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8月18日

健太です。
8月18日、僕の地元・栃木にて、40歳の記念イベントをやります。
https://www.dwnicols.com/live

今日はそれについて詳しく書こうと思います。

今年、40歳の節目の年ということで、毎年恒例でやっている誕生日イベントは、東京・下北沢で、自分のミュージックヒストリーを総括するイベントをやったのだけれど、それはそれは、自分にとってとても意義のあるものになった(来てくれたみんなありがとう!)。
そして、地元・栃木でも何かやりたいなと思った。
自分を育ててくれた地元でも何かやりたいと思った。

栃木と言っても活動していたのはやっぱり宇都宮で、いろんなライブハウスに出てきたけど、やるならニコルズでも何度も出ているHEAVEN'S ROCKかなと相談したら、宇都宮に2店舗目が出来るというので、じゃあそこでやろうよということですぐに会場は決まり。
じゃあ、メインアクトにD.W.ニコルズでライブをして、あと何がしたいかな、何ができるのかなとあれこれ考えて。実際動いてみて。それで実現したのが、四号線という、僕が上京前までやっていたバンドの再結成ライブと、高校からの親友である野村太郎with鈴木健太でのライブ。
これが、ライブイベントとしてどれくらいの「引き」があるのかわからないけれど、僕にとってとてもこの節目に相応しいものだと思って、思い切ってやってみることにした。

四号線は、2002年結成、2004年解散。2枚のミニアルバムをリリース。宇都宮を中心に関東一円で活動して、東京にも月1本ライブ遠征して...。宇都宮でのバイト&バンド時代。がんばってたなあ。一応、地上波TV出演もしたことあるし笑。
四号線は、それまで別のバンドで、地元で目立ってたちょっと先輩のvo&Gの(古橋)淳くん(ex.ペパーミントキャンディーズ)と、これまた地元で目立ってた(笑)僕が中心になって組んだ、スーパーバンドって感じ...ブラインド・フェイス的な...?...何言ってんだってね、でも当時はそんな感じだったはず。あるでしょ、そういうの...笑。でもね、本当にやるぞ!ってやってたバンド。大学卒業して就職せず、バンドやるぞ!って。
この四号線の前のバンドでは、自分で曲を書いてファンクやブルースどっぷりのバンドをやっていたけど、ここでは他人の(淳くんの)書いた曲でギターを弾くという、ギタリストとして新たな一歩を踏み出して、ブルースやファンク一辺倒だったところから、ソウルミュージックに傾倒していった時期。このバンドを通して、自分の音楽性、そしてバンドマンとしてのいろいろな成長があったと思うな。

まあ色々あって、バンドが解散することになって、僕は意を決して上京したんだけど...。
あれから長い年月が経って、でもどうやらメンバーそれぞれ、各々のスタンスで音楽は続けているみたいで。じゃあそろそろ、たまには会って昔話をしたり、ただ楽しく音を合わせたりしたっていいじゃないか、という気持ちが出てきて。でもきっかけがなくて。
それを、これを機会に、一夜限り再結成してみない?と話をしてみたところ、やろうか、ということになった。
とてもワクワクしている。

そしてニコルズのファンには随分名前も知られているであろう、野村太郎。
太郎のことはこのブログでも書いたことがある。
https://note.mu/dw_nicols/n/nacb0d1af61f8

太郎のことについてはここで書いている通り。そしてこのブログでも触れている、太郎が「キーパーソン」というのは、僕が太郎のサポートでギターを弾いていたライブで、当時また別のバンドをやっていたまなんに出会って、ニコルズに誘われたから、に他ならない。正真正銘キーパーソン。太郎がいなかったらニコルズをやっていなかったと思う、多分。まなんは他の良さげなギタリストを見つけて、ニコルズは今とは全然違った形になっていただろう。そして、売れてたかも笑。
とにかく、太郎は本当に高校1年からの付き合いだし、その付き合いもかなり深い。相当に馬鹿もやったし、お互い墓場まで持っていかなきゃいけない話も沢山ある笑。
正直、太郎の音楽が好きとかどうとかいう話じゃない。きっと太郎の曲とか聴いて「?」と思うニコルズファンもいるんだろうけど、僕にはもはや太郎の音楽のことはわからない笑。無条件に応援している。会えば楽しいし、なんでも話せる。そんな関係だから、一緒に音を出せば当然楽しいわけだ。
そんな太郎と、地元で一緒にやる。全曲、僕がギターを弾く。
お互いこうして音楽を続けていて、時々関わり合えて。それが本当に嬉しいな。しかも太郎も40歳か。自分がそうなのだからそりゃそうなんだけど、なんか「えっ!?」ってなる。なんだろうこの感覚。
これもかなり楽しみ。

ニコルズのライブはたっぷり。
曲数も多い分、特別なセットリストを組みたいと思っている。

こうして書いてみればみるほど、自己満足と言われればそうかもしれないなあと思う。
でも僕にとって、つまりニコルズにとって、とても深い意義があるはずだから、たまにはこんなのもいいんじゃないかな。僕にとって生誕イベントはそういうものだったりもする。
3月には、自分が先へと進むために自分のミュージックヒストリーを振り返ったように、きっと8月のこの日もまた、先へ進む後押しになると思う。

地元のみんなにも、とは言ってもどれくらいの人が僕のことを覚えてくれているのかわからないけれど、「今もこうして頑張っているよ!」というのを見せたい。
当時のファンだった人には是非見て欲しい。でも、その人たちに知らせる術がないんだよなあ...。どうにかこうにか、知って欲しいなと切に願っている。

そして、このイベントの企画のために色々動いてみて思ったこと。
僕が思っている以上に時は経っているんだなってこと。
一つのことを追い続けていると時間の進みってのはどうも麻痺してしまうらしい。15年前の上京前夜のことなんて、ほんの数年前くらいのつもりでいるけれど、実際は15年が経っているわけで、その15年という月日は実はとてもとても長いもの。
色々と、実感した。痛感したというべきかな。
でもそれも痛感できてよかった。
そんな思いも込めて、やろうと思います。

精一杯やりますので、どうぞお楽しみに。

#dw25 #dw25_kenta


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