見出し画像

アシュン・ボシュン。インドごはんがくれた幸せ。




すっかり忘れてたインドごはんの好きなところ。

⁡突然伺うことになってしまっても大歓迎される。

玄関で大きく手を広げて家に迎えられて、

アシュン・ボシュン(どうぞ、座って)。

立派な椅子や、きれいな更紗や刺繍がされた布が敷かれたベッドに腰掛けられることを勧められる。

あまーいおやつとチャイでもてなされて、

話が通じようがなんだろうが、なんでも受け止めようとしてくれるからおしゃべりに花が咲く。

そこううしている間にどんどこお料理が運ばれてくる。

お皿の縁が見えないくらいに盛られたお料理をいただき、

「おいしい!」なんて言おうものなら、

「もう一つ食べて、もういっぱいどうぞ」って、

わんこそばみたいに、食べても減らないスパイラルに入るのです。



「もうお腹いっぱい!」とお皿を片手で覆っても「もう少し、もう少し!」が始まって、わんこそばは終わらない。

「NO!」と言えない僕は、ついついお皿を差し出してしまう。

そんなところから「NO!」をおぼえ始めたような気もするけれど、

もしまたご招待されるような機会があったら、

きっとお皿を差し出すと思う。




教訓

腹5分目くらいでギブアップ感を出していって3杯目あたりに「お腹いっぱい」を合わせる。

本当にダメなときはお皿を全身で覆う。


など、

教訓を持ち合わせていてもそんな教訓を活かせたことはない。




1杯目を盛り盛りにされてしまったときには、もう諦める。

2杯目がが1杯目より多く盛られることもよくあるので、そうなったときも諦める。

「もう食べれない」って言うと、ママが結構寂しそうな顔をするので、前日から空腹の極限のタイミングをお食事に合わせること。



食事を一緒にすることを喜ぶ、食事というのは人と人を結びつける大切なもの、自然体でいて全力でおもてなしする心、お腹の限界を超える度、実感するのです。


結局のところ、限界がどうということではなく、全部が嬉しいのです。




noteはじめたばかりの僕の記事に目を通してくださってありがとうございます。とても嬉しいです。

最後に、この記事になにかふわっとしたものを感じていただけたなら「スキ」をお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?