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#36 満たされている人は消費しない

猫のように生きてみるラジオより:
ある程度稼ぐと行き着く「お金の使い方」という悩み。
https://voicy.jp/channel/767/462195

お金の正体。お金は存在しない(たぶん運動である)https://voicy.jp/channel/767/462417

しゅうへいさん:
・前よりお金を使わなくなった。
・お金は自分のためだけにそんなにいっぱい使えるモノじゃない。

■人は充足すると消費しなくなる

精神的な充足感が高い人は、経済的に豊かになっても逆にお金を使わなくなる。
「消費」しなくなるから。
「投資」はしても「消費」はしなくなる。
消費は必要なモノやサービスに支払う以外に、欲求の解放、ストレス解消、フラストレーション発散といった側面がある。
これはメンタルが満たされている人には不要な行為。
発散すべきネガティブな感情が溜まっていないから。
また、もっと有意義なことにお金を使いたいという気持ちが強くなるから。


■自分へのごほうびって

「がんばった自分へのごほうび」という言い方がある。
なんでこんなおかしなセリフが一般的に広まったのか?
それは消費のネガティブな側面をごまかそうとする心理があるから。
単に発散のために散財した行為を、聞こえのいい表現にすり替えただけ。
誰も責めてないのに、内心後ろめたく思っているからうまいこと正当化したいんだよね。
多くの人がこの聞こえのいい言い回しに飛びついて採用しては、自分をごまかしていることに無自覚。


■ごほうびなんていらない

本当にがんばって成果を上げた人は、それ自体が達成感としてじゅうぶん報酬になっているので「ごほうび」なんて必要ない。
つまり実際は、言うほどがんばっていないし成果も上げられていない。
それは自分がいちばんよくわかっている。
だからごほうびなどとごまかさず、正直に認めればいいんだけどね。
いっぽう、メンタルが満たされている人は何もいらないし、わざわざ自分で自分にごほうびをあげて、陳腐なセリフでごまかす必要もないよね。



●ちなみに、
習慣化テクニックの手法として「がんばった自分に報酬を与える」仕組みづくりというのがあるけど。
これは衝動買いを正当化するのとはちょっと意味合いが違うかな。


■つまり

自分のやるべきことをやっている人は消費の必要がない。
長期的、全体的な利益を見すえているので刹那的、個人的な消費に逃げない。