DV2021 (13) 書類受理
こんにちは。今日は久しぶりにDV関連ネタです。
DV2021⑥の記事ではKCCに必要書類を提出する、というところまでご説明しました。この次に来るステップとして、KCCから提出書類受理の連絡を受ける、というものがあります。
①エントリー
↓
②結果発表
↓
③DS-260提出
↓
④KCCから書類提出依頼のメール受信
↓
⑤KCCにメールで書類提出
↓
⑥KCCから書類確認完了メール ←←←これ
↓
⑦2NL(面接招待)受領
↓
⑧大使館(領事館)面接
↓
⑨移民ビザ発給
「⑤KCCにメールで書類提出」を行うと、直後に「Automatic Reply from KCC DV Documents」という件名で、メールを受信しましたという趣旨の自動返信メールが来ます。実際のメールの文面は以下の通りです。
これはあくまでも「メールを受信した」ことに対する自動応答に過ぎません。
提出した書類の内容に問題がないことを確認しましたよ、という主旨ではないことにご注意下さい。
このメールにある通り、通常KCCに提出した書類の確認処理には3週間から6週間を要します。これは目安でしかなく、実際にはもっと早く受領連絡を受け取る人もいますし(私がお聞きした中では4、5日という方もいらっしゃいました)、逆に6週間経っても返事が来ない場合もあります。
我々の場合、上記の通り書類を提出したのが2021年2月15日。それから3週間どころか6週間、7週間、8週間経っても音沙汰がありません。仕方ないのでKCCにメールで「どんな状況ですか?書類に不備があったでしょうか?」と問い合わせをしました。案の定そのメールへもなかなか反応がなく、2週間ほど経った頃にようやく返信が来ました。その趣旨はこんな感じです:
「KCCに書類を提出すると、自動返信メールが届きます。(中略)書類はケース番号順に処理されます。KCCにて書類を確認しましたら、追加書類が必要もしくは書類確認完了の旨をご連絡します。」
そんなこと聞いてねーよ。
散々待った挙げ句に来たのがこのような中身スッカラカンの返事だったので、かなり頭にきましたね。
この時点では薄々察しがついていましたが、行間を読むとすれば
「まだあなたの書類は開けてもいません」
ということなのでしょう。だって開けていたらOKもしくはNGの返事をするって言ってるんですから。なんの返事もできないのは、つまり中身を見ていないということです。
めげずにもう一度問い合わせをしましたが、またしても2週間待たされた後にまったく同じ返信が来ました。
もちろん電話もしましたが、たいした内容のない自動応答に直結して一方的に切られるだけです。
これじゃどうにも手の打ちようがありません。さてどうしたもんかな、と途方にくれました。
そんなある朝、夫(当選者本人)が何も言わずにiPhoneの画面を見せてきました。
「おおおおおおお、とうとう来たか。」
書類を提出してからほぼ3か月もして、ようやく我々夫婦のところにもKCCから書類受理のメールが来ました。
DV2021はさまざまな要因によりすべてのことが例年と異なっているので参考になる前例ではありませんが、まあそういうケースもあるんだな、くらいの情報と思っていただければ幸いです。
書類受理連絡のメールは「2021AS000XXXXX (←ケース番号) Documents Received」という件名で送られてきます。実際の文面は「Congratulations! Our records indicate that your case is ready to be scheduled for an interview when your case number becomes current and appointments are available....」という文章で始まります。
ここまで来ると、あとは面接がスケジュールされるのを待つばかりです。普通の年であればケース番号がCurrentになっていてDocuments Receivedのメールも来ている状況だと面接予約はほぼ確実なんだろうと思いますが、今年は異例づくしで何がどうなるかまったく分かりません。
さらに我々の心配を煽るがごとく、たまりにたまった移民ビザ申請バックログを捌くにあたって国務省が優先順位付けを発表しましたが、DVの優先順位は最下位…。一体DV当選者に何の恨みがあるんでしょう。笑
ここから先は裁判の行方に期待するしかなさそうです。
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