米国OP建玉（2023年3月3日）
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今週の米国市場も指標の結果に一喜一憂する1週間となりました。前半は欧州のインフレ悪化から下落する場面もありましたが、後半では一転上昇へと転じ、プラス引けとなりました。
米国債10年金利も一時は4%を超えて推移しておりましたが、結果的には4％を切り、VIXも再び20％を下回る展開となりました。
それでは今週のご報告です！
①S&P500 ETF（SPY）
LEAPSダイアゴナル・スプレッド
LEAPSロング・コール（400C）を建ててから株価の下落が続きちょっとつらい展開が続いております。建玉全体でもデルタを完全にプラスに振っている状態であったので、木曜日の寄りで390C（満期2024年1月19日）をヘッジのために買いました。
戦略的には、LEAPSでロング・ストラングルを組んで、さらにOTMに売りを追加している感じです。（満期は異なりますが…）
390C購入後、相場が上昇して「あ～あ…」と思いましたが、これは仕方ないですね。390Cはそれなりのコストになりますので、今後、期近のオプションの売りを利確しながらコスト回収をしていきたいと思います。
保有建玉（▲55,103円）
445C@1.25（-1枚）⇒ 1.09 ※5/19満期
400C@76.00（1枚）⇒ 72.27 ※2025/12/19満期
335P@2.20（-1枚）⇒ 0.96 ※5/19満期
390P@23.00（1枚）⇒ 19.54 ※2024/1/19満期
②Pfizer（PFE）
カバード・コール・LEAPSプット売り
55Cがかなり減価してきましたので、一度ローリングダウンしようかな。
保有建玉（+92,899円）
55C@0.80（-1枚）⇒ 0.42 ※2024/1/19満期
35P@1.20（-1枚）⇒ 1.42 ※2024/1/19満期
現物株@35.00（100株）⇒ 41.15
③金融セクターETF（XLF）
LEAPSロング・コール
株価の下落により含み損となる展開もありましたが、なんとかプラスで引けました。
保有建玉（+939）
36C@3.00（1枚）⇒ 3.05 ※12/29満期
④キャッシュ・セキュアード・プット（CSP）
先週の下落で含み損が大きくなっておりましたが、週後半の金利低下、株価の上昇により、少し改善してきました。
TLTの満期は2週間後であるので、ITMからATMへとなったことで一気にプレミアムが下落しました。やはり、ATMのオプションはガンマ（γ）とセータ（Θ）の駆け引きが大きいですね。
証拠金的にSPYに集中させたいので、いずれの銘柄もどこかのタイミングで利確できればと思っております。
保有建玉（▲9,408円）
TLT 102P@1.04（-1枚）⇒ 1.58 ※3/17満期
INTC 26P@1.15（-1枚）⇒ 1.02 ※4/21満期
IBM 120P@2.65（-1枚）⇒ 2.44 ※6/16満期
VZ 36P@1.44（-1枚）⇒ 1.31 ※7/21満期
今週の収益
今週の結果は下記とおりとなりました！
今週の確定収益はありませんでしたが、資産が少し改善したことは良かったです。結果的にはSPYの390Cがなければ、もっと資産は増えていたわけですが、やはり下げのヘッジがないのは気持ち的に落ち着かないものです。
米国市場はインフレ悪化の懸念もあり、しばらくは上下にボラの激しい展開となりそうですね。オプショントレーダーとしては、このボラを取っていきたいものです。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます！
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