暇なので小さい頃の日記を今つけてみる2

今日の道徳の授業は「給食のおばちゃんたちにお手紙を書く」だった。いつも美味しい給食を作ってくれるおばちゃんたちである。感謝の気持ちは当然持っている。心を込めて書こうと意気込んだ。

「どいなおきです。いつもおいしいきゅう食をありがとうございます。とてもおいしいです。これからも元気でおいしいきゅう食をつくってください。ありがとうございます」

中々気持ちをこめた文章が書けたと思い提出したが、担任の安藤きわ先生からは

「給食を作ってください?何を命令してるんだお前は。最低だな。書き直しなさい」

と言われ差し戻された。その後4度の書き直しを経て

「いつもありがとうございます」

の文章がおばちゃんへと提出された。僕の伝えたい言葉の2%ほどである。きわ先生は非常に怖い担任であったので言葉では反抗できなかったが、流石に目で睨みつけた。すると無言で頭を叩かれ、もみあげを思いっきり引っ張られた。理不尽である。他のみんなは一発オーケーだったのに。


道徳の時間に不道徳な人物から理不尽を学ぶ。中々に濃い一日であった。

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