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モノクロフィルム写真の知識

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フィルム写真を始めて、一歩先に進もうとするときに役に立つかもしれない知識と技術のお話。モノクロフィルムや薬品、現像やプリント技術に関する記事はこちらからどうぞ。
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#体験談

失敗しないステンレスリールの巻き方

今回は、フィルムの自家現像をする際のステンレスリールの巻き方について、僕なりのコツのお話をします。 リールの種類まず、フィルム現像をするためのリールにはいくつか種類があります。 ・プラスチックリール(パターソン、ヨーボ) ・ステンレスリール(LPL、ハンザ、マスコなど) ・ベルト式(キングなど) それぞれフィルムの巻き方が違って、人によってやりやすいと感じるものはそれぞれのようです。初心者にはプラスチックリールが失敗しにくいと思います。 入手方法は新品を購入するか

長巻きフィルムでもっと写真が撮りやすくなった

皆様は、フィルムで写真を撮るとき何枚撮りのフィルムを使っていますか? 35mmだと24枚撮りか36枚撮りでしょうか。 中判だとカメラによって変わってきますね。16枚撮り?8枚撮り? 僕は、ずっと36枚撮りのフィルムを使ってきました。 現像にかかるコストは24枚撮りでも36枚撮りでも同じ1本分ですから、それなら36枚撮りの方がお得な気がしますよね。 今回は、長巻きフィルムを使うようになって変化した僕のフィルム事情についてお話します。 長巻きフィルムとはそもそも長巻き