私とエレキギター①

私の趣味の中で一番長く続けているのがエレキギターです。小学校6年生の頃からですから、もう27,8年続けていることになります。

その割には未だに中級レベルなのがお恥ずかしい限りなんですが…。

ギターを始めたきっかけは、私が小学校6年の夏休みに母が、叔父からクラシックギターをもらってきたのが始まりです。

「兄ちゃんがピイにあげるってさ!」
と急に部屋の襖を開けて部屋にギターを置いていった光景をいまだによく覚えています。

中々にボロボロのギターでして、あちこち凹んでいて、裏を見るとヤッターマンのシールが貼ってあります。しかも本来なら6本のはずの弦も5本しか張ってありませんでした。

ですが、なんか凄くカッコよく見えましてね。
とりあえず抱えて歌番組で見た光景なんかを思い出して、当時幼稚園だった妹の前で「デローン♪ドローン♪」と不気味な響きをかき鳴らしてふざけていた記憶があります。

それからプールに行ったか、友達と遊びに行ったかは定かではないんですが、出かけて帰って来ると父が台所でギターを持って何かやっています。

「おお、ギターもらったんやってか?チューニング滅茶苦茶やで直してやるわ」

そう言って手に持ったU字型の棒を膝に軽く叩きつけ、その棒をギターにくっつけると「プ〜ン♪」と不思議な音が響きます。

どうやらその音を参考に「チューニング」という行為をするらしく、音を出してはペグ(糸巻き)をいじるのを繰り返し、最後の弦をチューニングし終えると『ジャーン!!』とコードを鳴らして
「ほら、できたぞ。一番下の弦は今度買ってきてやるわ」
とピイに渡してくれました。

「お父さんギター弾けるんだ?」
と聞くと、父の弟の方の叔父さんが一時期ギターにハマっていたらしく、その時に父も少しかじったとのことでした。そのU字型の棒も叔父さんが父にくれた物を取っておいたそうで、「やっと使える機会が来たな」と嬉しそうに笑っていました。

そしてギターは「チューニング」をしないといけない事、そしてそれにはU字型の棒の「音叉」という道具が必要な事、そしてどこを押さえると「ドレミファソラシド」が鳴るのかをその日の内に教えてもらったのでした。

それからしばらくは、音楽の教科書や習っていたエレクトーンの教本を見ながら曲のメロディーをなぞって弾いたりしていたのですが、すぐに飽きて部屋のオブジェと化してしまいます。

転機が訪れたのはその年の冬休みでした。
長くなったので続きますね(汗)


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