iPhone SE2購入から10日経った感想

iPhone SE2が発売されてから約10日がたったわけだが、ここで一度感想を整理しておきたいと思う。

といっても前回のファーストインプレッションと大きく変わるところはないが、ちょっと変化を感じたのは次の3点

・バッテリーのもち
・液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの差
・カメラ性能

バッテリー

バッテリー持ちは、モデルチェンジする前がiPhone11Pro MAXという現行のiPhoneの中でも最長のロングバッテリーを実現している機種だったので、差を感じないということはないと思っていた。

しかし、同じ使い方をしてたら必ずガス欠するな…とは思っていたが、予想以上だった。これはアプリが進化したからなのか、自分のiPhoneにおける作業や使用感が単純に変化しただけなのかはイマイチはっきりしない部分ではあるが、1日ギリもつかな…といった感じ。

ディスプレイ

これこそSE2を買う前に1番懸念していたこと。

というのも、有機ELディスプレイという"黒を発色しないで再現する"という、いかにも目に優しそうな性能を11ProMAXで堪能していたからこそ、液晶ディスプレイに戻った時にどんな反応になるんだろうかと、ある意味で恐怖だった。

結果から言えばその懸念は杞憂で終わった。

単純に有機ELディスプレイがすごく綺麗なだけで、液晶がダメなわけではない。十分すぎるくらい綺麗だった。

ついでにいえば、サイズダウン（6.5→4.7インチ）したことで見え方や作業効率も変わってくるかなと思っていたが、そんなことはなかった。強いていえば、iPhoneでブログ執筆作業をそこまでやらなくなったことくらい。今までiPhoneで担っていたブログ記事作成作業は、iPad mini5というマシンで完結するようになった。

何でもiPhoneでやる！と一時期意気込んでいたので、寂しい気持ちがないわけではないが、何でもかんでも1台で済ますっていうのも、作業のメリハリがつかないこともあるので一長一短だなと思えるようになってきた。

カメラ性能

自分的には美的センスはゼロだと思っているし、実際カメラというのは記録を残せておけばいいという考えなので、スマホのカメラに大きな期待はしていなかった。

それもiPhone11Pro MAXのトリプルカメラで考えが変わることになるのだが、iPhoneSE2に変えてからというものの、シングルカメラってこんなに写真弱かったっけ？と思うくらい差があって衝撃的だった。

これがiPhone8やそれ以前のモデルからの乗り換えならそこまで気にならないだろう。むしろA13bionicによる画像処理性能向上で良くなっている。しかし、超望遠や光学2倍ズームなど、大したことないやと思っていたそれらの機能がなくなったことで、いざ写真を撮る時に「ああ、やっぱりシングルカメラってキッツイ」と思ってしまった。

正直にいえば、カメラだけのためにiPhone11ProやXSにしたくなる気持ちすらある。

なんだかんだでSE2は至高の名機である

ここまでやれバッテリーだ、やれディスプレイだ、やれカメラだと喚いてきたが、5万円ほどの価格で、これほどの機能を持ったiPhoneは今までになかったわけで。

しかもコロナウイルス問題でマスクが必須となってしまった現在では、顔認証（Face ID）より指紋認証（Touch ID）の方が便利なのは、次期OSアップデートで「マスクしているときはFace ID認証を飛ばしてパスコード画面にする」という機能を搭載しようとしている現状を見れば明らか。

Touch ID搭載機種で最新のチップを積んで、かつ安価。

これからiPhone11以降を買う人や、iPhone8以前からの買い替えを考えている人にとっては間違いなく選択肢に入るモデル。というか激烈に推したいくらい良モデル。

Face IDがダメなんじゃない、ただ時代に合わなくなっただけ。（ホントは両方搭載してくれるのが1番）

スピーカー音量や防水性能など、細かいところではまだまだ最新モデルと差があるのは当然。だけど、日常使いで、ハイスペックなことを求めないのであれば、少なくても現状ではSE2は最高のモデルと断言できる。