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秋華賞回顧

こんにちは。

牝馬クラシック最終戦、秋華賞が終わりました。この記事ではその秋華賞のレース回顧をします。

その前に今日は東京競馬場でも注目のジャンプのJGⅡ東京ハイジャンプが行われました。オジュウチョウサンの復帰戦ですが、私は流石に勝利は厳しいと思っており、無事に完走してほしいとただそれだけを願っていました。最後のハードル障害を無事飛越した時は安堵しました。そして、最後までしっかりと伸びて3着に貼ったのは本当に立派だと思います。次走は、中山大障害に向かうのでしょうか。この馬は本当に障害で伝説を作った馬なので本当にただただ無事で現役生活を終えてほしいですね。

では、ここからは秋華賞の回顧を行います。

1、秋華賞レース前の雰囲気、西宮Sについて

秋華賞の前の雰囲気ですが、個人的に秋華賞と同じくらい注目していたのが、秋華賞の1つ前のレース西宮Sです。去年は、大原Sというレース名でしたが、秋華賞を除外されたレイパパレが圧勝した舞台です。

今年も素質馬ジェラルディーナ、秋華賞を除外されたタガのパッションが出走しておりどのようなレースをするのか非常に楽しみでした。

特にジェラルディーナは、母は牝馬三冠を含むGⅠ7勝している名牝ジェンティルドンナです。個人的に福永騎手がアンドヴァラナウトより期待しているように感じましたね。

これまでのGⅠ2連勝の内容が非常に強く3勝クラスの中でしかもオークス4着馬が出走している手強いメンバー相手にどんなレースをするか注目です。

対するタガノパッションは、秋華賞は3/4という抽選から漏れてしまい出走できなかったので、このレースでその雪辱を果たして賞金を積み上げたいですね。

レースは、タガノパッション、ジェラルディーナともに中団から追走しました。最後の直線で先に抜け出したのは、タガノパッションですが、それを目がけて大外から一気に差し切ったのはジェラルディーナ。勝ちタイムは、1.46.1、非常に強い勝ち方で先々が非常に楽しみになりましたね。この勝ち方を見ると秋華賞でもこの馬のパフォーマンスを見たかったですね。去年のレイパパレのように将来非常に有望な馬だと思います。このまま順調に成長していけば、春にはGⅠでも十分に戦える馬だと思います。

2着イズジョーノキセキ、3着タガのパッションもレースぶりを見ると3勝クラスはすぐに通過できそうですね。2頭とも牝馬限定の重賞であれば十分に戦える力があると思います。この2頭についても今後注目ですね。

さて、秋華賞についてです。レース前の馬体重を見た限りでは、大きな馬体重の増減もなく、関東馬も輸送に夜馬体大幅減もなく安心しました。

パドックの雰囲気です。ソダシのパドックの雰囲気は非常よく落ち着いておりおり歩様もしっかりしているのでこれは万全の状態でしょう。

アンドヴァラナウト、アールドヴィーヴルともにパドックの雰囲気は非常にいいですね。アナザーリリックも非常にパドックの雰囲気は良かったですね。

なんといっても良かったのは、ファインルージュ。追い切りは軽かったので、どうなんだろと思いましたが、歩様も非常に柔らかくパドックの雰囲気はソダシと同じくらいいいです。この雰囲気は抜群にいいですね。これは、好走の予感がします。

若干心配なのは、ユーバーレーベンとアカイトリノムスメ。オークスいらい久々の実戦で若干テンションが上がっているのでこれ以上上がってほしくないなと思いました。ただ周回を重ねるうちに徐々に落ち着いてきましたね。

2、秋華賞レース回顧

スタート直後、エイシンヒテンが逃げて、ソダシが2番手追走と予想通りの展開になりました。このソダシを目掛けて、アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、アンドヴァラナウトも好位追走をしましひた。一方で、ファインルージュは中団の外め、ユーバーレーベンはほぼ最後方待機でレースを進めました。

前半1000M通過は、1.01.2というスローペース。この時点でソダシ勝ったかもと思いましたが、結果的にソダシにとってはもう少しペースがながれて欲しかったかもしれませんね。

最後の直線に入るところで馬群は一気に縮まりました。早めに逃げるエイシンヒテンをソダシが捉えようとしますが、中々ソダシが伸びきれません。そんな中、馬場の真ん中外からアカイトリノムスメが一気に伸びて先頭に立ち、それをめがけてうちからアンドヴァラナウト、外からファインルージュが伸びてきました。

しかし、アカイトリノムスメの脚色は衰えることなく先頭でゴールを駆け抜けました。勝ちタイムは、2.01.2。アカイトリノムスメはこれで母のアパパネとの秋華賞親仔制覇となりました。

これは史上初の快挙だと思います。そして、4年連続でオークスからの直行馬が秋華賞を制するということになりました。国枝厩舎の仕上げはお見事ですが、前哨戦を使わずにGⅠレース直行というのは今後も続きそうですね。

2着のファインルージュも外から見事な末脚でした。この脚で負けたなら勝利したアカイトリノムスメを褒めるしかないと思います。

3着アンドヴァラナウトも夏から1戦ごとに成長していますね。正直いきなりG1は厳しいと思いましたが、この秋華賞の舞台で3着は十分に立派な成績だと思います。この馬も今後の成長が本当に楽しみですね。

厳しい結果となったのはソダシ。道中2番手追走で最後の直線で先頭に立つのはプラン通りだと思いますが、伸びきれませんでしたし、逃げたエイシンヒテンにも先着を許す形になりました。エイシンヒテンが調子が良く成長していることは確かですが、少し物足りない結果になりました。

ただ、白毛のアイドルホース。このままでは終われないでしょう。次走は、エリザベス女王杯かマイルCSかはわかりませんが巻き返しを期待したいですね。

以上レース回顧でした。

3、各馬ごとの回顧と今後の展望

1着 アカイトリノムスメ

今日はお見事なレースでした。道中はソダシを見る位置で好位をつけて、最後の直線ではソダシを交わしてからも脚色衰えることなくゴールを駆け抜けました。

追い切りの動きも非常に良かったですし、輸送も問題なくこなすことができたのが大きかったですね。パドックは最初テンションが高かったですが、その後はしっかりと落ち着きを取り戻し、レースに向かうことができました。

春は桜花賞4着、オークス2着の実績馬。この馬の魅力は本当に崩れない安定した末脚ですね。鋭い末脚は母のアパパネを思い起こさせますね。

次走は、エリザベス女王杯が有力だと思いますが、古馬牝馬相手にも十分に戦える力はありますし、レイパパレとの対決が今から本当に楽しみですね。

2着 ファインルージュ

2着のファインルージュも力は出し切りましたが、今回は勝った馬が強かったです。ルメール騎手、道中スローに惑わされることなく中団待機し、最後の直線ではこの馬自慢の末脚を発揮しました。

先に抜け出したアカイトリノムスメよりもゴール前の脚色は勝っていましたが、最後は届きませんでした。

ただ、紫苑Sの末脚をここでも発揮しましたし、次走どこを使うのかも注目ですね。エリザベス女王杯に向かうのかそれとも違うレースを使うのか。いずれにせよこの馬も今後のローテは非常に注目です。

3着 アンドヴァラナウト

3着はアンドヴァラナウト。着順は3着でしたが、レース内容は前走のローズSよりも非常に強い内容だと思います。道中は4番手を果敢に追走し、最後の直線は内を突いて伸びてきましたが、最後は実績馬に交わされての3着でした。

この馬も力を1戦ごと着実につけていますし、エリザベス女王杯に是非向かって古馬牝馬と対決してほしいですね。

4着 エイシンヒテン

逃げたエイシンヒテンは4着に粘りましたね。父のエイシンヒカリの粘り強さをこの馬も1戦ごとに身につけて非常に強くなっていますね。ソダシに交わされなかったのは何よりも強いですし、上位3頭に交わされても止まらなかったのは、非常に強いですね。

このまま問題なく使えれば重賞は勝てる力はあると思いますし、古馬牝馬になってからの活躍も非常に楽しみです。

7着 アールドヴィーヴル

アールドヴィーヴルも早めに動いて手応えはソダシより良かったのでこれはくるのではと思いましたが、最後は止まってしまいましたね。この馬も素質は非常に高いものを持っていると思うので、重賞を取ってもらいたいですね。

7着 アナザーリリック

アナザーリリックは穴馬として非常に期待していましたが、それでもいきなりの重賞挑戦で7着というのは頑張っていると思います。

走りを見るとマイルの方が良さそうですし、マイルCSは流石に相手が強いのでマイル付近の重賞もしくはLから勝ち上がって賞金を積み上げてほしいですね。

10着 ソダシ

ソダシにとっては苦しいレースになってしまいましたね。直線では、札幌記念で見せたような粘りの走りを見せることができず後退してしまいました。

ただ、どんな強い馬でも凡走するときはあります。この馬の力はこんなものじゃないですし、次走巻き返してほしいですね。個人的には、エリザベス女王杯よりも流れの早くてメンバーも手強いマイルCSに進んでほしいという思いもあります。

まず、今日の疲れをとって次走巻き返してほしいですね。

13着 ユーバーレーベン

オークス馬ユーバーレーベンはもっと苦しいレースになってしまいましたね。やはり。オークス以来ということで厳しかったと思います。次走エリザベス女王杯に向かうのか、それとも体制を立て直しに向かうか、オークス馬なのであまり無理してほしくない気持ちもあります。

なんとか、次走以降の巻き返しを期待したいですね。

以上各馬ごとに振り返りました。上位入線馬は、エリザベス女王杯でも非常に楽しみですね。

私自身も久しぶりに◉ー△で馬券を的中したので、この勢いで来週の菊花賞、再来週の天皇賞・秋も当てていきたいですね。

4、来週のレースについて

以上、本日行われた秋華賞について回顧しました。

来週は、クラシック最終戦の菊花賞が行われます。

菊花賞関連の記事もアップしていく予定なので、予想の参考にしていただければ幸いです。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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