Mリーグ残り2日間展望

こんにちは。

今日と明日で半年間続いたMリーグが終わりますね。残り2日間で終わってしまうと思うと非常に寂しい気もします。ただ、この2日間楽しみたいですね。

2日間が終わるとまた来シーズンへの新たな始まりですから。来シーズンはどうなるか、新たなチーム編成はどうなるかなど楽しみたいですね。

さて、残り2日間、4半荘は今シーズンの最終順位を占う大一番になります。

この記事では、各チームごとに残り4半荘を展望したいと思います。

1、セガサミーフェニックス　202.2pt

まず、現時点で首位に立っているセガサミーフェニックスについてです。

ファイナルシリーズは大魔神の系譜こと近藤誠一プロがトップで好スタートを切りました。その後も苦しい日がありながらも前回の魚谷侑未プロの逆転トップで再逆転を果たしました。

残り4半荘の初戦を任されたのはその魚谷プロ。個人的にMリーガーの女流プロの中でも攻守ともにバランスよく非常に参考にできるプロだと思います。

私の周りでも1番上手いと思う女性Mリーガーはと聞くと魚谷プロの名前を挙げる人は多いです。

前回の逆転トップはお見事でしたし、ラスト1枚しかないが掴んだらでそうな3索待ちで攻めたのは、魚谷プロらしいと言えるでしょう。オーラスでも大三元も見える手牌であっさり1枚しかない發を切ったのは、魚谷プロが最速マーメイドと言われる所以でしょう。

今日の1戦目も各チームのエース級のプロが揃っていますが、優勝に向けては非常に重要な1戦になるでしょう。

2019シーズンであと一歩届かなかった優勝に向けて期待が膨らみますね。

2、KADOKAWAサクラナイツ　157.6pt(44.6pt差)

続いて、首位のセガサミーフェニックスを僅差で追いかけるKASDOKAWAサクラナイツについてです。

セミファイナルまでチームを牽引した沢崎プロが離脱する中で3人でファイナルを頑張っている印象です。

3人しかいないというのは、やはり他のチームに比べて大きなハンデではあります。しかし、堀プロ、内川プロの安定感は健在ですし、岡田プロもセミファイナル以降は、らしさを取り戻している印象です。

全体的にトップを目指す攻撃型のチームだと思います。堀プロ、沢崎プロは言わずもがな、岡田プロも個人的には攻撃型だと思います。黙聴満貫以上の手でも迷わずに立直しますしね。

その攻撃チームの中でもバランス型なのは、内川プロでしょう。チームのエースとしてドラフト1位に指名されました。攻撃、守備、立直、鳴き、手牌の進め方など非常に参考になる打ち方だと思います。

このバランスのいいチーム編成こそが、3年連続でファイナル進出という結果を出していると思います。

今日は、堀プロの先発が発表されました。魚谷プロとの熾烈な順位争いが予想されます。これは非常に楽しみですね。堀プロらしくトップを追求していくのか、それとも優勝争いをしている魚谷プロとの順位を意識して打つのか非常に楽しみですね。

3年目にして初優勝なるか大注目です。

3位　渋谷ABEMAS 　49.7pt(152.5pt)

続いては、3位につけている渋谷ABEMASについてです。

渋谷ABEMASも全体的に守備型のバランスのいいチームだと思います。

エース多井隆晴プロをはじめ、松本プロ、白鳥プロ、日向プロも安定感抜群のうち手だと思います。

この中でセミファイナル、ファイナルで非常に苦しんでいるのがエース多井隆晴プロです。レギュラーシーズンでは4年連続で大きなプラスを叩き出しているMリーガーの中では、レジェンド的な存在だと思います。

今日は多井隆晴プロの先発が発表されました。藤田監督からの厚い信頼関係が感じられますね。ここまで来ると今日の初戦とシーズン最終戦は、多井プロでしょう。

この初戦でトップのフェニックスより上の着順になるのは優勝の前提条件ですし、トップは狙いたいところです。

ここで守備のバランス型の多いプロといえどもここはトップを狙ってくるでしょう。優勝に向けて非常に重要な1日になるので、どんな結果になるか注目ですね。

4位　KONAMI麻雀格闘倶楽部　-70.6pt(272.8pt)

最後に優勝に向けては、非常に厳しいポジションにいるKONAMI麻雀格闘倶楽部についてです。

セミファイナルは2位通過と順調でしたが、ファイナルは非常に厳しい戦いとなりました。

３連続ラスからのスタートで、トップも高宮プロの1回のみというのは、かなり厳しい結果と言えるでしょう。

正直、優勝に向けては絶望的な点差だと思います。ここから優勝するのであれば、4戦全て大きなトップになるくらいのミラクルを起こさない限りは難しいでしょう。

それでも去年は勝又プロがファイナル終盤で無双状態だったことを考えると決して0%ではないと思います。

今日は、大きなトップを期待されて寿人プロが先発に任されました。寿人プロの爆発力はこれまでのMリーグを見てもわかります。満貫以上の手でも臆せずにガンガン立直していくのは、見ていても気持ちいいですし、ファンも魔王の大トップを期待したいですね。

大トップといえば、Mリーグの中で105,500点という大トップの記録を保持している伊達プロもいますし、このチームの爆発力は未知のものがありますし、まず優勝目指して、厳しければ1つ上の順位を目指して打ってほしいですね。

まとめ

残り2日間は、本当に激しい麻雀になりますし、今日の先発メンバーはシーズン最終戦のメンバーと聞いても全くおかしくないです。

まず、今日の初戦を注目をしたいですね。

記事は以上になります。

残りの2日間を楽しみましょう。