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山ときどき風 #7

来た道を少しもどって、分岐点を右へ。
50mくらい進むと脇道があったので、右側の高台へ。
樹々を抜けると本郭ほんくるわの看板がありました。

AM11:56
小倉城跡 本郭ほんくるわ到着。

戦国時代の後半になって、平地の城に堀(水堀)、石垣、天守閣が当たり前になる前の山城では、山の地形を使った空堀や樹々を利用した虎口こぐち、城自体は平家が一般的で本郭ほんくるわとは、本丸ほんまるのこと。
と、考えるとわかりやすいです。

小倉城跡石碑
郭1(本郭ほんくるわ)
この空き地に本郭がありました。
石碑は左手にあります。

この小倉城は、江戸時代の『新編武蔵風土記稿』では、戦国時代の関東に覇を唱えた小田原北条氏の重臣遠山氏を城主として伝えています。

 また、『武蔵志』では遠山氏、或いは上田氏とも伝えています。

建屋はないのですが、ここに武士たちが居たかと思うと感慨深いですね。

三のくるわ
三の郭の空堀(堀切)

三の郭、いわゆる三の丸、奥方様や子供が住んでいる場合が多いですね。
写真では伝わらないかもしれませんが、かなりの高低差のある空堀でした。

小倉城からの眺望。
敵の監視をしていたのでしょうかね🤔

案内には石積があると書いてあったのですが、目立った石積はなく。
これかな?
と言う感じでした😅

整備途中のようで、まるで工事現場ですが、枡形虎口。
作りでわかりますが、こちらが正面入り口のようですね。

この後、小倉城跡を出発して、大平山を目指しますが、ルートを調べたところ、どうやら一旦、下山するようです。

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