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暇なので小さい頃の日記を今つけてみた12回目ファイアー

僕は黒糖ロシアパンが好きだ。黒糖の優しい甘みとフワフワのパン。そしてなにより大きくて食いでがある。パンの中で一番好きだ。万歳。

ということを祖父に語って聞かせてから今日でおよそ一年がたった。近所に住む祖父は毎週のように僕にロシアパンを食べさせてくる。恐らく僕は人類で一番ロシアパンを食べた人間であろう。長さで言うなら2キロメートルは食べている。パンをだ。

何が言いたいかというと、「もうとっくに飽きてるし何なら嫌いなので勘弁してほしい」のだ。黒糖の甘みで胸焼けするし噛みごたえの無いパンはイライラする。しかし祖父の好意を無碍にできない。なんと言えば穏便に断れるのだろう。

ということを母に相談すると、「別の好物を伝えればいいじゃない」と言われた。なるほど道理である。今度祖父の家に行ったらこんにゃくゼリーが好きだと伝えよう。あのプルプルの食感がたまらないのだ。楽しみだなあ。

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