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出会いの数だけ経験するもの。~交換留学日記♯76~

一昨日、帰国後に1ヶ月限定で復帰したアルバイトを卒業しました。
欧州の物価高でクレジットカードの引き落としが危うかったため、急遽復帰しました。この1ヶ月の半月以上は出勤、それ以外は大学の授業参加などに時間を充てて残りの学生生活において自分がやりたいことに注力できて本当によかった。

大概のアルバイト先では半年も出勤できない卒業間近の学生の籍を抜くのが普通であるのにもかかわらず、帰国を待ってくれた社員の皆様には感謝しかありません。挙句の果てに最終日の勤務終了後には隣接していた中華料理店で大好きな麻婆豆腐定食を御馳走して頂きました!

自分なりに頑張っていれば運は自然と溜まる。「運はポイントカード」と、とある小説で読みましたが、強ち間違えではないのかなって思います。

こんちゃ!オープニング長くなりました!
今回もよろしくお願いします!

21,22年は出会いの2年だった反動で23年はお正月明けからオランダで出会った素敵な方々や大学の友人、アルバイトの方、来週帰国する中国の友達などなど別れが目白押しです。もう心が持たないよ。

僕の中で卒業ソングはEXILEさんの「道」なんですけど、今年に入ってからずっと頭の中で「動き出した~最後の時間~君に伝えたいことが~」ってフレーズがイントロドンされています。

僕はオランダで理不尽なことを味わう度に「ポジティブが足りない!」という春木開さんの言葉を胸に前向きに過ごすことを心がけていましたが、無理してまで常にポジティブでいようとすることは逆に心を削ってしまうことに気付きました。ツラいことはどう頑張ったってツラいんですよね。

そのため人に見せない条件でネガティブになることを許すようになりました。そうして気持ちを落ち着かせてからポジティブ思考や冷静に判断することを心がけております。

このロジックで別れについて考えてみました。
まず、別れが辛いということは「それだけ素敵な出会いがあったこと」なんですよね。

この4年間でたくさんの素敵な出会いがありました。それまで野球か同じクラス程度でしか出会いはありませんでしたが、学校生活、アルバイト、東京五輪ボランティア、ファミリーキャンプ参加、そして交換留学などなど。

成功失敗に限らず、行動すれば必ず何かは得られる。
その言葉を軸にコロナという予想外の出来事に見舞われながらもそう信じて、今日までやってこれました。

また、海外に目を向けると外務省資料の国名一覧を使って4年間で交流経験のある国籍(台湾は例外で追加)を数えてみたら、なんと64ヶ国にも及んでいました。

僕の夢は異世界異文化が共生する社会を見届けること。
まずそのために日本人の外国に対する偏見を拭い去るインターベンションをしたいと思っています。だから将来的に大学院に行って人種や宗教、平和とは何かについて真剣に考える時間を設けたいと思っています。
できればドイツ辺りで。

ここまで最近別れが目白押しと書きましたが、この世に永遠は存在しない以上、遅かれ早かれ別れることになるんですよね。

出会いがあるから、別れがある。ひっくり返すと別れがあるから出会いがある。つまり、新しい出会いの始まりを意味しているんだと思います。

もしくは一度お別れになったとしても想いが重なればまたどこかで出会える。今僕にできることは出会ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えること、目の前のことに全力で取り組むことしかない。

留学終了辺りから別れが多すぎて心が削られているので、思ったことをこの場に書かせていただきました。

次はドイツで知った昨年大熱狂したFIFAワールドカップの光と影についてそろそろ時効だと思うので書きたいと思います。
ずっと書きたかったけど、日本中が盛り上がっていたので水を差したくなかったので自粛しておりました。

Have a nice day!!

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