なにか

脚本家になりたい。26歳。

なにか

脚本家になりたい。26歳。

最近の記事

椎間板ヘルニア音頭

椎間板ヘルニアになりました。 腰が痛いとか、あまりこれまで感じてこなっかので、困惑しています。 明確に理由が分かっていて、家の床に三角座りして2時間映画を見たんです。その日から今までずっと腰が痛いです。 整形外科に行くと、MRI撮ってきてねと言われ、初めてMRIに入りました。すごい音がするけどびっくりしないでね、と言われていましたが、思ったよりすごい音で怖かったです。 最近幻聴みたいな、鳴ってない音楽が聴こえてくることがあって、うつのせいかなぁって言われてるんですが、MR

    • 無職を辞めて、働くのを辞めて

      助けてくれ~~~~~~~~~~~~~!!!!! と叫びたくなる冬。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 私は去年の5月から無職を満喫していたのだが、ある日ふと立ち寄った書店で、雷に打たれたかのように脳に言葉が浮かんだ。 「働きたい!!!!!!」 「社会に関わりたい!!」 「外の世界の繋がりが欲しい!!!」 ビビビと髪の毛が広がり、私は足早に家に帰りパートナーに告げた。 「私働く!」 実はその時福祉の力を利用し生きていくと決めていたそのあとだったので、パートナーも驚いていたが

      • Family

        父は今年歳を取らなかった。 来年からも、ずっとそうらしい。 死ぬとはそういうことらしい。 私は父の誕生日に薄いピンクの花束をあげた。 昔の写真で着てたピンクのシャツがよく似合ってると思ったからだ。 母と姉のいない時間を狙って花束を飾っておいた。 父は、柔らかなピンクが似合うような、優しい人だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 父の初盆ということで、流石に無視はできないだろうと思い、帰省した。 姉は信州にひとり旅行に行ったらしくいなかった。 母もやつれるどころか元気

        • 親と理解、そして他人

          母は36歳で私を産んだ。 私は今27歳で、未婚で子供もいない。 なので、母がどのように思って私を育てたのか私は未だ想像がつかない。 でも、なんとなく分かるのは、母は私と今のような関係性になるのは想像してなかったであろうことだ。 私は社交的で明るく皆から頼りにされている母が大好きだった。 母は、私を「お母さんに似てる」と言ってよく褒めた。 「お母さんに似てる」というのは最上級の誉め言葉だった。 母が、何を考えているのかよく分からない父の愚痴を言うのを家族で唯一聞いてあげられる

        椎間板ヘルニア音頭

          夢と現実の狭間

          夢の中の父はよく喋る。良い夢も悪い夢も両方出てくる。 夢の中で私はいつも父を心配している。寂しくないだろうか、火事を起こさないだろうか、バイクで事故しないだろうか。その心配が的中する夢もよく見る。 そうしてうなされながら目を覚ますと、私がいるのはパートナーの部屋で、父ももうこの世にいないのだった。 昔のバイト先での夢もよく見る。私はどうやらその仕事が大変好きだったようで、当時のスタッフも鮮明に夢に出てくる。夢の中で、私は時に怒られながらも大変な仕事をこなしている。そうだ、私

          夢と現実の狭間

          喪に服す

          最近のこと。 自分の中の喪が明けず、毎日夢に父親が出る。猫も出る。毎日、起きた時自分がどこにいるのか分からなくなる。もう4ヶ月も帰っていない実家にいる気がする。仕事が楽しい。夕方まで起きれない。睡眠薬がないと眠れない夜が多い。もう2月か、と1日に何度も驚く。部屋がすぐに汚くなる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 父が死んでから、毎日少しずつ悲しい。 悲しみというのは波のようにやってきて、やがて引いていくものかと思っていたが、悲しみは4ヶ月経った今も私の心の砂

          喪に服す

          父のロールキャベツ

          父の葬儀が終わった日、私はPUFFYを聴きながら京都へ帰った。 楽しい気持ちだったわけでも楽しくなりたかったわけでもない。ただ、そうでもしないと何かに呑み込まれそうだったのだ。 父は突然死んだ。持病があり、検死の結果もその持病のせいということだったが、私にとってはあまりにも突然だった。いつかそんな日が来るとは思っていたが、その日がそうだとは思わなかった。 私は今遅い反抗期のようなもので、ぬるっと家出みたいになっていた。父にも1ヶ月以上会っていなかった。父が最後に見た私は、

          父のロールキャベツ

          猫の幽霊が出た

          この間、夜寝れないでいると、ベッドの側から「みゃお」と声がした。 「あ、幽霊だ」と思った。 飼っていた猫の声にそっくりだったからだ。 -------------- 飼い猫は今年の四月に天国へ行った。 その時のことを今ここに書こうとしたが、あまりにも辛くどうにも書けなかった。 約17年も一緒にいた、私の大好きな家族だった。 私は最近ほとんど実家に帰らず京都にいるので、たまに帰った時にお線香をあげている。 この間帰った時、お線香をあげながら、なんとなく京都の家の住所を言

          猫の幽霊が出た

          人生のことと音楽のこと

          夏用のワンピースの生地を買ったのにまだ作っていない。 夏までに痩せるって思ってたのにまだそんなに痩せてない。 図書館で本借りてわざわざ延長までしたのにあんまり読めていない。 季節はあっという間に変わって、気づいたら夏になっていた。 夏というか、夏より大変な「何か」になっていた。 「いくらなんでも」と毎日思う。いくらなんでも暑すぎる。 何か書こうと思ったら、もう7月になってしまった。 今日絶対書くぞ、と思って書いている。さっきゴーヤチャンプルを作ってたら熱せられたごま油

          人生のことと音楽のこと

          シン・ウルトラマン for …?(シン・ウルトラマン批評)

          夜用の美容液を朝にも使っちゃうぐらいワクワクしてシン・ウルトラマンを観に行きました。 私は胎教がウルトラマンで、小さい頃はウルトラマンタロウやウルトラマンレオを繰り返し観ていた記憶があります。現実に現れてほしくないもの第1位はレオのプレッシャー星人です。めっちゃ怖いから。ゼットンより怖いから。 シン・ウルトラマン公開に備えて、彼氏(ウルトラマンファン歴23年)と一緒に初代ウルトラマンを全話見返して、そのクオリティの高さ、ワクワク感、話の面白さに打ちのめされたりもしました。

          シン・ウルトラマン for …?(シン・ウルトラマン批評)

          いつまで経っても眉毛がうまく描けない

          毎日描いてるのに、眉毛がうまく描けない。 自眉毛がしっかりしているから描かなくてもいいんじゃないかと思うけれど、なんとなく描いて、そして毎回うーんとなる。 なんかそんなことばっかだなぁと思う。いつまで経ってもできないことばかりだと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーー 掃除ができない。小さい頃からできなくて、26歳になってもできない。 掃除がなんたるかが分からない。昔から、「物の場所を決めてあげるんだよ」と言われたけれど、私には私なりの物の場所があるだけで、そのセオリー

          いつまで経っても眉毛がうまく描けない

          “美しいからぼくらは"

          暖かい春の日、バスの座席に座って窓から風を受けながら、カネコアヤノを聴いていたら衝撃で泣いてしまった。 ここ最近忘れかけていたことをカネコアヤノがそのまま歌っていて、カ、カネコアヤノ…!!!となってポロポロ泣いてしまった。 3月後半から4月にかけて、私は結構散々だった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 1月後半からアルバイトを始めて、2月中旬にお店がオープンして、毎日疲れて倒れるように眠る日々だった。思えばきちんと働くのはずいぶん久しぶりで、ヘトヘトだったけれど、「私

          “美しいからぼくらは"

          母のミシン

          私は母が苦手だ。 なんか怖いし。 母とは違う生き方をしたいと思っていたのだが、一つ、受け継いだものがあった。 かわいい服に弱いというところだ。 ーーーーーーーーーーーーーー 私が大学生の頃、母が子供服を買ってきたことがあった。 我が家どころか親戚中にも未就学児はいなかったのに、可愛らしいちっちゃなワンピースを2着買ってきた。 母に理由を聞くと、「あまりにもデザインが可愛くて買ってしまった」とのことだった。 我が家は全く裕福ではなく、余裕があるわけではないのだが

          母のミシン

          エポック

          髪を切った。ワンピースを作った。美味しいケーキを食べた。笑いすぎて顔が痛くなった。冬季うつがやってきた。大学の奨学金に落ちた。 奨学金、「受かるから絶対復学した方が良い!」って言われて復学したんだけどなぁ…休学除けば6年も学費納めた太客なのに…まぁでももし私が採用を決める立場だったら、こんな8回生は採用しないだろう。 そんなこんなで大学を辞めることになった。18歳で入学した私は、気づけば25歳になっていた。取れた単位は卒業に必要な単位の半分にも満たなかった。 ーーーーー

          エポック

          最近のこと

          「どうしてそんなこともできないの?」 そう言われたり、言わないにしろ目がそう言っている、そんな状況が苦手だった。 できない人間だとは思われたくなかった。できないと言えなかった。 ーーーーーーーーー 最近何をしていたかというと、ご飯をたらふく食べたり、揚げ物に挑戦したり、ウルトラマンを観たり、たまにバイトに行ったり、縄跳びをしたり、山に登ったりしている。 山登りをできるだけ避けてきた人生だったので、知らなかったのだが、山に登るとめっちゃ良いですよ。山の匂いがするから。

          最近のこと

          大学8回生だけどウルトラマンを作りたい

          ボケーっとしてたら8回生になっていた。 女で8回生ってあんま見ない気がする。みんなどこにいるんだろう。 8回生にもなると、流石に将来どうしようとか漠然と思う。すでに8回生なので、真面目に会社勤めとか出来なさそう。 となると、何か夢とか追いかけてみるか、と思った。 私の夢とは何か?自分に問いかけてみたところ、そうだ!ウルトラマンだ!と思った。 私とウルトラマン物心つく前からウルトラマンが好きだった。 どうやら4歳上の姉がモスラなどの特撮が好きで、親が昭和のウルトラマンをよく見

          大学8回生だけどウルトラマンを作りたい