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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(しずくちゃん回)感想の続き

 僕にとってしずくちゃんの人に嫌われるのが怖い・・・人の目が気になるという事は、しずくちゃんとの立場は違えどそうだなと思います。

 僕自身も人の目が怖かったからです。僕の場合は、親がほかの同級生達の家族とは価値観、信条が違っていました。この他の人と違う価値観は、大人ならまだしも子供の世界では、影響が大きいのです。その事を子供が理解する事が出来る事はほとんどなく、本人たちはそう思っていなくても、おかしな人達という扱いを無意識にするのです。僕はそういう事を敏感に感じていたので人の目が怖かったのです。

あと僕自身の事も話す事が出来ませんでした。それは話をした瞬間に人によってはこいつは危ない奴というレッテルを張られてしまうからです。でもその部分は僕の一部分であってすべてではないのですが、人はそれをその人の全部だと勝手に解釈するのです。実際僕と同じ様な部分を持っている人達を理解出来ない人達が、他の部分を見ずにそれをその人のすべてだと勝手に解釈をしてレッテルを張る所を見てきたのでなおさら自分の話をする事が出来なかったのです。その部分も自分だという事を受け入れる事と社会との兼ね合いの中で苦悩してきました。

 その話を信頼できる知人に思い切って話をしたことがあります。知人自身も色々苦労してきているので少なくとも僕を否定しないなと思って勇気を出して話をしました。

 知人の反応は・・・・

 な~んだそんなことか・・・

 という一言でした。それは知人が僕を軽蔑した言葉ではなくて別にいいんじゃないという意味で言ってくれたのです。僕はホッとしました。自分の苦悩を話す事ができた事に良かったという事と、僕が苦悩してきた部分を理解してくれた知人にも深い感謝をしたのを覚えています。

 僕がこの事をこの場で書こうと思ったのは、しずくちゃんと同様に自分を知られるのが怖いと思っている人達に少しでも僕の経験が届ければなと思ったからです。

 ほかの人に知られたくない部分も自分なのです。僕自身も自分のそういう部分を受け入れるのに時間がかかりましたし、今でも苦悩する部分でもあります。それでもそれが僕なのだと思っています。

 自分を受け入れる事は、人によっては時間がものすごくかかるのです。自分を小さなステップで一歩一歩受け入れる事が大切なのです。あと自分の事を少なくても否定しない仲間を探す事も大切だと思います。この仲間探しも時間がかかりますが、諦めなければ、きっと見つかると僕は思います。

 何事も諦めずに一歩一歩歩く事が大切だと思います。

 この事を書く勇気をくれた、りなちゃん、しずくちゃんありがとう。

 読んでいただきありがとうございます。

 

 

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