだ上の千景さんがもっと頑張りなさいとは
本当にこの世代の先輩には勝てないです。
タカラジェンヌ、女優、国会議員とのキャリアからもわかるように声のハリ、エナジーがとてつもなく30歳は若く感じました。

多麻のおかあさんと芸舞妓さんとOB 

道を極める

多麻のおかあさんが舞妓さんになったのは昭和26年。
それから70年間一度も街を離れず花街に人生を捧げてこられました。
昭和47年にお茶屋さんを開業し、置屋も営みこれまでに30人以上の芸舞妓さんを育ててこられました。

彼女は初代の経営者であり当時お茶屋にバーを併設するスタイルなど
ない頃からイノベターとして挑戦されてきたので私たちのような若い経営者への理解もあり、厳しくも優しく育ててくださいました。


祇園の芸妓さんがおかあさんのために披露した「手打ち」
50年来のお客さまからの賛辞
70年近くのお付き合いがある扇千景さんからのエール
そして集まった500名ものお客さんの温かい眼差し、拍手

全てが多麻の女将さんがこの「道を極めてきた証」だと感じました。 

私も20歳で独立し、もうすぐ30周年ですが女将さんのように自分の役割にまっすぐ向き合い多くの人材を育てる経営者になりたいと強く思いました。

そして花街に育てられた分お返ししていくことがこれからの私のミッションとなります。




こちらでも繋がり宜しくお願いします。
■Linkedin
www.linkedin.com/in/賢二-澤田-a79887210
■twitter 
https://twitter.com/koto360
■dxhub コーポレートサイト
https://dxhub.co.jp/
■ビジネスを加速させる「IoTBiz」
https://iot.dxhub.co.jp/
■デジタル人材紹介「Dキャリ」
https://dxhub.co.jp/d-career
■instagram 
https://www.instagram.com/exclusivekyoto/
━━━━━━━━━━ 

日本のDXが進まない原因の一つが「社内にITに詳しい人が居ない問題」だと考え、非IT企業のDX化のサポートができるよう、サービス、ネットワーク作りしてまいります。 サポートよろしくお願いします。