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習慣の力

 こんにちは。

 今日は習慣の力の凄さについて書きたいと思います。

 マザーテレサの有名な言葉にこんな言葉がありますね。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから

 思考→言葉→行動→習慣→性格→運命、と様々なことが出てきてますね。この言葉の中にも習慣という言葉は出てきています。

 それだけ習慣というものは、私たちの人生に大きな影響力を持つものです。

 朝起きてから、夜寝るまでの時間の行動は、ほとんどが習慣化された行動だと思います。起きて、朝ごはんを食べて、学校や職場に行って、帰ったら夜ごはんを食べて、風呂入って、時間になると寝るという一連の生活リズムが身についていると思います。

 これらの残りの時間をどう過ごすかで、将来どうなるかが変わってきます。

1、習慣がいいか悪いかは自分自身で決める

 まず、大前提として、自分自身が毎日習慣的にこなしていることで自分がいいと思ってやっていれば、その習慣を続けてもいいと思いますし、改善したいと思うのであれあば改善する努力をするのがいいと思います。

 世間的にみると、いい習慣と悪い習慣があるような見方がありますが、良いか悪いかを決めるのは自分自身です。例えば、電車の中でスマホでゲームやっている時間は一般的に見れば無駄な時間に見られるでしょうが、本人がそのゲームで気を晴らすことができて、帰宅後の勉強などのやりたいことに集中できるのであれば、その習慣は本人にとってはいい習慣です。

 一方、電車の通勤や帰宅時間に本を読んだり、勉強するのは世間一般から見ていい習慣のように見えます。ただ、本人が、特にしたいわけでもなく、ただ電車の中で暇だからという理由だけで取り組んでいては内容が頭に入らないですし、ただでさえ首都圏の通勤帰宅ラッシュは混雑します。そんな集中できない中ただぼんやり読書や勉強をするくらいなら、電車内では座席を確保し寝て休息時間に当てた方がよっぽどいい習慣ではないでしょうか。もちろん、通勤帰宅時に集中できる人であれば読書や勉強するのは、とても有意義な時間の使い方でしょう。

 このように、時間の使い方は本人次第です。他人からとやかく言われることはないと思います。自分が満足できることを習慣にすればいいと思いますし、時にはゲームを楽しむ時間も大切だと思います。

2、なんとなくの習慣を改める

 とはいえ、特に目的もなくただぼんやりとスマホのゲームをしたりyahooニュースを読んで時間を無駄にしているという感覚が自分の中にあるのであれば、改めた方が今後の人生は充実するでしょう。

 まず、なんとなく何も考えずぼーっとしているのが時間の無駄だと感じるのであれば、自分自身の行動に目的を見出すことが必要だと思います。

 電車の中、人混みの中で会社の嫌なことを反芻するのであれば、今この瞬間に集中できることをするのがいいと思います。

 それは、スマホのゲームでもいいですし、小説を読んでもいいですし、好きな音楽を聴いて次のカラオケに活かそうでもいいと思います。とにかく、なんとなくただぼんやりと過ごす時間を減らすことがとても大切だと思います。

 特にすることがないので、あれば目を瞑って、電車の音や自分自身の呼吸に集中するのもいいストレス解消法になると思います。

3、集中する時間とリラックスする時間を分ける

 習慣というと自己研鑽にスポットが当てられがちだと個人的に思います。

 もちろん、仕事以外の時間に勉強をして自分自身のスキルを上げていくことはとても重要なことだと思います。ただ、起きてから寝るまでずーっと仕事や勉強で集中というのは少し考えたいところです

 人間には交感神経を副交感神経の2種類の自律神経があります。起きてから日中にかけて交感神経が有利になり、夕方から寝る前にかけては副交感神経がどんどん有利になっています。特に寝る前になると副交感神経が有利な状態になる必要があります。

 ただ、寝る前までパソコンの画面を見たり、ゲームなどの脳が興奮する状態のままだと副交感神経が有利な状態にならず、良質な睡眠を作るホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されます。結果的に寝付きが悪くなり、睡眠の質の低下を招きます。結果、睡眠不足の状態になり、翌日のパフォーマンスの低下を引き起こします。

 私自身も高校の頃は、深夜1時くらいまで勉強もしくはゲームをして朝6時には起床するも、慢性的な睡眠不足の状態になっており、授業中はよく居眠りしていました。夜遅くまで起きて勉強している(つもり)なのに、翌日の授業で居眠りしてしまうという本末転倒なことをしていました。これと同じことが社会人になっても起きている人は多いのではないでしょうか。睡眠負債という言葉が生まれたのもそういう社会的な背景があると思います。

 なので、良質な睡眠というのは仕事のパフォーマンスを上げる超重要な自己投資だと思います。なので、睡眠時間は最低6時間は確保し、寝る前はブルーライトなどの刺激物は避けるのが良いと思います。

 自分が寝る前にやっっていることは、メモ帳に今日1日の自分のやったことの振り返りです。3行用意し、1行目に今日自分ができたこと、2行目に自分ができなかったこと、3行目に明日取り組むことを書いています

 あと、明日取り組むことは別途付箋を用意してスマホに挟んで寝ています。こうするだけで翌日の目標を立てることができますし、ブルーライトも浴びませんから、寝つきもよくなると思います。

 寝る前になんとなくボーっと過ごしているなあ、と感じている人にとってはおすすめの方法です。

4、残業の習慣を改めるには

 日本の大きな社会問題、残業の多さ。

 欧米社会では、いかに勤務時間内でより多くの成果を上げることができるのかが評価の一つになっていますが、日本では残業が当たり前のようになっている会社も数多くあると思います。そういう会社に限って無駄な会議や出張が多いものです(今のコロナ禍で出張は減っていると思いますが)。

 残業が多い理由として1番多いのは人手不足と業務過多によるものが多いと思います。これは会社の問題なので自分一人ではどうにもなりません。

 方法としては、会社の環境を変えることか自分の仕事の方法にもっと改善できる点はないか考えるかの2択になるかとは思います。まともな休みも取れないブラック企業であれば退職して環境を変えるのがいいですし、今の会社で頑張るのであれば少しでも改善の努力はした方がいいと思います。

 1番良くないのは、愚痴しか言わず、今の仕事をなんとなくすること、会社にしがみつくことです。これは、これまでの私の働き過多ですが、こんな働き方をしていたら、スキルも身につきませんし、いざ転職というときに面接で自己PRや前職の成果を話すときに言葉が詰まってしまいます。

 私のこれまでの生活は、会社でなんとなく残業をして、今日も疲れたと思いながらも家では、お酒を飲んで酔い潰れて寝るというものでした。当然時間の無駄も大きいですし、このお酒を飲んでリラックスしているつもりになっていた時間をもっと有意義に支えていればという後悔があります。ただ、過去の時間に戻ることはできないので、今自分自身の生活のあり方を変えているところです。

5、まとめ

 以上、習慣に関する記事でした。習慣というのは、なかなか自分自身の生活の中に根付いているものでそう簡単に変えられることではありません。

 ただ、意識していれば変えていくことはできます。そのためにも、まず自分自身の時間の使い方を記録するのもいいと思います。他の記事でも書きましたが、改善のためにまずすることは現状の把握です。

 そして、時間の使い方を振り返り、改善していくところを改善していけばいいと思います。

 ポイントは一気に毎日の生活習慣を変えようとしないことです。まず、自分が自由に使える時間、土日や休日から変えていけばいいと思います。

 そして、慣れてきたら平日の習慣の改善もしていけばいいと思います。

 習慣というのは、日常の行動一つですから改善できればその効果は絶大です。私自身もNOTEを毎日記事を書く習慣も身につけたら記事を書かないと1日が終わらない感じになっています。

 この記事を読んでいる方が、自分の中で後悔するような習慣を一つでも改めようと思っていただければ幸いです。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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