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オプション雑談

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オプション取引に関する色々な話題について書いております。
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#サクソバンク証券

【サクソバンク証券】外国株式・指数オプション取引の確定申告方法について

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 とうとう今年も確定申告が開始されましたね。オプション取引を実施している方には避けられない確定申告ですが、この時期になると嫌になっちゃいますよね。 私のnoteでも、サクソバンク証券の確定申告について記載した記事が、2年前の記事にも関わらず、結構、安定して読まれているようで、下記のとおり堂々2位にランクインしております。 ということは、サクソバンク証券をお使いの方は、結構、確定申告に苦

【サクソバンク証券】外国指数オプション取引の提供開始!

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 昨年末、サクソバンク証券から「外国指数オプション取引」を2024年1月から開始するというリリースがありましたが、本日、契約締結前交付書面が開始されましたので、その内容を確認していきましょう。 外国指数オプション取引まず、簡単に外国指数オプション取引について説明しますと、米国取引所に上場している株価指数を原資産とする取引のことであり、平たく言いますと、日経225オプション取引の米国版とい

私が相場の予想を辞めた理由

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 閑話休題、最近、急激にX(旧:twitter)のフォロワーさんが増えたこともあり、ちょっと私の投資スタンスをお伝えしようかなと思います。自分の考えを纏めるよい機会であるので。 私はテクニカル信者だった…私は昨年までバリバリのテクニカル信者でした(過去形)。今でも、建玉の報告の際に下記のようなチャートを掲載してますが、それはテクニカル信者であった頃の名残りですw オプショントレード自体

サクソバンク証券が外国株式オプション取引手数料をついに値下げ!

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 昨日、サクソバンク証券からとても嬉しい報告が到着しました!なんと、外国株式オプション取引の手数料を値下げするとの報告です!これは激熱な展開! サクソバンク証券は今年に入って、色々とサービスの改正をしており「ひょっとして手数料の値下げもあるか?」なんて期待もしておりましたが、まさか本当に値下げしてくるとは! 米国株オプション取引においては、国内証券会社に競争相手がいないのでね。本当に嬉

遂に!サクソバンク証券がストラテジー発注を実装!

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 昨日(2023年8月30日)、サクソバンク証券からオプショントレーダーにとってはとても激熱なリリースが発表されました。 「オプション戦略」機能は、これまでIB証券のツールには「ストラテジー発注」という名称で利用できたものであり、個人的にはとても便利な機能であると感じたので、サクソバンク証券にもぜひ欲しいと思っておりました。 噂では、デモ口座ではすでに「オプション戦略」機能が実装されて

外国株式オプションの損益通算と損失繰越について(サクソバンク証券の場合)

日経225先物OP取引については、確定申告時に、雑所得の損益通算、損失繰越が下記により認められております。 ただ、サクソバンク証券が提供する外国株式オプション取引については、日経先物OP取引と同様に損益通算、損失繰越が可能なのか、ネット上の情報を調べても意見が分かれておりました。 今回、税務署で相談に乗っていただきましたので、その回答をご紹介したいと思います。ただ、今回の記事は、税務署の職員の方の意見を私が理解した範囲でお伝えしているので、正確ではない可能性がございますの

【米国株OP】米国株オプションのすゝめ(インデックス投資家向け)

私は、日本個別株→日経225先物→日経225OP→米国株オプションという流れで投資してきており、オプショントレード自体は、同じ金融デリバティブである先物と親和性が高いものだと認識しております。 実際、日経225OPでトレードする場合は、デルタヘッジで日経225先物ミニ等を利用しますし、周りのトレーダーも日経225先物を主戦としている方が多かったです。 これは、日経225OPが日経平均に連動した指数をもとにトレードする商品であるから当然なのですが、現在、私がメインで実施して

【米国株OP】サクソバンク証券の現物決済方法について

サクソバンク証券で個別株オプショントレードをしていると避けられないのが現物決済です。サクソバンク証券では、「外国株式オプション取引ガイド」を発行して、現物決済方法について解説がありますが、よく理解できず、私も質問をいただくことが多いです。 実際、私もサクソバンク証券のCSに何度か問い合わせを実施したので、備忘録的に纏めておきたいと思います。 ただ、こちらはあくまでも私の(2022年7月17日現在の)理解であり、詳細はサクソバンク証券にお問い合わせをいただければと思います。

【米国株OP】ネガティブガンマ戦略(AMD)

最近、米国株オプションを用いてネガティブガンマ戦略を実施しております。基本Weekly Optionを利用しているので、満期決済がメインとなりますので、どのような権利行使価格を選択するのか?はかなり重要なファクターとなります。今回はその点について考察していきたいと思います。 ネガティブガンマ戦略とはネガティブガンマ戦略とは、オプションのリスク指標(デルタ、ガンマ、セータ、ベガ)のうち、ガンマの数値をマイナスとなる建玉を取る戦略のことを言います。 ガンマは、オプションのプレ

【米国株OP】サクソバンク証券(一般口座)の配当所得の申告と外国税額控除の方法について

先日、下記noteにて、サクソバンク証券の確定申告方法について記載しました。 サクソバンク証券では、すでに特定口座が開設されておりますが、米国株OPトレードは必然的に一般口座となりますので、ターバイで現物株を取得した際に配当を受け取るケースもあり得ます。今回は配当の申告方法に関する記事となります。 年間取引報告書には配当所得の記載はないサクソバンク証券では、年間取引報告書が発行されますが、ここには配当の記載はありません。サクソバンク証券発行の「確定申告の手引き」では、9ペ

【米国株OP】サクソバンク証券の年間取引報告書と確定申告について

先物オプション取引をやっていると避けられないのが確定申告です。今回初めてサクソバンク証券を利用しての確定申告となりますが、これが日系証券会社と違って色々と面倒なんです💦 今回は自分の為の備忘録もかねて、サクソバンク証券の年間取引報告書と確定申告について纏めてみました。 私はサクソバンク証券では、米国株オプション(一般口座)しか実施しておりませんので、他のトレードは今回の記事の対象外です。詳細は、サクソバンク証券が発行している「確定申告の手引き」を参照ください。 年間取引