「〇〇が好きだけど今は嫌いになった」構文の作り方

「〇〇が好きだった私が〇〇を嫌いになるまで」みたいや文章、たまに見るよね。でさ、なんか色々見てたら大体みんなおんなじ法則で書いてるのよね。なのでここに作り方を書いておこうと思った。よろしくおねがいします。


1.〇〇が大好きだった。と書く

ここでは〇〇を自分が好きだった(過去形なのが重要)こと、何時頃好きになったか、どのくらい好きだったか、そして〇〇の魅力等を書き、自分がそれにどれだけ影響を受けたかを書いておく。落とす前にできるだけ高く上げるのだ。

2.〇〇にどれだけお金と時間を使ったかを書く

ここでは自分がどれだけ〇〇に対して尽くしてきたかを書く。ここがながければ長いほど良い。〇〇がいるどんなとこにも行ったし、グッズも買った。布教用や保存用も買っておくとベスト。こうすることによって、「自分は〇〇の良客だったんだよ」とアピールできる。

3.〇〇が悪いことをしても味方だったアピールをしておく

〇〇が炎上しても自分は味方だった。〇〇の主張はその時の自分には当然のように思えたし、当時は△もあったからそこまで悪くないように思った。などと書いておく。この時炎上の内容にもふれておくと、「この時の自分は盲目だったんだよ」感が増して良い文章になる。

4.ここで〇〇が何かをする

これはどんな行動でも良い。とにかく自分はここが引っかかってるんだ。ということを全力でアピールする。具体的には

こんな感じで太字で改行する

そして文字数もこれくらいだ。〇〇の行為だけをシンプルに書く。するとまるで重大なことのように思えてくるぞ。

5.〇〇に違和感を覚える

太字の改行の後に、〇〇に違和感を覚え始めた。みたいなことを書いておく。ここで重要なのが、文体を変えることだ。1〜4の文章までは、自分なりに丁寧な文体で書こう。そしてここで崩すのだ。「あれ?なんで自分はこんなにひっかかってるんだろ?だってだって、自分は〇〇のこと、好きなはずなのに、おかしいよこんなの…。」みたいに。こうすることで「自分がいかにショックを受けたのか」をアピールできる。必要なのはアピールだ。

6.〇〇の全てに違和感を感じる

ここでは、〇〇の行為以降の全てを短文で羅列し、その全てに違和感を感じたと訴えていく。「一旦〇〇に違和感を感じると、その後の☓☓も、△△も、□□も、全てにひっかかりを覚えるようになった。」みたいに。

そしてここから重要。3で自分が許してきたことを否定するのだ。「すると、今まで気にもしてなかった〇〇の炎上も、とても醜いものに思えてきた」等と書けると良い。この時、〇〇が正義を持っていても気にしてはいけない。とにかく汚いものになってしまったと主張しよう。

7.自分を嫌いになる

ただ、〇〇を責めすぎてはいけない。ここで一旦自分も落としておく。〇〇を好きだった自分と嫌いになりそうな自分の間で揺れておこう。そして、そんな自分を卑下しよう。そうすることで読者に「本当はこの人もこんなこと書きたくないんだ」と思わせることができるぞ。さあ、あと一息だ。

8.自分がしてきた活動を否定する

「☓も△も□も全てむだだったんだ」というふうに、とにかくすべての行動が自分にとって無駄だったとアピールする。このとき、集めたグッズなども捨てているとなお良い。決してメルカリで売ってはいけない。捨てるのが良いのだ。「もう自分はお前の客ではない」感が出るといい。

9.〇〇を嫌いになる

ここはシンプルでいい。「こうして自分は、いつの間にか〇〇を嫌いになっていた。あんなに好きだったのに」と書いておこう。「他の人にとっては気にすることじゃないかもしれない」と加えておくと、繊細な自分をアピールして読者より上に立てるぞ。自分を卑下しながらマウントをとる高等テクニックだ。そして最後。

10.あくまで個人の感想だと言っておく

ここが最重要だ。〇〇にはファンがいる。その人たちにできるだけ叩かれないように、最大限のフォローをここでしておくのだ。自分が気にしすぎなのかもね。でもだめだったんだ。みたいな感じで。この文章のおかげで、例え叩かれたとしても叩いたほうが大人気ないのかも。みたいな雰囲気を出せるぞ!!


さあ、皆もお気持ちを表明したくなったらこの構成を意識して書いてみよう!レッツチャレンジだ!!熱い思いがこもった文章、期待してるぜ!!




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