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#29 NFTはマイノリティじゃないとムリ

VOICY イケハヤラジオより:
箕輪さんは「NFTが向いてない」と思う話。
https://voicy.jp/channel/585/453236

イケハヤさん:
「今NFTに熱狂している人は、その人自身の状況はOKでも今の社会のはみ出し者になっている人が多いと思う」
「NFTは資本主義や新自由主義などに対する静かな革命。無血革命みたいな」
「NFTはマイノリティへの救済

■リア充にはNFTはムリ

NFTは考え方のアップデートを要求するから、
ふだんから生活や仕事や社会に問題意識を持っていたり違和感を感じている人でないとムリ。
本質を理解できないし、気づくことさえできないかも。
技術的、表層的な理解はできても、その社会的意義や個人の価値観との関わりなど、NFTが備えた世界観やポテンシャルはたぶん無理だろう。
NFTはインターネットだけでなく資本主義、企業・起業、共同体、セーフティネットなど様々なものをアップデートするものだから、
自分自身もアップデートしたいというモチベーションを持っている人でないと折り合わない。
現状に満足している人、ぬるま湯にどっぷり浸かっている人にはNFTはピンとこないだろう。


■フラストレーション→NFT

自分の場合、今まで仕事生活で満足していた時期がほとんどなかった。
のぞむ仕事も働きかたも得られず悶々として過ごしてきた。
常に不全感を感じているのがデフォルトで、ルサンチマンにまみれた人生だったが、
やっとのぞむ職を得てこれまでの喪失感を取り戻そうというタイミングに、NFTと遭遇した。
これから巻き返そうと思っている自分に、NFTは新しい道筋を指し示してくれている。


■革命への期待

でも一方、同世代でも今までそれなりの仕事をしてきた人もいるだろう。
そこそこ良い仕事につき地位も収入も得てきて仕事生活で充足感を得てきた人たち。
彼らには自分のようにくすぶりつづけた不全感みたいなネガティブな感情はないんじゃないか?
人生のステージ前半を無事終わった感があって、子供も巣立ったのでリタイアして第二の人生を楽しもう、といった心境で。
そんな彼らはNFTみたいなものには手を出さないんじゃないだろうか。
なんといってもNFTは「革命」だから。

彼らは「WEB3おじさん」にはならない気がする。
自分は、我々世代のNFTへの動機は「喪失感、焦燥感、不安感」からだと考えているから。↓


■自分もこの無血革命に参加したいです。