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#39 移住を考える人はリテラシーが高い(vsマイルドヤンキー)

猫のように生きてみるラジオより:
N●Tという言葉を使わずにマーケティングする。
https://voicy.jp/channel/767/463918

しゅうへいさん:
移住を考える人はリテラシーが高い


■移住指向はメタ的思考

  • どういうところでどんなふうに生きていきたいか?(ライフスタイル)

  • 長期的なライフプランを自分の価値観に照らして考え直す

  • 過去にとらわれずこれから何をしていきたいかを自問自答し選び直す

  • 今の仕事や職場の関係性にしばられず本当に必要なものは何か再検証する

  • 必要なら今までの実績や資産、アドバンテージも捨ててリセットする

移住は見方によっては、現実逃避、青い鳥探しという側面もあるけど。
それでも、現状に正しく問題意識を持つことは誰でもできることじゃない。
というより違和感を感じられるか、自覚できるか。
多くの人は自分や状況や環境を振り返ることもできず、流されていくだけだから。
不平不満を垂れ流すのではなく、メタ的に問題点を分析し現実的な解決策を探ること。

まあ、何にも考えずに思いつきと思い切りだけでパッと移住しちゃう人もいるでしょうけど。


■移住とは

移住という言葉は首都圏などの都会から地方へ移り住むことを指している。(地方から都会へは移住とは言わない)
エネルギーレベルの低い場所へ移り住むこと。
そこでは自分が無駄なエネルギーを使わなくていいのと同時に、自分から動いてエネルギーをつくり出していかなければならない。
都会では通勤するだけで満員電車などで消耗するけど、至る所にユーティリティがあるのでどこででもスマホが使えて充電できて便利、とか。

地方の山間部に移住したイケハヤさんいわく:
・僕らは「新しい自由」を求めている
・東京は自由があるようでない。エネルギーを吸い取られる
・でもここは何だってできる

イケハヤラジオ:
NFTと地方移住は似ている話。

インフラが完備されリソースが有り余っているところだと、オリジナルなこと、新しいことをやりたい人には邪魔で窮屈なだけなんでしょうね。


■マイルドヤンキー

移住を考えるような人の正反対にいるのがマイルドヤンキーだろう。
地縁を大切にするというか地縁が全てでそれが自らの立脚点になっている人たち。
郷土愛、連帯感がつよく生活圏がすべて地元内で完結していて、地元で一生を終えることが当然。
地方都市在住の層なので都会から地方への移住とは違うけど、自分をアップデートするために地元から飛び出そうという発想は彼らにはない。
彼らは絶対に移住など考えないだろうし、もし何らかの事情で移住せざるを得なくなったら人生が破綻してしまうのかも。

●ただ自分も「地縁を大切にする」という意識はとても良いと思います。
こちらの記事にもあります。↓



■幸福の「資本」論

マイルドヤンキーがらみで多くの人が取り上げる本。
note内で「マイルドヤンキー」と検索したらかなりの数引用されていた。
自分は岡田斗司夫さんがYouTubeで紹介していて知りました。
著者は「経済的合理性」を説く方なのですごくドライだがとても有益。
(一部意訳すると↓)

・人々が愛情や友情などの関係性に価値を置くのは本能的だが原始的な考え方
・現代はその外にある経済でつながる関係の重要性が増しているのに、人々はそれをわかっていない



■どっちがいいの?

新天地探すもよし、地元でまったりもよし。
自分らしい人生を生きられるのならどっちだっていいと思います。
ただそれに対して自覚的であるべきと思うので、その点は移住指向の人のほうが自覚的じゃないかな?
問題意識を持つタイプかとか、違和感センサーを備えているかで決まってしまうので、先天的な資質しだいかな。