【米国株OP】LEAPSダイアゴナル・スプレッド(DISH)
先日、LEAPSダイアゴナル・スプレッド(LDS)を組んでいたDISH Network(DISH)を全決済してロスカットしました。反省の多いトレードでもあったので、結果をしっかり検証していきたいと思います。
結果報告
まず、結果から確認しておきましょう。結果は、92,070のマイナスとなってしまいました。
トレードの詳細については下記のとおりとなります。
2022年4月11日にLEAPSロングコールを仕込んで、7か月間のトレードとなりました。その間、コール売りにより、コツコツ現金を稼いでおりましたが、途中、3回ITMとなったためローリングしております。
トレード振り返り
DISHの月足と週足チャートは下記となります。
DISHのLEAPSロングコールを仕掛けは、2022年4月11日にMACDがゴールデンクロスを確認してエントリーしました。
ただ、チャートを見てわかるとおり、翌週から3週連続で大きく下落する展開となりましたw 3週間後の大きな陰線は決算による下落でした。
エントリー時の株価は32ドルあたりでしたので、LEAPSの22.5CはDITMとなってました。まさか、その後の暴落でFOTMになるとは考えてもませんでしたねw
反省
今回のトレードでは色々と学ぶことも多かったのですが、反省点としては下記が上げられます。
①月足のトレンドも確認する必要あり
これはHoneywellの時にも書きましたが、当時、月足を確認する習慣が全くありませんでした。オプショントレードの場合、数か月にわたって長期で運用することが多いので、月足のトレンドも確認が必要だなと感じました。
②出来高が薄い銘柄は除外した方がよい
今回の銘柄選定においては、S&P500に選定されている銘柄から、週足MACDのゴールデンクロスをしているものから選択しました。理由としては、あまり出来高の薄い銘柄を避けた方がよいと考えたからです。
ただ、S&P500銘柄であっても、出来高が足らないものが多いですね。今回のDISHもオプションの玉が少なく、なかなか約定しないケースが多かったです。
ちなみに、下記画像は、Pfizer(左)とDISH(右)の満期別の出来高ですが、やはり、DISHの流動性がないのは一目瞭然です。
③クローズ時期の判断
実は、DISHのトレード自体は、株価が大きく下げる展開とはなりましたが、あまり気にしてませんでした。なんなら、利益確定が可能だと思っていました。
DISHのLEAPSは24年1月満期のもので、現時点でも満期が1年以上も残ってま,す。ここまでコール売りで57,000円を回収しておりましたので、今後もコールを売っていれば、いつか利確できると思ってました。
ただ、確定申告があるんですよね~。当然、これまでコール売りで得た利益は確定利益なので確定申告に該当する利益になります。LEAPSは決済してませんので、含み損状態です。つまり、このまま年末を迎えると、トータルの資産が減っているのに、税金を支払わなければならないという状況が発生します。今回、DISHを全決済したのもこの理由からでした。
クローズ時期については、まだ結論はでてませんが、現物の資産と確定利益はある程度リンクさせながら運用する必要はあるかなと思いました。
④同時期に複数のエントリーは行わない
実は、今回のDISHだけではなく、International Paper Company(IP)という企業も同様の判断でエントリーしました。そして、その結果はDISHと同様の結果となりました。
今回は、週足のMACDを利用するとどうなるか?というのを確認したかったのですが、あまり同じ理由で複数のエントリーをする必要はなかったかなと。
まとめ
今回のDISHのトレードは残念な結果となってしまいましたが、もし、現物株でトレードしていれば、おそらく20万円以上のマイナスになっていたと思います。
LEAPSロングコールは、長期で上昇を狙う戦略ですので、現在の米国市場が一番良いタイミングなのかなと思っております。また、新たに仕掛けていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!今後もがんばります!
ありがとうございました!