54.ローマ3:22c 差別はありません
ユダヤ人たちは、神の律法が託されたのは自分たちだと、律法を信じていることを誇っていました。しかし、彼らでさえも律法を守ることができず、神によって義とされることはできなかったのです。
ユダヤ人と異邦人の間に違いはない、すべての人が罪人であることは明らかです。他の国々はともかく、律法を託された国民でさえも、それができなかったわけですから。神の目に差別はないのです。
同じように、神はイエス・キリストを信じる信仰によって、ユダヤ人にも異邦人にも、ご自分の義を明らかにされました。ここでも何の差別もありません。
もちろん、神はすべての人に対して義であり、公正です。人間の義を証明するのは、もはや宗教活動の熱心さではありません。信じる者すべて、罪人は義とされるのです。
イエスへの信仰だけで義とされるので、人の血筋、能力、一切合切において何の差別もありません。
神の前に、人はすべて同じ立場に立っていると言えます。
考えてみましょう:正しく生きてきたと自負する人にとっては、そうではない人と同じ扱いを受けることに抵抗があるのではないでしょうか。あなたはどうですか。
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