洗脳とは？

皆さん洗脳って言葉聞いたことありますか？

有名なところではオウム真理教の洗脳が有名でしょうか。

人を思いのままに操るということです。

僕はオウム真理教の信者を5人、脱洗脳した苫米地英人大先生の本をたくさん読むことによって今までの価値観はすべて変わっていきました。

まず一個の価値観しか正しいと思っていない人は必ず読んでみると良いでしょう。

今回は脱・洗脳教育論という本の感想です。

日本人は長い時間をかけて何か一つの価値観があるかのように刷り込まれ、さらにある種の意図に基づいて洗脳され続けています。

オウム真理教の信者たちは多くが高学歴の人たちです。そんな人達を育成した教育はどう考えてもおかしいのです。

教育と洗脳は、前者は本人の利益のために行われる行為、後者は第三者の利益のために行われる行為です。

そして現在日本で行われている教育という名の洗脳について考えることが大事だというのです。

この言葉を聞いた時、めちゃくちゃ面白いことを言う人がいるんだなと思いながらも、どんどん苫米地先生の本にハマっていきました。

１、騙されている日本人

「勤勉でよく働く」

これは「日本人は奴隷として勤勉でよく働く」ということである。

優秀という言葉の意味は奴隷教育を受けたうえで優秀となるのだ。

奴隷とは自由を奪われた存在である。

日本ではだれも洗脳とは言わない。

それは洗脳と思っていないからで北朝鮮の国民が洗脳されていると自覚していないのと同じことである。

洗脳教育とは、洗脳者にとって都合の良い逆らわない人間を育成するという目的で行われる。

つまり僕は都合の良い人間として教育されてきたのか・・・と思いましたね。

２、洗脳教育を可能にした儒教思想

ほとんどの日本人は儒教という宗教が日本に影響を与えてきたという事実を認識していない。

知らず知らずのうちに儒教が価値観や判断基準として思考の中に入り込んでいることに気づいてないのである。

儒教とは中国の春秋時代(紀元前770年～紀元前403年)の思想家・孔子を始祖とする教えの事である。

儒教のなにが問題かというと、最も重要な徳目のひとつ、「考」のことである。

「考」はご先祖さまや家長(親)に服従することをよしとする考え方だ。

しかし、その考え方何らかの権力と結びついた途端に支配の構造が生まれる。

「儒」はシャーマン(巫女)という葬送儀礼を専門とする集団のことでありそれをシャーマニズムという。

シャーマニズムとは神霊や先祖の霊と心を通わせる原初宗教の事である。

そのシャーマニズムにおいて祖先の言葉を代弁するシャーマンが人々からあがめられようになり、そこに祖先崇拝の信仰心が加わると権力になる。

この支配構造を利用し、後年儒教は中国の国礎となるに至っている。

信仰心、つまり宗教は権力を生み出し、権力は支配を生み出す。支配は社会に秩序をもたらし、それが様々な社会システムを生み出し、国家が生まれる。

そして問題なのは支配者がこの事実を巧みに隠蔽し、宗教とは切り離されたところで統治させているように見せかけ、結果として人々の信仰心を利用した洗脳が行われているという事である。

う～ん、恐ろしい、そもそも儒教を知らない人がほとんどではないでしょうか。

３、親の役割

全ての大人は洗脳の被害者である。

いったい日本のサラリーマンのうちの何人が自分はサラリーマンになりたい！という夢をもってその職業に就いたといえようか。

そうさせたのは日本の洗脳教育もしくは、その教育によって洗脳されていたそのまた一世代前の親たちの責任に他ならない。

全ての親は変わらなければならない。

子供たちに正しい教育をするためには親も勉強しなければならない。

子供たちへのアンケートで将来公務員になりたいという回答をしている子供が増えているという。

これは明らかに親の影響だ。小学生が公務員がなんたるものかわかるはずがない。

こういう回答をする子供の親は典型的な「ドリームキラー」だと言える。

ドリームキラーとは読んで字のごとく人の夢を潰す人間のことだ。

子供の能力は親や、他人が決めるものではない。

本人が決めることだ。

親があえて言うのであればあなたはなんにでもなれるよと褒めてあげることだ。

親は子供の見本になるような人間になること、そしてドリームキラーとなることである。

まとめとして

この本を読んで「この世に正しい唯一のモノサシは存在しない」ということを学びました。

つまり人はなんでも好きなことをやっていいという事です。

「この世に正しい唯一のモノサシは存在する」という幻想は一瞬心の安らぎをもたらす。

神の存在や、他人の価値観に依存する生き方は人のせいにできる分、つまり自分で責任をとらなくて良い分楽だからである。

「この世に正しい唯一のモノサシは存在しない」という考え方はこの世に存在するすべての価値観や倫理、思想、考え方を自分で考え自分で判断するという事である。

そのためには一般教養を身に着けることが非常に大事である。

つまり洗脳に惑わされず、勉強をして騙されないように生きていこうという事ですね。

生き方が完全に変わりますよ。