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簡単な自己紹介をしていきます③

世界一周は難しいからアメリカに行こう!

と決意してアメリカに行くことを決意し、アメリカに行く目的はデカいアメリカ人たちと「筋トレをする!」

というものだったのですがどうせ行くなら旅もしたいと思い、ESTAというビザ免除プログラムで3か月間行くことにして、

そのうちの半分くらいを旅しようと思いました。

そしてアメリカを旅するならアメリカ大陸横断という情報をネットで見てそれなら宮古島で出会った自転車で日本一周の友達たちのように、

自転車でアメリカ大陸を横断してから筋トレしよう!

と思いました。

地球の歩き方という本によるとアメリカ大陸の端から端までの直線距離はおよそ4400km。

事前にしまなみ海道に自転車で行って大体一日100kmは走れるのはわかっていたので、44日で横断できる計算です。

そして残りの46日をアメリカでトレーニングしようと思いました。

アメリカ横断については書くことがありすぎるのですが、本当に楽しくて色々な人たちに助けられ、とてつもなく人生が変わりました。

もちろんつらい思いもしましたし何度も死にかけました。海外に行ったことのある人達がなぜ海外に行くことをお勧めするのかわかりました。

アメリカは貧富の差がとても激しい国でニューヨークではとてもお金をもっていそうなビジネスマンのすぐ近くにホームレスがいるような光景も目の当たりにしました。

なんてすごい国なんだと思いました。日本で生まれてよかったなと本当に思いました。

日本のこの豊かな世界は一歩外に出ると当たり前ではないのだなと思いました。

そんなことを思いながら旅も終盤に近付いてきたころ、行く前は全く知らなかったのですがロサンゼルスの手前に砂漠があることを知り、その前から気温が40度を超すことが多々あり、不安になっていました。

日本で生まれ育っていると砂漠なんて全く馴染みがないし、わからないことだらけなのでとりあえずたくさんの水分をもって突撃することにしました。

モハビ砂漠という砂漠で距離は260kmほどなのですが簡単にいうとただのサウナでした笑 

汗は全く出てこないし水分はあっという間に減るし(半日で6リットルくらいは消費しました)で

とにかく無我夢中で一日目を終えて2日目で180kmくらいのところまでは来たのですが気温が49度まであがり8リットルくらいあった水分がすべてなくなりなぜかWIFIも圏外になり、

「これは夜まで待って気温が下がるのを待つしかない!」

と思い、橋の下の日陰で寝ようと思いました。

すると一台の車が通りかかり、ポテトチップスと水をくれました。

一瞬で体の中に入れて再び寝ようとしたら15分くらいたって再びその車が戻ってきました。

「ケイタ!ケイタ!」と叫んでいました。車から50歳くらいのメキシコ系の夫婦が出てきて僕は一ミリも英語が話せないのですが、

とにかく「お前はここにいたら絶対に死んでしまうから俺たちと共に来い!」というようなことを言ってて、

僕もその時は本当に精神的にも肉体的にも死にかけていたので、車に乗せてもらいました。

その夫婦は僕と同じくルート66(アメリカの昔の幹線道路で色々な映画の舞台にもなっていたりする)を旅している夫婦でロサンゼルスの隣町サンバーナーディ―ノに住んでいるといっていました。

アメリカ横断中に色々な人に食べ物を貰ったり、現金を貰ったり、家に来なさいと言っていただいたりしてこの時に

僕はどんなに困っている人であってもどんなに悪い人であっても助けてあげなければいけない、全世界の人たちに優しくできる聖人のような人間にならないといけない

と深く心に刻み込まれました。

そうして65日の旅が会わり残りの約一か月をロサンゼルスで過ごし色んなジムに行ってみてアメリカのジムというかトレーニング文化は日本とは比べ物にならないと思いました。

アメリカのトレーニング事情を知れたのはこれからトレーニングを継続していく中で本当に良かったと思います。

アメリカにいた三か月で今まで生きてきた価値観がすべて変わりました。自部がどんな行動をしていくかによってこんなにも人生観が変わるのだなとおもいました。

続く

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