見出し画像

学校や職場の中にいながらも、周りを気にせず生きていけるようにするための方法を考えてみた

何を言われるか、思われるかを気にしすぎて
何も言えなくなる。

昔の自分がそうだった。


「正直に言ってくれればいいのに」

そう思って

親は子どもに
上司は部下に

そう言うけど

「そう簡単に言えるものじゃない」
というのもよくわかる


逆に
確かに正直に話してしまえば
それだけのことで終わることがほとんどなのも
今ならよくわかる

日々の中で
気もちが落ち込んで
自分で自滅してしまうことのほとんどは
こんなことだと思う

何が起こっていて
どうすればいいのか
ちょっと考えてみようと思う


穏やかに生きていくために


周りを気にせずに生きていけないのはなぜか

周りの目が気になるから

なぜ気になるかを言うと

いい評価をされたいから

悪い評価をされなたくないから

この二つ
ここでは
悪い評価をされたくない
に焦点を当ててみる

もうちょっと具体化してみると
嫌われたくない
変な人だと思われたくない
怒られたくない

と言った感じ。
だれでも思うこと。
別に普通。

だとすると
「周りを気にしながら生きていくことってそんなに悪いことじゃないんじゃない?」
この仮説が自然と出てくる。

実際どうなんだろ?


周りのことを気にして何をしているか

じゃあ
周りを気にしながら生きているとどうなるのか
を考えてみる

周りを気にしながら生きるとどんなことするかというと

自分より周りに合わせる
同調圧力に乗っかる
目立たないようにする
反論しない
自分が悪いと言うことにしてその場を収めうようとする
黙秘する

同じような意味合いのこともあるけど
だいたいこんな感じの行動をとると思う
自分もそうだったよなあって思う

こんな行動をした結果どうなるかというと

周りからいつ批判されるかを常に警戒する
どうせ自分が悪いと自己否定に逃げる
失敗回避のためにチャレンジそのものをしない


世間一般的にこれらの行動を評価すると

自主性、主体性がない
個性がない
意欲が感じられない

になるはず

教育や子育てが掲げている目標と真逆って感じですな


だったら
「周りを気にせず生きていけば、自分らしい生き方ができるはず」
っていう逆の仮説が誰でも思いつきます。

綺麗な言葉で並べられている教育目標や本のタイトルなんかは
そういったものだと思います。
その通り。全くもって正論です。
ここに裏も悪気もないはずです。誰も悪くありません。

でもなかなか上手くいかないのは周知の通り。

なんで今の問題を逆にしただけだと
上手くいかないのか

そこまで考えて
現実的に今この場から何ができるのか
を考えていかないと
何も変わらない気がします。


周りに合わせて生きることには、逆にメリットもあるかも

というか
メリットがあると考えないと辻褄が合わない

じゃあ
学校や組織で周りの同調圧力に合わせている人は
何を手に入れているのか

自分の周りで波風が立つのを回避すること
自分が批判にさらされないこと


自己否定も同じ
自分はどうしようもない悪い人間ですから
もうこれ以上自分を責めないでください
というメッセージを発しているだけ

つまり
周りに合わせることのメリットとは
「自分を守ること」
これに尽きると思います

生存本能と言い換えてもいいくらい
強烈な動機による行動だとも言えると思います

これをひっくり返すのは簡単ではない

もしできるとしたら
「自分の生存が脅かされない安全な環境」
これが大前提になる

と言うことが見えてきます

これは今までもずっと言われてきたこと
でもこんなの不自然でしょう
自然界で絶対に安全な環境なんて
あるはずない
言葉そのまままさに不自然w

安心安全の学校とか学力保障とか
掲げるのもよくわかりますが
絶対保障するは不可能です
できない約束はしないほうがいいっていうアレだと思います


話がそれましたが

自分を守る戦略として
周りに合わせてつまらない人間として生きるのは

今の社会ではそんなに悪い戦略とは言い切れないのでないか
そんな人がいても何も不思議じゃないし
むしろ自然だとすら思います



ありのままの自分いるって結構しんどいことだから、無理になろうとしなくてもいいんじゃない?


「自由でいることは結構しんどい」

前に本を読んでいて
とても納得したことです

みんながみんなしんどい選択をできる訳じゃない
それでもいいと思う

自分がしんどいなら

ありのままの自分とか
自由な生き方とか
周りのことを気にしないで生きるとか

無理にしなくてもいいと思う


周りのことを気にしてしまうことは

相手のことを考えられるとか
気配りとか
思いやりとかと
かなり近いんだし

悪いことばっかりでもない


何より自分を守ってるんだから
もし今自分がそうなってるんなら
今はそれでいいんだと思う



それでももし、それでも自分を変えたいと本当に思うのなら
方法はいっぱいある

例えばさっきの論理を組み替えればいい

「自分の生存が脅かされない安全な環境」
は不可能でも

「ある程度危険なこともあるけど、そこそこ安全」
くらいならできる


これくらいの環境下で生きていく逞しさを目指していくのもあり。

この話はまたの機会に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?