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サクソバンク証券が外国株式オプション取引手数料をついに値下げ!

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。

昨日、サクソバンク証券からとても嬉しい報告が到着しました!なんと、外国株式オプション取引の手数料を値下げするとの報告です!これは激熱な展開!

サクソバンク証券は今年に入って、色々とサービスの改正をしており「ひょっとして手数料の値下げもあるか?」なんて期待もしておりましたが、まさか本当に値下げしてくるとは!

米国株オプション取引においては、国内証券会社に競争相手がいないのでね。本当に嬉しい報告ですね。

外国株式オプション取引手数料

詳細を確認してみましょう。昨晩、サクソバンク証券より【重要】「契約締結前事前交付書面(取引説明書)」の改定についてというメールが到着しました。

この手の資料は読まずに放置することが多いのですが、サクソバンク証券については、重要な変更が最近多かったので新旧対照表を確認してみました。

【出典】外国株式オプション取引の契約締結前交付書面の新旧対照表

確認すると、手数料と諸費用部分に下線が引かれており、手数料が1lot、3ドルから1.54ドルへ減額されております。

サクソバンク証券の場合、オプションを建てて決済すると、これまでは建てる時に3ドル、決済に3ドルの合計6ドルが必要となります。これは、安いオプションを取引する場合は、かなりのコスト高になります。また、(税込)という単語も追加されてます。

これまでのサクソバンク証券の競合会社は、海外の証券会社であるIB証券でした。IB証券の手数料が1ドルだったので、そこまではいかないにしろ、かなりコスト安感は感じられますね。

サクソバンク証券へのサービス改善

サクソバンク証券の競合相手であるIB証券とサービスの比較をすると、かなりIB証券の方に部があり、その当時のサクソバンク証券の強みと言えば、国内の証券会社であるので確定申告が比較的楽、海外送金が不要くらいでした。

また、IB証券が日本からの海外口座の利用を中止したことに伴い、米国株オプション取引を実施する環境は、ほぼサクソバンク証券一択となっており、サービスの改善が図られないのではないか?という懸念があったのですが、今年、ドンドンサービスの改善を実施してきました。

逆指値の導入

これまでSaxoTraderGoの仕様では逆指値の仕様が搭載されておりませんでした。正直、ロスカットをしたい方には逆指値は必須なので、これくらいの機能は最低限ほしいと思ってましたが、こちらの機能も昨年導入されました。

米国株手数料の値下げ

米国株の手数料の値下げも今年に入って実施されました。オプショントレーダーにとっては米国株の手数料はそんなに重要ではないと考えるかもしれませんが、これまでは現物株でデルタヘッジしたくても、現物株の手数料が高くてなかなかできない状態であったので、現物株の手数料が安くなるのは歓迎です!

ストラテジー発注の搭載

こちらの機能も先月導入されました。ストラテジー発注はIB証券には搭載されている機能であり、サクソバンク証券にも導入が求められていました。詳細は下記noteをご覧ください。

そして、今回の外国株オプション手数料の減額です。これで、かなりサービスの品質は良くなりましたね。

これがあれば最強!

今回の改訂により、IB証券の強みだった部分をほぼ取り入れたので、個人的にはサクソバンク証券に不満はなくなったが、あえて言うなら「現物株の売りポジションの保持」でしょうか?

これもIB証券では可能だったらしい(噂では)のですが、サクソバンク証券では、現物株の売りポジションを持つことができません。

例えば、裸でコール売りをしていて満期日にITMになった場合、サクソバンク証券では、一時的に株の売りポジションを所有し、翌営業日の寄りで決済される仕組みになってます。

ところが、IB証券では、この株の売りポジションを建玉として保持できるらしいのです。これができると何が便利かというと、カバードプットを組むことができるようになります。

カバードプットはカバードコールのプット版ですので、カバードコールが現物株のロング+コール売りという建玉に対して、カバードプットは、現物株の売り+プット売りという建玉になります。このポジションが取れるわけです。

カバードコールはその性質上、原資産の下落には弱いので、カバードプットを建てることができると原資産の下落にもヘッジが可能というわけです。

まあ、私は個人的にはそのようなトレードしないので、なくてもよいのですがね。

まとめ

本日は、サクソバンク証券の外国株オプション取引の手数料の値下げについて取り上げてみました。ほんと、これは期待してなかったので、とても嬉しい報告でしたね。

あとは、カスタマーサービスの対応が早くなれば最高ですが、このあたりは世界標準で文句ありません。それより、今年に入って数々のサービス改善をおこなってきたサクソバンク証券の今後に期待したいですね。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

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