よくも悪くもカリスマ性について感じた事
あるカリスマ性を持ったといえる人物が亡くなった時の事です。あるSNSで表現は違いましたが、これで自分の心のつっかえていた物がなくなったと思わせる内容が書かれていました。
僕はこの時にカリスマとは何か?を思わず考えてしまいました。この投稿者の場合は、そのカリスマ性があった人の思想が原因で自分がファンだったグループが壊れた様な事だったようです。
僕が色々考えてしまったのは、そのカリスマ性を持った人物の思想や信条に賛同する人達が心酔するのは理解できるのですが、ある意味そのカリスマ性を持った人物に恨みや嫌悪感を持っている人間まである意味魅了してしまう事です。
自分が好きな物を壊した人物を恨んでいるはずなのにその人物の死についてふれるという事は、恨みや嫌いという感情を持っていても別の意味で魅了されているといえると思います。なぜなら本当に嫌いならば、その亡くなったという情報にも無関心でわざわざSNSに書く事はないはずだからです。
僕は、このカリスマ性を持った人物が、自分のファンだけではなく自分を嫌っている人間も魅了してしまう事・・・しかも嫌っている人間が自分が嫌っているにも関わらずに魅了されている事に気づかずに関心を持ってしまう・・・
これがカリスマ性なのか・・・と感じました。僕自身は、その人物にカリスマ性を感じたりはしませんでしたし、なぜこの人に魅了されている人達がそれなりにいるのが不思議に思っていましたが・・・
カリスマとは、よくも悪くも凄いなと思いました。
読んでいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?