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収入の範囲で生活することの大切さ

こんにちは。

今回の記事では、収入の範囲で生活することの大切さに着いて考えたいと思います。

昨今の物価上昇に対してなかなか上がらない賃金で苦しいという人も多いのではないでしょうか。

私自身もなかなか給料が上がらずに、食料品を初め物価が値段が上がったことで苦しくはなっています。ただ、それでも収入>支出の大前提は守っています。

この記事では、年収云々の前に収入の範囲内で生活すること力があるかどうかがまず大切ということを記事にします。

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則をご存知でしょうか。

仕事の法則(第一法則)とお金の法則(第二法則)がありますが、この記事で取り上げるのは、第二法則です。

第二法則:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

収入と支出の関係を表している法則で非常にわかりやすく共感できるものではないでしょうか。

収入が増えると資金に余裕ができますから、収入に比例する形で支出もどんどん膨れ上がってしまいます。

家、車、教育費、保険など収入の多さに胡座をかいてあれもこれも使いすぎるとあっという間に資金のリソースは枯渇してしまいます。

高収入の人ほど支出に無頓着な状態だとまずい

特に注意するべきは、高収入の人ではないでしょうか。

年収1000万で貯金がない世帯が1割程度いるという調査結果が出ています。

年収1000万となると余裕があると思い込んで住居、車、教育費など各種支出項目に対してワンランク上げてしまいがちです。俗にメタボ家計と呼ばれ、結果、気づいたら毎月の貯金ができていないという状況が出来上がります。

お金を使って社会を回しているという意味では優良な家庭かもしれません。ただ、さすがに毎月手取りで50万以上をもらっている中でそれらを全て使ってしまうという状況は将来も考えると不安が残るでしょう。

今の日本は、老後の社会保障に非常に不安が残っている状況です。それを考えると生活レベルを上げすぎるという状況は非常にまずいと言っていいでしょう。

一度上がってしまった生活レベルを下げるというのは、そう容易なことではありません。

高い収入があるというのは、それだけ他の人よりもアドバンテージがあるので、そのアドバンテージがある間に家計の改善が必要になってくるでしょう。

実家暮らしの貯金なしは危険信号

高収入以外にも実家暮らしで貯金ないというのも赤信号に近い黄色信号です。
実家暮らしだと生活にかかる費用はグッと下がります。

一人暮らしでは、食費、光熱費、住居費など実家暮らしでは、発生しない出費が発生します。
今の状況で貯金ができないというのは、親がいなくなったどうするの?というレベルでまずいです。

実家暮らしでは、収入+αの余裕資金が必要だと考えた方がいいでしょう。

収入>支出の管理は自立して生活していくための基本中の基本と言っていいでしょう。

収入額と支出額の把握

家計簿アプリを導入して日々記録

では、まず収入>支出の仕組みを作るために何から始めればいいのか。

まず、何はともあれ収入と支出の記録を行いましょう。

現状把握ができていないと何も始まりません。

まず、1ヶ月普通の感覚で生活して、収入と支出の記録をつけます。

そうすると収支金額と支出の内訳が整理されて出てくると思います。

もし、収支金額が赤字のときは、どこかの支出項目が多いと思われますから、その支出を改善していくという流れで進めていけばいいと思います。

私自身、車関連の費用と競馬などのギャンブル費用が非常に多かったです。実家暮らしにも関わらず、月10万円以上のお金を使っており、収入の30%程度しか貯金ができていませんでした。

このままずっと親を頼って生きていくつもりもありませんでしたし、改善が必要だと感じました。

今は、車も手放しましたし、競馬もほとんど賭けていません。

あらゆる項目を節約するというわけにはいきませんが、あれもこれも贅沢するとあっという間になくなってしまうのがお金でもあります。

まずは、現状を把握して、支出のポートフォリオを組んでみることが非常に大切なことではないでしょうか。

固定費を見直す

支出項目を見てどこから改善していいのかわからないという人は、まず毎月かかっている固定費から見直しをかけることが大事でしょう。

携帯の大手キャリアを格安キャリアに変更する、不要なサブスクリプションサービスや保険の見直しなど改善できる箇所はたくさんあると思います。

家計簿を記録しているとこの固定費が支出の多くを占めているのかがわかると思います。
固定費は一度手をつけてしまうと翌月からそのまま支出の減少に反映され、その効果はずっと続きます。

多くの本でも固定費の見直しから始めましょうとかいてあります。

浪費の見直し

そして、多くの本では浪費を見直しましょうともかいてあります。

収入以上の金額を使ってしまうような浪費は確かに改善する必要があります。

浪費が多いのであれば、当然改善する項目に入ります。
ただ、浪費をあまりにも改善しようとするあまり節約するのも考えものです。

貯金するためにあれもこれも我慢するというのはストレスも溜まりますし、必死に貯金に取り組んで死んだ時に一番お金持ちになっても仕方ないですから。

私も月に1回は旅行に出掛けていますし、気になる本は電子書籍や紙の本で近くの書店で購入しています。
収入の範囲内で浪費をコントロールする必要はあると思います。

基本的に収入>支出の仕組み化が大事なことなので、我慢しすぎて貯金病にならないように注意したいですね。

最後に

今、様々なモノの価格が上がっています。さらに税金や社会保障料も上がっています。

その一方で、なかなか給料は上がっていないのが現状でしょう。

そんな状況なので、巷では副業が流行っていますし、政府も副業を進めているのが現状です。

ただ、副業は時間もかかりますし、うまくいかないことも多いです。

物価上昇に対して、賃金が上がらない状況の中で増税に走る政府への批判も強まっています。
ミクロな経済視点で見ると家計、企業が苦しい状況の中で役割を果たす必要があるのが政府のはずですが、なかなか出口を見出せずにいます。

とはいえ、政府に不満ばかり言っても状況は良くなりません。

できるところから、改善していくことが必要になるでしょう。
そのためにできることは、自分でできる支出をコントロールすることがまず必要なことなのだろうかと思います。

固定費、変動費、浪費のバランスを考えて毎日、毎月の出費を管理していくことが重要だと感じます。

記事は以上になります。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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