推し活番外編!最推しの馬に会いに行く。〜Yogibo牧場編〜
ちっちです。
9月頭に行った北海道。
メインイベントはLUNA SEAのライブでしたが、もうひとつ大きな目的がありました。
今回は、推し活番外編をお伝えしようと思います。
うま活始まる。
私は馬が好きです。
馬の中でも、いわゆるかつて競走馬と言われていた仔たち、いわゆる引退馬が好きなのです。
走るためだけに生まれてきた馬たちがレースを引退して、個性を爆発させながら気ままに暮らしている様子を見ると癒されます。
ちなみに正直、現役の競走馬はあまりよく知りませんし、賭け事も興味ありません。なので、競馬のことは答えられませんのでご了承を。
最推しのお馬さんに会いたい!
中でも私が一番好きなのは、第69回東京優駿(日本ダービー)優勝馬、タニノギムレット(以下ギムレット)。ギムさん、ギム爺、親父と呼ばれています。
詳しくはこちら(これを見ればだいたいどういう性格なのかわかるはず)。
馬の寿命は25〜30歳と言われているようですが、ギムレットは25歳とかなり高齢。
そのくせ、自分の放牧場の牧柵を蹴って破壊しまくる、元気一杯の暴君です。
そのせいでギムレットが暮らしている牧場のスタッフには「破壊神」と呼ばれているとか。
馬は牧柵の外に逃げるために柵を壊すらしいのですが、ギムレットは柵を破壊しても柵の外に逃げることはまずありません。
「そこに柵があるから壊す」という、かっこいいんだか迷惑なんだかよくわからないスタンスのようです。
そんな瓦割りするおっちゃんみたいなギムレットに会いたい。
引退馬たちは養老牧場という、いわゆる老馬ホームで余生を送るのですが、養老牧場によっては一般人は立ち入り禁止です。
しかし、ギムレットの暮らしている牧場は一般開放しているとのこと。
こちらの牧場です。
Yogiboヴェルサイユリゾートファーム(以下ヴェルサイユファーム)。
岩崎美由紀会長と岩崎崇文社長が親子で経営している養老牧場です。
引退馬を支える活動をしているこちらの牧場のコンセプトに賛同し、Yogiboがサポートしているそうです。
場所は北海道の日高市。新千歳空港から車で1時間半くらいの距離でした。
これは会いに行くしかありません!
やってきた!
遂にやってきました!夢のヴェルサイユファーム!
馬とはいえど、かつての大スターに会えるわけです。
ちょっと緊張します。
いや、それにしても、
なんて清潔でおしゃれなんだ!
厩舎にシャンデリアなんて、美しすぎる。
ヴェルサイユファームは牧場の収益だけで馬の暮らしを賄うことをコンセプトにしており(寄付を含む)、牧場見学やグッズ販売に力を入れていらっしゃいます。
牧場全体がきれいに整備されていて、見学者が気持ちよく過ごせるように配慮されていると感じました。
進んでいきましょう!
まずは牧場のカフェで見学受付を済ませます(見学は無料)。
そしてここで牧場のマップと「あるもの」をゲット。
にんじん(300円)です。
こちらの牧場はふれあい牧場とは少し違い、馬ファーストが掲げられています。
そのため、おさわり、持ち込みの餌やりは禁止になっています。
その代わりに、カフェで馬たちのにんじんを購入し、おやつとして食べさせることができます。
よし!ギムレットに食べてもらおう!
あいつ、人気すぎる。
さっそくギムレットの放牧地へ。
しかし、ギムレットの周りには人だかりが。
午前11時くらいに行ったのですが、ギムレットの近くには常に見学者がいました。
ギムレットは牧場の中で一二を争う人気ぶり……いや、ダントツ一位だったな。
ギムレット待ちの列ができていて、少しも近づける気がしません。
にんじんという最強アイテムを持っているとしても、あいつに近づくことができないとは……
が、一瞬フリーに!
私はすかさずギムレットのところへ!
うおー!ギム爺〜!
ギムレットはとうもろこしが入った飼い葉を食べていました。
ギム爺!それより、私のにんじん食べてくれ!
ということで、にんじんをギムレットへ!
写真に撮れませんでしたが、無事ににんじんを食べてもらえました!
やった!
と、喜んでいたら、既に私の後ろには次の見学者が。
もっとにんじんをあげたい気はしましたが、人気なギムレットに私一人でにんじんをたくさんあげたら、ギムレットがおなかいっぱいになって他の人のにんじんを食べられなくなってしまうかもしれません。
ここはグッと我慢し、ギムレットの放牧地を後にしました。
他の馬たちともふれあいたい!
ヴェルサイユファームでは他にもたくさんの馬が暮らしています。
他の馬たちともふれあい、満足度の高い時間を過ごすことができました。
お別れの前に。
一通りお馬さんとふれあうことができました。
帰りましょう。
最後にギムレットを眺めていこうと思います。
すると、
見学者ゼロだ!
しかし、ギムレットは牧柵の遠い彼方に……。
いいのです。
ぼんやりと眺められればそれで幸せです。
おじいさんのギムレットがこうやって今、元気に過ごしているのを生で見ることができるだけで、とても満たされました。
が、
うお!ギム爺!
気がついたら目の前にいました。
こいつ、破壊神とか言われているくせに、かなり人懐っこいな。
周りに誰もいないことをいいことに、一通りギムレットに話しかけ、会話とも言えませんがコミュニケーションを取ることができました。
とても幸せです。
そして「にんじんもうないよ」って言ったら、すうっと歩いて行ってしまいました。
ギム爺頭いいな。
最後に「元気でね」と声をかけ、私はヴェルサイユファームを後にしました。
推し活サイコー!
今回の北海道旅行で、大好きなバンドのライブに行き、そして大好きな馬にも会えて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
心の栄養満タンです!
定期的に推し活はしていきたいですね。
推し活したらまた記事にしたいと思います。
それではこんなところで記事を締めたいと思います。
それではまた。
ちっち。