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夜勤を感じて思うメリット、デメリット

こんにちは。

今日は、夜勤をやって感じるメリットとでデメリットについて記事にします。

夜勤というと健康に非常に悪い、長く続けるものではないという声を非常によく聞きます。

確かに健康にいいと感じたことは一度もないですし、生活リズムが大きく崩れることは事実ですから、人によっては無理という人もいるでしょう。

ただ、その分メリットもあるとは思うので、その点についても触れます。

夜勤のメリット

人の非活動時間帯なので業務的負担が少ない

夜勤のメリットはやはり業務負担の軽さでしょう。もちろん職種によってはこの限りではないでしょうが、大体の業種は当てはなります。

私の仕事、監視オペレータの仕事も夜勤は当然取引先企業の非活動時間帯ですから、動いているのは夜間処理のジョブやタスクなどのオンライン処理だけです。

監視端末のアラートは、人が処理したことによって検出されるものが多いので、日中帯よりも障害対応業務も少ないです。もちろん、夜間ですから何か障害があった時の対応は非常に大変なものになります。その辺りは後述します。

夜勤は、基本的に待機業務が多いので、睡眠調整失敗した時は仮眠を取ることも多いです。それくらい時間に余裕があります。時間に余裕を持って業務に臨むことができるというのも夜勤の魅力に一つです。

人間関係の負担も比較的軽い

夜勤は割増賃金を支払わなければいけませんし、上司もいませんから少人数で業務を回すことになります。

そうなると必然的に人が少なくなります(もちろん職種によりけりですが)。

私の仕事は、基本的には各直帯を1人で担当しているので、夜勤は上司もおらずに1人で勤務しています。なので、人間関係にとらわれることもなく自分のペースで仕事できます。気持ち的には非常に楽です。
日中の勤務は上司もいますし、取引先に問い合わせをすることもあります。
夜勤はトラブルさえ起きなければ、問い合わせ対応は基本的にないので、コミュ下手な自分としては夜勤の負担は軽いです。

朝の通勤ラッシュを避けることができる

ほとんどの人は朝から仕事が始まるので、朝の出勤ラッシュ、夕方からの帰宅ラッシュが非常に激しいです。
しかし、夜勤の方は、仕事のリズムが逆なので、このラッシュに巻き込まれることはありません。

特に都心部の通勤ラッシュは本当に激しいですから、そのラッシュに巻き込まれることなく逆方向の電車で帰宅できるというのは、夜勤の大きなメリットと言えるでしょう。

日中の時間帯がフリーなので、有効活用できる

日中勤務の方は、銀行や病院、郵便局、役所などに行く時は、上司に申し出て、許可を得る必要があります。

しかし、夜勤勤務の場合は日中時間帯は勤務時間外ですから、同僚や上司にも気を遣うことなく病院や役所などの施設に行くことができます。

日中の時間が自由というのは夜勤の大きなメリットでしょう。

夜勤のデメリット

夜勤のメリットを挙げた一方で当然夜勤のデメリットもあります。

睡眠が不規則になり、睡眠障害になりやすい

夜勤の大きなデメリットは、睡眠時間が不規則になり体調を崩しやすいところでしょう。

人間は、サーカディアンリズムの元で体内時計を調整して生活しています。太陽が出たところでセロトニンを分泌して、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されて睡眠につきます。

しかし、夜勤はこの生活リズムの逆となるので、当然生活リズムは崩れます。私自身、夜勤前に寝付けないこともありますし、なかなか夜寝る生活から仕事をする生活リズムに180℃転換するのは、非常に大変です。

夜勤を1年間経験した今でもたまに勤務中に眠気が出てくることがあります。

夜勤勤務を継続できるか否かはこの夜勤の生活リズムを身につけることができるかにかかっていると言っていいでしょう。
私自身は、帰宅後に朝ごはんを食べて風呂に入って、昼過ぎに2〜3時間、晩御飯後に3時間睡眠して夜勤に臨んでいます(ただ、なかなか眠れないこともあります。その時は、夜勤勤務中に仮眠をとることで調整しています)。

健康リスクの増加(癌、うつ病など)

そして、生活リズムが崩れるわけですから、健康リスクも当然増加することは避けられません。

ネットの記事や研究者の論文を見ても夜勤の健康リスクの増加は明らかのようです。10年以上夜勤を続けている人はそうでない人に比べて、生活習慣病や癌のリスクが増加するようです。

健康を大事にしたいという人は、夜勤という勤務体系は長く続けることは厳しいでしょう。夜勤のない職種への転職や配置転換を申し出ること必要になるでしょう。

トラブル時の対処が大変

記事の最初で夜勤は取引先との対応がなく、上司もいないので比較的精神的に楽ということを紹介しました。

しかし、それは平常時の場合で、夜勤勤務中にトラブルが発生したら、夜勤勤務者のみで対処(場合によっては、上司やお客様にエスカレーション)しないといけないため、非常に大変になります。夜中にトラブル対応を行うので、精神的負担は一気に増加します。

トラブル時の対応が非常に大変というのは夜勤勤務のデメリットの一つでしょう。

シフト制勤務の場合は休日に生活リズムを合わせないといけない

夜勤⇨日勤のようなシフト勤務の場合は、休日も生活リズムを調整しないといけないため、休日がまともに休めないというリスクもあります。

休日に生活リズムを調整しないといけませんから、ストレスも生じます。休日が生活リズム調整で大変というリスクを考えると夜勤勤務のデメリットと言えるでしょう。

最後に

夜勤は、合う人合わない人がはっきりと分かれます。

夜勤にも夜勤オンリーのような水商売やバーなどもあれば、看護師や介護士のような夜勤と日勤を繰り返すシフト制の職場もあるでしょう。1週間などのインターバルごとに日勤と夜勤を切り替えるシフト勤務もあるでしょう。

私自身は、日毎のシフト制で1年間勤務しています。休日を挟んで夜勤、日勤を繰り返します。

生活リズムが乱れることは必然ですから、その中でも体調管理が本当に大事になってきます。
ただ、夜勤は日勤と比較しても業務量少ないです。私の職場では、日勤と夜勤の業務量の比は、日勤5:夜勤1くらいです。

私自身、業務量の負担の少ない夜勤は好きですし、日勤より出勤前の気分は楽です。

ただ、前述した通り健康リスクはありますし、睡眠障害にもなりやすいですから万人にお勧めできる勤務体系ではないと思います。私自身もこの夜勤シフト勤務はずっと続ける勤務ではないと考えています。

4月から新年度で新社会人の方や夜勤の勤務に従事される方もたくさんいらっしゃると思います。この記事で紹介した点について夜勤の参考にしていただければ嬉しいです。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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