42.ローマ3:1-2 ユダヤ民族への御言葉
一般的に、人は自分の民族が他より優れていると思い考えがちです。もちろん、実際にはそんなことはありませんが。だから、ある民族が優れているという話を聞くと、私たちは戸惑いを覚えてしまいます。
ユダヤ人は本当に他の国より優れているのでしょうか。
パウロは優れている点が "ある " と言い、その理由に "彼らは神のことばを委ねられました "と言っています。彼ら自身が優れている、というのではありませんでした。優れたものが神から与えられた、ということだったのです。
私たち自身、神の言葉を託すために神に召された「預言者」や「使徒」という人々の任務がどれほど重要であるか、あまりよく理解していません。だから、聖書の教えがよくわからないし、それを第一に尊重できないのだろうと思います。
私たちが聖書の言葉に聞き従わないのは、まさにその神性が理解できないからです。
でもさいわいに、神は、実に預言者や使徒を通して、ご自分の真理を私たちに明らかにすることを面倒とも、してもしょうがないなどとは考えなかったようです。
ユダヤ人だけにではなく、わたしたちに対しても。
そのような神にこそ栄光が帰せられるべきでしょう。
考えてみましょう:民族を分け隔てなく祝福を与えるはずの神がユダヤ人に先に祝福を与えたことはえこひいきだ、と思うのは正しいでしょうか。
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