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【全決済】SPYロング・ストラングル

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。

本日は、今年の2月からガシャガシャと回してきたSPYの玉を全決済(フリートレードは除く)して収益が確定しましたのでご報告です。

決済状況

現在の建玉は下記ロング・ストラングル(①)に、コール、プット両サイドに売り(②)を加えて、ダブル・ダイアゴナルスプレッドという形になっておりました。

① 449P@28.80(1枚) ※2023/3/15満期
  400C@76.00(1枚) ※2025/12/19満期
② 436C@0.53(-1枚) ※11/10満期
  420P@0.75(-1枚) ※11/24満期

今回、SPYの株価の反発により、今週満期の436CがITMになっており含み損が発生しておりましたので、残りのすべての玉も清算して全体で利益を出すことを決断しました。

最終損益

ロング・ストラングル

まずはロング・ストラングルの最終損益は下記となりました。ガチャガチャと玉を廻しておりましたが、なんとか利益を出すことができました。

バーティカル・スプレッド

ロング・ストラングルに被せていたOP売りの利益が下記のとおりとなりました。途中、何度かOP売りがITMとなりロスカットすることもありましたが、なんとか利益を上げることができました。

トータル損益状況

トータルの利益は下記のとおりとなりました。前回報告した際は25万円くらいの含み益があったので、それよりは減ってしまいました。また、ピーク時は40万円を超えていたので、そこで利益確定しておけばよかった💦

反省点について

今回、長くSPYの建玉操作をしてきましたが、その中で自分の中で勉強になったことも多かったので最後に纏めておきたいと思います。

①LEAPSを使う必要性はあまり少ない

今回はセータによるプレミアムの減価が恐れていたこともあり、約2年後のLEAPSを選択しましたが、そこまでの長期のものは必要ないかなと。

そもそもですが、最初に400C(満期2025年12月)をロングしたときは、単にロングコールだけだったんです。大統領選のアノマリーに乗っかって、長期のLEAPSを低いボラの時に買って放置しておこうかなと。

ただ、実際はその後相場の下落により含み損を抱える展開もあり、ヘッジでプットロングを追加したことから、今回のロング・ストラングル戦略が開始しました。

今回のように両サイドにOP売りを重ね合わせるダブル・ダイアゴナル戦略を取るときは、一方の売りがITMになったら、全決済して利確してしまうのが賢明かなと思いました。

…となると、そんな長期のLEAPSを利用する必要ないなと。反対売買するのも大変だし、実際、サクソバンク証券では2025年12月OPが途中で売買できなくなって(反対売買、決済は可能)、プレミアムも確認できず使いずらかったです💦

また、プレミアムも高額ですので、6か月後満期くらい(合計のセータが0.05以内)が価格も手ごろでお勧めかと。価格が下がった分、複数枚でトレードできますしね!

②あまり長期で建玉操作をする必要はない

①の話と多少ダブりますが、あまりローリングをしながらダラダラと長期で建玉操作するのはよくないかなと。ある程度利益がでたら、もしくは、ボラが上昇して利益が出たらクローズして、新たにボラの低い銘柄でエントリーした方がよいかな。

基本はOP売りでセータの減価を防ぎつつ、相場が大きく動くのを待って、もし、相場が大きく動いてOP売りがITMになったら全決済する。

これが賢明のように思います。

まとめ

今回はSPYのロング・ストラングル戦略のご報告をさせていただきました。

最初はコールロング戦略をとっていたのですが、色々相場を経験しながら、結果的にダブル・ダイアゴナル戦略を自力でたどり着けたのは、今回の経験値としては良かったのかなと思います。

今後も引き続きダブル・ダイアゴナル戦略を展開して、どのような相場に対応できるのか、またはできないのか?を見極めていきたいですね。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

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